担当:奥山
【活動の様子】
HKさんとのいきものシリーズの学習は前回は「かたつむり」について学習したので、今回は「たぬき」について一緒に学びました。実はたぬきは23区内でもしぶとく生きているいきもので、最も目撃が多いのは杉並区などの情報を一緒に学びました。HKさんのいきものに対する興味はとてもつ強い様子で、Keynote教材をAir Dropでお渡ししたので、きっと復習されるのだろうと思います。
PPSスイッチを購入されたので、iPadタッチャーを使ってSwitch Box Invadersを紹介させていただきました。
投稿者: smilinghpj
Sunday 7 Sep. 2025 IA
活動記録:操作/コミュニケーション
本日の活動では、さまざまな遊具やICT教材を用いながら、視線による操作や手指の動き、因果関係の理解を中心に取り組みました。
- VOCA(あいさつ)
左手の指でスイッチを押し、あいさつの音声を再生しました。安定した操作で、スイッチONのタイミングも自分で取ることができました。 - 視線入力(因果関係の理解・目的的操作)
4つのポイントを順調にクリアしました。以前から画面右上の黄色い顔マーク付近に視線が集中する傾向があったため、紙で部分的に隠して対応しました。次回は紺色の紙で試してみる予定です。
ハロウィンアプリでは、右側2枚の画像を中心に視線が定まり、試行を重ねるごとに右3枚から一番左までと、視覚定位の範囲が広がっていきました。車のアプリでは、玉転がしの場面よりも範囲は狭いものの、右方向への定位が安定していました。描画アプリでは、描き始めに左手が自然に動き、画面全体を使って広く塗る様子が見られました。 - チェーン引き(太・細)
左手の指にチェーンをかけて実施しました。大人が角度や圧を調整することで、操作性が向上しました。右手はゴムで固定し、安定した形での操作を促しました。 - カバサ・糸巻き(操作経験の拡大)
ガイドによって手指の開きがスムーズに見られました。大人が角度や距離を調整し、手指の重みも加わることで、しっかりとした回転の動きが生まれました。 - 玉落とし(因果関係・方向性)
1個の玉落としでは、左手を玉に沿わせるとわずかに動きが出て玉が落ちました。3個の玉落としでは、右から左へと順に落とす動きを確認できました。 - スライドスイッチ+音楽(方向性)
5mm程度の小さな動きから始め、次に1cmのスライドに挑戦しました。十分に待つことで、動きの安定と操作意欲の高まりが見られました。 - 凸文字「と」(文字学習)
ガイドのもとで凸文字をなぞり、その後、手のひらにも文字を書きました。なぞる際には、わずかに方向性を意識した動きが確認されました。 - スライドスイッチ+VOCA接続(あいさつ) スライドスイッチとVOCAを接続し、運動的な負荷を軽減した状態でON操作を行いました。少ない力でも確実に操作でき、最後まで集中して取り組むことができました。

Sunday 5 Sep. 2025 FK
活動記録:目と手の協応/文字/スイッチ操作
担当:松本
◾️活動の様子
・目と手の協応
テーブルを外し、肘を後ろに引ける姿勢で「ボコボコチェーン」に取り組みました。最初は左右それぞれの手で交互に行い、その後、片方の手でリングを持ち、もう一方の手でチェーンを握る形でも行いました。チェーンを引く際には、手首をしっかり使って引き抜く動作が見られました。
続いて、机をつけて「ボコボコチェーンミニ」を両手にセットすると、両手を広げながら何度も自分でチェーンを引っ張る姿が見られました。
平面に埋め込んだカバサでは、右手をカバサの上に置き、左手の近くにウインドチャイムを設置しました。今日も、手を自分の身体の方へ引く動き(肘の屈曲)はとても上手でした。そこで、押す動き(肘の伸展)の練習も一緒に行いました。最初は真剣な表情でしたが、途中から笑顔になり、左手側のトーンチャイムも揺らして鳴らすようになりました。
さらに、前後に倒れるように動く「立体ボコボコレバー」でも同様の動きを練習しました。何度か繰り返すうちに、自分で肘を伸ばしてレバーを手前から奥へ動かすことができました。動かした直後に深く息を吐いていたことから、集中して力を使っていたことが伝わってきました。
・文字学習
文字盤を使って本日練習する文字を選び、「凸文字なぞり」→「手のひらに書く」→「メッセージボードに書く」という順で行いました。
今日も「た」行を選び、「た・ち・つ・て・と」と指を滑らせていくと、「と」のところで力が入りました。確認すると、顔を動かして「それで合ってる」という合図をしてくれました。「なんで『と』なのかな?」と尋ねると、「泊まるの『と』?」という言葉にまた同じように顔を動かしました。お母様に確認すると、今度レスパイトに入る予定とのことでした。「よく伝わったね」とフィードバックすると、嬉しそうにいつものように練習を続けました。
・スイッチ操作
iPadの操作をスライドスイッチで行いました。奥山支援員の9月の音楽情報を、手前に引く動きでスライドを進めました。このとき、振動スピーカーを使用し、先ほどと同じようにウインドチャイムを設置しました。
今日は、音楽をよく聴いてリズムを確かめてからチャイムを鳴らすことが多く見られました。お母様からも「今日はいつもより画面をよく見ていた」とお話がありました。最後は満足そうな表情で、スライドスイッチを操作してステップバイステップを使い、終わりのあいさつをして活動を終えました。

Saturday 4 Oct. 2025 OK
園芸
担当:矢作
■活動の様子
前回種まきをした野菜の芽が全種類しっかり出ていました。毎日の水やりの成果です。「ありがとう」とお伝えすると、得意げな笑顔のKさん。
お母さまも「芽が出て伸びていくのが毎日楽しみで」とおっしゃってくださいました。
苗たちを植え替えるために、まずは枝豆を育てていたプランターの古い土に、腐葉土、赤玉土、堆肥を混ぜて再生します。Kさんと「うんとこしょ! どっこいしょ!」と声を掛け合いながら、ようく混ぜてもらいました。
2つのプランターを混ぜるのにたくさん頑張ってもらったので、疲れもあり、同じ作業が続いて少し飽きてしまったようです。プログラムの組み立てを工夫すべきと自省しました。休憩しながら、ニンジン、ブロッコリー、かぶの苗を植え込みました。
大根はかなり大きく伸びて、本葉が何枚も出ていました。ハサミを上手に使って間引きをしてもらい、土を足しました。
植え替え終了後は、芝の髪の毛がふさふさ伸びた「なみちゃん2号」のヘアカットをしました。ハサミで後頭部は刈り上げにし、トップを整えてからリボンで結わえました。Kさんオリジナルのデザインカットでますます可愛くなった「なみちゃん2号」に満足そうでした。

Sunday 7 Sep. 2025 NM
活動記録:操作/コミュニケーション
担当:小山
本日の活動では、さまざまな遊具や教材を通して、手の動きや選択行動、コミュニケーションの広がりを観察しました。
- VOCA(ステップバイステップ:あいさつ)
活動の始まりに使用しました。ボタンを押す動作にも慣れ、あいさつの場面での反応が安定してきています。 - スケジュール提示(黒地・白文字・写真カード)
初めてスケジュールカードを紹介しました。5枚×2セットを提示し、カードに手を伸ばす様子が見られました。活動終了後には、カードの端を両面テープにつけてはがす動作が上達しました。以降は「終了BOX」とカードはがしを組み合わせて、活動の終点をわかりやすく提示しています。 - 丸写真カルタ(1/2選択)
見比べる動作は見られるものの、定位はまだあいまいで、関心が薄れると左前方を見ていることが多くありました。 - カバサ・たいこ(写真・実物提示)
提示されたものを明確に選択できていました。太鼓では左右でたたき方に違いがあり、左手はてのひらで強く、右手は指先で軽快にたたいていました。 - 太チェーン引き
左右の手を使って力強く引ききると、自発的に左右交互にたぐり寄せる動きが見られました。 - 半円回転バー
左側から中央付近までの回転操作ができ、連続した動きも少しずつ見られました。 - スライドチェーン+取手
取手に親指がかかり、三指でしっかり握る形になりました。大人が軽く戻すと、その動きを受けて連続的に引く動作を続けていました。 - スライディング教材(方向性の理解)
左から右へ向かう動きを、大人の部分的なガイドにより行っていました。方向の変化に対する意識が高まってきています。 - 筒抜き(空間関係・握る→引く)
軸が見えているときは筒をしっかり握り、軸が見えないときはためらいながらも引く動作が見られました。力を入れて前方に引く中で、方向への気づきが感じられました。 - VOCA(ステップバイステップ:あいさつ)
活動の終わりにも使用しました。押すタイミングがより安定し、活動の締めくくりとしての「あいさつ」が自然にできるようになっています。

Friday 20 Sep. 2025 HT
音楽
担当:石橋
■活動の様子
久しぶりに会うTさんは少し体が大きくなって、表情も大人っぽくな
ご挨拶をして早速、リクエストされていたTさんのお気に入りの「ハ
そういえば最初の頃は、よく鍵盤の下にもぐって音を聴いていたことを思い出しました。そこで、ちょっと賑やかなリズムのある曲をと、「五匹のこぶたと
ずっと聴いてくれていたようなのですが、「そろそろ弾いてみる?」
もう一度、「ハロードリー」を弾いてみると、ご機嫌の時に出るフ
何度も何度も繰り返すうちに、ついにTさんがピロッ、チョロッと鍵盤に触れて音が出てきました。
「あ、音が出て来たね。いいね!」と言うと、すぐにまた椅子を降
いつものようにTさんが自分でボタンを押しながら、初めは音色が決
これは、今までもよくありましたが、今回はオルガンのように伸びる
私がクリスマスソングを弾き出すと、またジッと聴きながら何かを
そのうち鍵盤の上にチョロッと手を乗せて、少しづつ遠慮がちに音
そして鍵盤に手を置きながら顔だけをこちらに向けて、「どう?こ
音数は少ないけれど、決して邪魔をする音ではなく、Tさんなりに選
時間が空いてしまったけれど、前回思いがけずに一緒にセッション
いろんなクリスマスソングを歌って、そろそろ終わろうとした時、
最後に、「ピンクパンサー」のテーマを弾いて欲しいとリクエスト

Saturday 21 Sep. 2025 OK
目と手の協応/数量概念/平仮名/プリント学習/コミュニケーシ
担当:谷田部
■活動の様子
こちらの都合で久しぶりの学びサポートになりました。前回より、
いしけりの穴落しをウォーミングアップでやりました。滑らかに手
次に円盤型はめをやりました。3つの穴の真ん中と左右に円盤を置
次に、木製パズルをやりました。2分割4分割は、間違わずに早く
途中でiPadのフォークソングの動画を見たり、メール読みあ
前回は作業所に友達が来なくなり元気を無くしていました。勉強は

Saturday 6 Sep. 2025 OK
園芸
担当:矢作
■活動の様子
まずは観察から。
稲の花が咲きました! 緑の穂の一粒一粒に小さな花が咲いているのを一緒に確認しました。数日前に初めて咲いたとのメール連絡を写真付きでご本人からいただいており、毎日水やりのお世話をしてくれているからこそ、変化に気づいて喜んでくださっていると感じました。
枝豆も数回収穫できたとのこと、メール連絡いただいていました。あと数粒まだ収穫できそうです。
夏野菜はそろそろ終わりなので、秋冬野菜の準備です。大根、人参、ブロッコリー、赤かぶの4種類をまきました。ブロッコリーと赤かぶは枝豆の時と同様に新聞紙のエコポットにまきました。新聞紙を上手に空き缶に巻きつけることができました。人参は牛乳パック、大根は土の袋を利用して育てます。それぞれ土を用意し、4種類の種の違いを観察しながら、小さな種をやさしくまくことができました。大根の袋に水はけのための穴を開けるのも、竹串を上手に使うことができました。
後半は芝の種を用いるクラフトです。靴下に種と土を入れ、顔のパーツやお洋服の飾り、腕も付けて、芝坊やを作りました。ちょうどお母様が作られたお人形「なみちゃん」があり、芝坊やは「なみちゃん2号」と命名されました。2人一緒に可愛がってもらえそうです。
「楽しかった」とはっきり伝えてくれたKさん。たくさんの種まきに集中をほとんど切らさず取り組むことができました。

Saturday 6 Sep. 2025 FK
目と手の協応/文字/スイッチ操作
担当:松本
いつものように訪問PTさんの後で、リラックスしていて覚醒も良く集中して課題に取り組むことができました。
◾️活動の様子
・目と手の協応:テーブルを取って肘を後ろに引ける状態でボコボコチェーンから取り組みました。左右の手片方ずつ取り組んだ後に、片方の手にリングもう片方はチェーンを握るという両手を使う形でも行いました。肘の動きよりも手首の動きで引いている場面が多かったです。次に机をつけてボコボコチェーンミニを両手にセットすると、両手を広げながら何回か自分でチェーンを引っ張っていました。続いて平面に埋め込んだカバサでは、右手をカバサの上に置き、左手近くにウインドチャイムを設置しました。手を自分の身体の方へ引きながら鳴らす動き(肘の屈曲)は上手だったので、押す動き(伸展)の練習を一緒にしました。肘が伸びる方向に介助すると何回か自分でも肘を伸ばし手を押し出すようにかばさを鳴らす場面がありました。平面埋め込み回転ドラムや前後に倒れるように動く立体ボコボコレバーでも同じ動きを練習しました。途中何回か押す動きを誘発することができました。
・文字学習:文字盤で本日練習する文字を選んで、凸文字なぞり→手のひらに書く→メッセージボードに書くの順で行いました。
今日は「た」行を選びました。た行の時のいつもよりハッキリ指先の力を入れて選んだことを伝えていました。なぜた行を選んだのかはハッキリとはわからなかったのですが、凸文字をなぞる時の指運びは、指先の調節を上手くしていました。
・スイッチ操作:iPadの操作をスライドスイッチで行いました。奥山支援員の9月の音楽情報を手まえに引く動きでスライドを進めました。振動スピーカーを使用しました。先ほどと同じようにカバサとウインドチャイムを設置して曲と一緒に演奏するようにしたら、左手でも何回もチャイムを鳴らしていました。
HANAの新曲を気に入って笑顔を見せ、特にMrs. GREEN APPLEの「ライラック」の際にはさらに表情が明るくなり、好みを伝えていました。家庭ではあまり聴かないとのことでしたが、通所施設でよく流れている可能性があるとのことでした。聴く機会が増えることでお気に入りの曲が広がり、音楽的生活の幅が広がったことが良かったです。

Sunday 31 August 2025 SY
報告書
日付:2025年8月31日
担当:松本
テーマ:目と手の協応/数量/書字
全体の様子
前夜よく眠れたようで覚醒が良好でした。活動の中で、自ら量や数の関係を発見しながら学ぶ姿が印象的でした。
活動の様子
1.目と手の協応
- ボコボコチェーン
近況報告をしながら、左右の手を交互に使ってゆっくりと引っ張りました。チェーンを戻す際には、左右の指を器用に協応させながら粒を連続的に穴へ押し込んでいました。 - ボコボコ蛇腹
両手で広げた後、部分ごとに蛇腹をたたみ、両手の指先を協応させながら元へ戻していました。 - ネジ回し
ネジを戻す操作を一人で完了できました。 - 円柱差し
台を渡すと「すぐに5だ」と数に言及。その後も他の台の穴の数を直感的に言い当て、従来のように指で数えることなく正答していました。量と数の結びつきが一層明確になった印象を受けました。
さらに「3」の台では、配列の異なる「3」や他教材の「3」を並べて確認し、既知のことを改めて楽しそうに確かめていました。この「予測の確かめ」が新たな発見と同様に高揚感をもたらすことが観察されました。
2.数量
- 数の棒による活動
「2の棒が枠にいくつ入るか」など予想と実際を確かめる課題で、見立ての精度が向上していました。 - 合成・分解の活動
5や10までの合成・分解では、試行錯誤しながら正解を導き出していました。 - 位取りの拡張
「11もやりたい」という希望から、数の棒を用いて300まで位取りを行いました。途中で「81から82」「91への変化」などを10の棒・1の棒の選択課題としながら進めました。その後、100のまとまりを手で重ねて500~1000を数え上げました。100が積み重なり1000になるイメージを形成したようで、自ら繰り返し確認していました。
3.書字
- 凸文字のなぞり
学校時代の友人の名前を立体コピーで作った凸文字をなぞりました。なぞりの動作は安定しており、介助はほとんど不要でした。 - ひらがなの書字
A4用紙を6分割したマスにひらがなを書きました。こちらも介助量は少なく、安定して運筆できていました。
まとめ
本日は、量と数の関係を直感的に理解する様子が特に印象的でした。また、予測を確かめる過程そのものが学習意欲を高めており、主体的に楽しみながら取り組んでいました。目と手の協応や書字も安定しており、着実な成長が実感されました。
