Saturday 17 Jan. 2026 MM

音楽

担当:石橋

■活動の様子
世の中このところ心配事も多いから、明るい歌で気持ちも明るくしたいとのリクエストがあり、今回はまずMさんの大好きな「ドレミのうた」から始めることにしました。
Mさんのウインドウチャイムの音で曲が始まるのですが、少しのウォーミングアップで、Mさんはすぐに音を鳴らしてくれました。すかさずピアノでイントロを弾き始めるとMさんは満面の笑みになり、その顔を見ると私もテンションが上がりました。

続けてお馴染みの「森のクマさん」や「おもちゃのチャチャチャ」も、1曲終わるごとに真面目な顔に戻り、始まるとすぐに曲が分かった様子で、パッと反応してニコニコと終わるまでずっと楽しそうにしていました。単に知っている曲だからというより、好きな曲だから笑顔になるのかなと思いました。「北風小僧の寒太郎」も始まったとたんにニコ~っとなり、改めて名曲だなと思った次第です。

今回は、お母様が途中から用事でいらっしゃらなかったのですが、お父様がジッとMさんから目を離さずにシェイカーを鳴らして下さいました。
そのまま、今回は早々と「はらぺこあおむし」に。この曲はMさんの大好きな曲の一つですが、場面転換でチャイムを鳴らしてくれるようにお願いした曲です。

初めは音が出るまで少し時間がかかりましたが、私がお願いした意味を少しづつ理解してくれた様子で、だんだん待つ時間が少なくなってきて、しかもそれぞれの場面でチャイムの鳴らし方に微妙な変化が現れてきたような気がします。
Mさんなりに物語の展開に合わせた音の出し方やタイミングがあることを少しずつ理解してくれているのだとしたら、とても嬉しいです。それこそが楽器を演奏する楽しみでもあり、自分の思いを伝える方法でもあると思います。

さて何曲かバラードの歌を聴いていただいた後は、ブルースの掛け合いを2曲。
私が歌い出したら、お父様が遠慮がちに、でもリズムはバッチリと歌って下さいました。Mさんに自由にチャイムを入れてもらったら、しっかりとナイスタイミングで何度か素早い力強い音が出てきました。同じ楽器を優しく強く、早くゆっくりなど、コントロールできるようになると表現の幅が広がります。

細かくコントロールするのは難しいけれど、力の入れ方や気持ちの入れ方で音が変わって来るということに気がついたら、音楽の楽しみ方も違ってくるかもしれません。Mさん自身も、前回にも増して発見があった様な気がします。

帰り際に声をかけたら、しっかりした目で私の方を見ながら、Mさんからいっぱい声をかけてもらいました。とても嬉しかったです。
次回は、鳴らし方でいろんな音が出ることを具体的に聞き比べても良いかなと思いました。