目と手の協応/コミュニケーション
担当:松本
久しぶりの活動でした。覚醒は、低かったですが時々手を動かしたり、口角でスイッチを操作したりして参加していました。
普段の視線入力の取り組みの動画も紹介していただき、学びサポートがないときもご家庭で学び続けていて素晴らしいと思いました。
・目と手の協応:右下の横向きの姿勢で右手で取り組みました。視線入力用の23インチモニターに、アクションカメラをつなぎ手元を映しながら行いました。穴一つの円盤はめは、意図的に欠伸をするときの手の動きで、スライディングブロックは、一緒に上下左右に動かしました。
・iPad操作(音楽スライド操作):iPadを23インチモニターにつなぎ、Keynoteで作ったBTSの音楽スライドをiPad+タッチャーにピエゾスイッチを接続して、口角の動きで操作しました。スイッチの感度調整をするだけで、自分で進めることができました。
・iPad操作(指伝話文字盤):2スイッチのスライドスイッチを「できiPad2」に繋ぎ、iPadのレシピ機能を使って操作しました。覚醒が落ちてしまったので、手を支えながらスイッチを一緒に動かして、自分の名前、好きな友だちの名前を、行、文字送り、決定を繰り返し体験しました。
・あかさたな話法の紹介:あかさたな話法(https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/555/)を紹介しました。あかさたな話法は、あ行から順番に支援者が本人に音声で伝えていき、選んだ行のところで何らかの合図を本人が支援者に送ることで文を綴っていく方法です。お母様が、合図は口角の動きが良いということでホームプログラムとしてトライしてもらうことにしました。同時に文字盤を見せながらの方が良いのではないかとお母様が提案していただき、厚紙で枠を作ってローテクで今伝えている行がわかるようにしたら良いのではないかと話しました。私も、次回までに手動で行をスキャンできるスライド枠付きの文字盤を作っていきたいと思います。
今後の取り組みが楽しみです。