Tuesday 18 June 2024 FKK

美術

担当:三輪ゆうこ

■活動の様子

  朝から雨の日、よく眠っているK子さんにご挨拶、少し顔を動かしているのでこちらの様子に気づいてくれてるようです。
初めに、障子紙でてるてる坊主を作りました。いつもよく動く左手で紙を丸めて握ってもらいました。その後紙を広げてボードに固定し、左手でクレヨンを持って何色か色をつけます。芯になる紙も丸めてもらい、紙紐で結んでてるてる坊主をつくりました。顔の部分に用意した嵐の大野くんの写真を貼るのに、2つの写真を選んでもらう段になって目をしっかり閉じて眠ってしまい、ヘルパーさんと相談して決めて貼りました。

 その後、少し目をひらいてきたので、いつもの塗り絵。洋服の部分の広いブルーも、左手でも右手でもしっかり握って塗れました。
 その後、「次回はなにわ男子のメンバーの塗り絵にしよう」と、写真を見ながら相談しました。K子さん、もう嵐は卒業したみたいです。「次回からはなにわ男子のメンバーの塗り絵を用意するね」と話すと、目をぱっちりと開けて嬉しそうでした。

Sunday 2 June 2024 FKK

目と手の協応/文字/スイッチ操作

担当:松本

■活動の様子

・目と手の協応:ボコボコチェーンリングからスタート。左手がよく動いている様子だったので、リングを握るように提示すると、肘を曲げ自分の身体の方へ引っ張る動きでチェーンを引き抜いていました。最近ボトックスをしたということで効果が表れている様子でした。カバサと糸車は両手で取り組みました。両方ともチェーンと同じように肘を曲げ自分の身体の方へ引っ張る動きで、取り組んでいました。手がよく開き、指先が伸びていました。玉落としは、内側に面を引っ掻くように滑らす手の動きで球を落としていました。外に行く動きのバリエーションも使えると良いと思われるので、介助しながら少し練習しました。内側外側両方を上手く組み合わせて、場面に応じて球を落としていける様になれたら良いです。玉落としは、内側に面を引っ掻くように滑らす手の動きで球を落としていました。外に行く動きのバリエーションも使えると良いと思われるので、介助しながら少し練習しました。内側外側両方を上手く組み合わせて、場面に応じて球を落としていける様になれたら良いです。スライディングブロックは、肘を伸ばしての声がけで伸ばしながら半球を、前に押し出すように滑らせる事ができました。肘の意図的な使い方が本日は今までで一番よくできていました。

バランス棒は下向きに、手の甲が上になる形で握り左右に一緒に動かして重心の変化を感じました。棒を自分で傾ける場面も多くありました。

・文字:指伝話文字盤をスライドスイッチ操作で練習する行を選びました。何巡目かの「や」行のところで力が入ったので、決定と解釈して凸文字なぞりに移りました。

・スイッチ操作:奥山支援員作「ヨルシカ」の説明&聞き取りスライドを右手でスライドスイッチ操作しました。自分で手前にスライドさせる動きが所々出て、いつものほっぺへのタッチスイッチの設置は必要ありませんでした。

最後の挨拶もスライドスイッチをステップバイステップに繋ぎ行いました。

Sunday 2 June 2024 FK

目と手の協応/文字/スイッチ操作

担当:松本

■活動の様子

・目と手の協応:いつもの様にテーブルを取った状態で、ボコボコチェーンからスタート。最初は右手にチェーンについた輪っかを持ってもらい、最後のひと抜きをしてもらいましたが、2回目から、途中で左手もチェーンを握る様に介助しすると、左手の手首の動きでチェーンを引き抜いていました。左右交互にチェーンを引っ張る両手の協応のための最初の一歩で、今後も取り組んでいきたいです。ボコボコチェーンリングは握る方の手と、引っ張る方の手を左右交代しながら取り組みました。今日は、握る保持がとてもよく最後まで離さないでチェーンを抜いていました。手の動きは出にくかったです。次に、カバサと糸車。カバさでは、手指がよく開いて、糸車は、重力で手のひらがテーブルに落ちることを利用して上手に回していました。玉落としでは、スロープ付きののものを使いました。腕がちょうど置けて良い姿勢で取り組む事ができました。最初に真ん中の球を一緒に落とし、左右どっちに動いてもたまが落とせる状態にして待ちましたが、自分で落とすことは今日はなかったです。半球付き円盤はめは、本日一番よく手が動いていました。左手を体の方へ引き寄せる動きで何回もカチッと良い音をさせてはめていました。バランス棒も左右の手で取り組みました。一緒に支える形でしたが、時折本人の微細な動きが感じ取れ、中の鉄球が動くことでそれが拡大され、表情からもそれを楽しんでる様子が伺えました。石けり円盤はめに、一緒に取り組んだ後に、石けりを入れを行いました。石けりを親指と人差し指の間に挟んで持ってもらい、こちらでスリットに合わせて、石けれがてから離れるように介助して取り組みました。この時の表情も良かったです。

・文字:スライディングブロックで上左右下の動きで方向を確認した後に、改良して半球をつけた、指先スライディングブロックにも取り組んだ後に、いつもの様に指伝話文字盤で練習する行を選びました。スライドスイッチを一緒に操作して、行を送っていくと2巡目の「は行」で手と顔を動かしこちらを見たので「は行ね」と確認して、凸文字なぞりを行いました。なんで「は行」なのかお母さんも含めて本人に確認すると「へ」の時にお母様がヘルパーさんの「へ」だねと言ってくれました。ヘルパーさんの中に、私と同じ苗字の方がいること、そして折り紙が得意な個性的な方がいることなどお母様が話してくれると、それそれと言うように目を開いてこっちを見ていました。

・スイッチ操作:奥山支援員作の「ヨルシカ」紹介のスライドを、スライドスイッチを一緒に操作しながら、見ました。

スイッチはやはり、糸車スイッチが良さそうだったので、次回までには完成して試したいです。

最後に糸車と、半球円盤はめを復習して終わりました。