Saturday 5 Apr. 2025 MH

操作/コミュニケーション

遊具・教材(目的):子どもの様子

<コミュニケーション>

・VOCA①8キー (あいさつ):キーへの明確な定位はなく、偶然触れるor周辺視様の操作でONになりました。

・VOCA②ミニマック(1/2選択):いちご写真を載せたVOCAへの定位は向上していまいた。

<操作>

・カバサ(方向性のある操作):注目は向上し、目と手の協応が促されました。

・リングチェーン引き(方向性のある操作):手指の曲げ伸ばしによる操作が主でした。

・レーンチェーン引き(方向性のある操作):肘の動きは少しずつ出ました。

・糸車(肘の動きを促す):糸車の位置を右方やや後方にすることで、自発的な探索時に肘を曲げる動きが出ました。

・3玉落とし横/縦/家紋(連続的な操作):右から順に3玉を連続的に落としました。順序性が向上し、手元から順に上方へ落としていました。2玉の穴への探索に時間を要しながらも3玉落としました。

・新教材ハードル型バー/T字バー/きのこバー(操作体験/方向性のある動き/把持の持続):触覚体験>操作 回す、触れる↑などしながらバーを引く動きが出てきました。ガイドや教材の角度調整などにより操作体験を促しました。微細な溝などを指先で触ることが多かったです。

・新教材:改良回転ハンドル小/大(連続的な操作):2時から5時への動き-から+へ。小も大も本児のモチベーションは薄い印象。始点はあるものの終点のあいまいさや達成感の持ちにくさを感じました。

・入れ子型円柱(抜く):抜く動きが出ると同時に、教材に生じた段差に気付きその部分に触覚的にフォーカスしていました。抜くという操作(行為)に移行しにくかったです。

Saturday 5 Apr. 2025 TS

操作/コミュニケーション

・遊具・教材(目的):子どもの様子

<コミュニケーション>

・VOCA8キー(VOCAによる表現):中学部入学をテーマにした会話「部活」「勉強」「新しい先生」「ここにはない」に該当する手書きシンボルを提示しました。8キーのうち4キーに載せた状態で、Q「中学生になって楽しみなことは?」に対し、「部活」と「勉強」と答えました。

・ペンと紙(ひらがなの構成→書字へ変更):VOCAにて名前の構成課題を行おうとペンを出すと、すぐにリーチして書く意欲をみせました。左手屈曲位にてガイドで書きました。書見台の角度を調整すると、特に「さ」は、方向性が向上しました。

<操作>

・持ち手つきチェーン(右手の積極的使用):右手を持ち手にかけての左手試行、左手を持ち手にかけての右手試行の両方を実施。持ち手から手を抜く動きが前回よりもスムーズで、操作イメージ、ボディイメージが向上している様子でした。

・埋め込みカバサ/埋め込み糸車/T字バー(2方向を意識した操作):右手指が糸車を越えることに苦労していましたが、意欲は向上。前方に倒し→垂直に抜く、という2方向の操作についてほぼ連続的に行っていました。

・新教材ハードル型バー(グラスプを促す):正面の横バー、縦のバーどちらもよく操作に使用して引いていました。くり返し行うと、◎次第に親指が横バーにかかるようになました。

・回転バー(半回転の連続的操作):①12時から右回りで5時まで+②左方9時から右回りで5時まで+③4時から正中下方をやや苦労しつつ左方向へ切り替え8時まで操作していました。

・円柱入れ(操作性の向上):細い方をやっていたら、太い方の方を指差し選択しました。ここまで、はっきり取り組みたい教材を伝えるのは初めてでした。