Friday 20 Nov 2020(OC)

美術

担当:眞鍋

■活動の様子
 <クリスマスツリー作り>
厚紙を二枚重ねてツリーを作りました。
オーナメントに両面テープをつけて
ペタンペタンと飾りました。

■次回活動予定
 次回は12月18日予定です

Saturday 14 Nov 2020(MM)

音楽

担当:石橋

■活動の様子

今回もお祖母様がいらして打楽器で一緒に参加して下さいました。

秋晴れの暖かい日だったので、前回とは違う秋の歌を歌いました。

「真っ赤な秋」、「里の秋」、赤ちゃんの開いた手にたとえた「もみじ」、そして、前日がサトウハチローさんの命日だったので、彼の作詞代表曲「小さい秋見つけた」など。

これらの曲で、ウィンドウチャイムを鳴らす練習をしました。

次に、M君のファミリーのテーマソングと言っても良い「ドレミの歌」を。

まずメロディを私が弾いたら、M君はパッと目を大きく見開いて、「あ、あの曲。」という風に明るい表情を見せてくれました。

この曲はM君のウィンドウチャイムで始まり、御家族全員が歌と楽器で参加して下さるのですが、ワンコーラスごとに全員で音を止めて、M君のウィンドウチャイムを待つのです。

初回に偶然できたルールでしたが、3回目にして、すっかりM君自身が重要なパートを受け持っていることを自覚している様でした。

今回は、ウォーミングアップが良かったせいか、前よりスムーズにチャイムを鳴らせたような気がします。

何より、M君のチャイムの後に全員の音が入ってきたときのM君の表情が、その度に毎回パッと明るくなるのが確認できて、嬉しかったです。

何気に御祖母様がつぶやいた一言「ミッキー合奏団」は、この歌を産んだ映画「サウンドオブミュージック」の中の「トラップ一家合唱団」を思っての事だったと思いますが、正に、息の合ったご家族の象徴のような曲だと思います。

次に、iPadのアプリを使ってギターを出し、E7のコードにスイッチをセットして、M君には細長いプラスティックの棒を軽く叩く事で鳴らしてもらいました。

音色をロックギターにして「ジャ~ン!」と大きめに出したら、これがカッコよくて、思わず「イェーイ!」と歌ってしまいました。

M君も気に入った様子で、すぐにもう一度音を出そうとしてくれました。そこで、

今度は、M君のギターの音でブルースを歌い始め、御家族の皆さんとコール&レスポンスをすることにしました。

ワンコーラスごとに止めて、M君のギターでまた始まるという事を繰り返してみました。

自主練習をしていたというご両親のコーラスと御祖母様の軽快な打楽器のお陰で、これがなかなか盛り上がり、しばらく皆で楽しみました。

まず左手を引いて力を入れ、次に右手を閉じたまま拳を上げて、ゆっくり力を入れながら開いていき、そのまま腕を回しながら降ろすという一連の動きが、だんだん繋がってきてスムーズに動けるようになった気がしました。

何より興味深いのは、楽器がスイッチに変わっただけで同じ動線なのですが、音色がウィンドウチャイムからロックギターに変わったとたん、年相応の男の子っぽい表情になった様でした。

ご両親のお話では、「こういうのを一度やってみたかったのではと思う。」との事で、偶然選んだ音が気に入ってくれた様子で嬉しかったです。

M君の大活躍で、すっかり大セッションが続きましたが、ここで少しお休みして、曲を何曲か聴いて頂きました。

このところ夜空が美しいので「コロラドの月」。古い曲ですが、御祖母様はご存知の様でした。

「5匹のこぶたとチャールストン」の他に、少し早いけど、今年最後になるのでクリスマスソングを「赤鼻のトナカイ」「サンタが街にやって来る」「ママがサンタにキスをした」などもお聴き頂きました。
また来年も、どうぞよろしくお願いします。

写真は、片付けてから撮り忘れに気が付き、ベッドに戻ってから、ドレミの歌を歌いながらパチリ!の1枚でした。

■保護者の声
 ロックギターの音が気に入った様子なので、そういう曲も一つ。ということで、次回は、E7ひとつのコードで完結するロックっぽい曲に挑戦してみようと思います。

Friday 13 Nov 2020(OC)

音楽

担当:石橋

■活動の様子

前回の最後に、膝立ちして太鼓(ジャンベ)を叩ける事がわかったので、御家族と相談して、今回は椅子に固定しないで、壁際にあるピアノからは少し離れているけど、カーペットの上に楽に座ってもらい、自由に動けるようにしました。

一応、背中をクッションで安定させて、横にジャンベを置いて好きな時に叩けるようにして、目の前の大きなテーブルに、キーボードと様々な打楽器を並べました。

ウィンドチャイムは、お母様がテーブルの上に固定して下さり、

「まるでパーカッショ二ストみたい。」と。正にそんな感じでした。

私は、少し離れた所にあるアップライトのピアノで、まずはCさんのテーマソングの「A whole new world」を。続いて、その日が忌日だったサトウハチロー作詞の「小さい秋」など秋の歌を3曲。

まだCさんに動きがないようだったので、Cさんの近くに戻って、御家族の方達にもご協力頂いて、打楽器でリズムを作ってみました。

左手にスティックを持ったCさん、テーブルをコツコツ叩いてからスティック捨てようとしたら、そこに、ご家族がウッドブロックを当てにいって音を出すという、今までと同じ形を少し続けたものの、なんだか、音は出てもCさんは興味を示していない様な気がして、どうすれば良いのか考えました。

Cさんは、周りの大人がアレコレ何かを提供する時よりも、むしろ大人達が傍にいない時に、突然自分からヒョイと簡単にやって見せる所があり(前回の太鼓、前々回のキーボード等)周りが思う以上に潜在能力はあるのではないかと考えました。

それを何とか引き出せないかなと思いつつ、Cさんが首を振って何度も頷くようにすることがあるので、C さんの首振りに合わせて、私も一緒に首を振り、そのタイミングでシンプルにキーボードを弾いてみました。

同じ感覚で力強く繰り返し頷くC さんのリズムが、音として少しづつ伝わってきました。

Cさんが首振りを止めると、私の首振りもキーボードも同時に止まり、Cさんが頷き始めると、私の首振りとキーボードも同じタイミングで始めます。

途中から、タイミングだけ合わせて、音を少し変えていきました。
その間、じっとCさんの動きと表情に注目して、「そうそう、わかるよ。なるほどね。そうだよね。」と共鳴するようにしました。

すると一瞬、Cさんが下を向いてニッと笑ってから、横目でチラッとこちらを見てくれました。
Cさんが笑ってくれたのは初めてではなかったかと。
それから、
頷きながら時々、テーブルの上のタンバリンを手でトントントンと軽く叩いたりしてくれるようになりました。

すかさず私も、テーブルの上のエイサー太鼓をトントントンと軽く叩き返し、またすぐ首振りに合わせてキーボードを弾きました。

1拍目と2拍目の首振りと首振りの間に、ギュッと思いが詰まっていて、空白の間にも細かいリズムが規則的に刻まれているのが伝わってきました。

その細かいリズムが、伝えたくても伝えられなかったCさんの思いの様に聞こえてきました。

それに気づいた時、こんなにもエネルギーが詰まっていたのかと驚き、感動しました。

興奮してお母様にお話すると、「そういえば小さい時は、いつもずっと何かを喋っているか歌っている子でした。」との事。

Cさんの頭の中には、感受性と知性による言葉がいっぱい詰まっているのだなと感じました。

暫くCさんにピッタリと音で寄り添った後で、「Superstar」「ケサラ」「5匹のこぶたとチャールストン」他をお聴き頂きました。

今回は、対面でこのセッションをたっぷり続けた事で、Cさんにグンと近づけたような気がします。

Cさんの表情が前より少し柔らかくなった様に感じました。

こちらが、いつもCさんを理解しようとしてることも、Cさんに少しは伝わったかなと。

コミュニケーションの道具でもある音楽を通して、
シンプルに「同調する」「共鳴する」という方法で、互いに理解が深まるという事を改めて知った、貴重な経験でした。

Cさんが感じている事を、Cさん自身が音色やリズムで少しでも具体的に表現できれば良いな思いました。

もしかしたら、すでに表現していたのかも知れませんが、もっと読み取れるようになりたいと思います。

■保護者の声
 自ら音を出せるのなら、食事や排泄の要求の合図として、何か特定の楽器で教えてくれることはできないだろうかとのご意見がありました。感情表現ではありませんが、具体的な行動を表す言葉の代わりに楽器を鳴らすという事は、可能かもしれません。探ってみたいと思います。

■次回活動予定
 2020年11月27日14:00~

Saturday 7 Nov 2020(FK)

音楽

担当:石橋

■ 活動内容
 K君が数日前に誕生日を迎えたばかりという事で、まずは「ハッピーバースデー」の歌を歌ってお祝いしました。
K君、おめでとう!

続いて、秋も深まり「旅愁」と、ちょっと大人になったK君に「枯葉」を聴いて頂きました。

K君はウィンドウチャイムを、良い所で鳴らしてくれました。

前回、iPad のアプリで出したギター画面と手元の大きなスイッチを連動させて、一緒にブルースセッションで盛り上がったのですが、今回は腕の角度など、ちょうど良い所にスイッチの位置を決めるのが難しく、少し音が出しにくい様子でした。

そこで、初めてお持ちした本物の小型ギターを目の前に差し出すと、「おっ。」と声を出して反応してくれました。

弦楽器に興味があるとの事で、前からご要望もあったのですが、やっと実現し、楽しみにしてくれていたそうで良かったです。

まずは本物のギターの全体を見て、触って、指を弦に当てて、リアルな感触を味わってもらいました。

お母様が、弦の上にK君の閉じた手を乗せると「はっ。」と目を見開いて、恐る恐る手を引いていきましたが、最後に弦から指を放す時、ポロンと小さい音が鳴りました。

K君、その音に「おっ」。

もう一度、手を弦の上に乗せると、今度は自分から弦に親指を当てて、違う角度でグンと力を入れると、弦が伸びて親指に強く当たる感覚を味わっている様でした。

そのまま、もっと力を入れていくと指から弦が離れて、さっきより大きな音で「ポロン」。K君も「おっ」。

何度か繰り返すと、だんだん慣れてきて、複数の弦をはじく様になりました。

お母様の「ほら、ガンガン弾いてごらん!」の声に、俄然やる気が出た様子で、私が左手でGのコードを抑えながら、6本の弦全部に当たる様に角度を調整していくと、直ぐに、シッカリとした動きで、Gの和音を何度も鳴らしてくれました。思わず「凄い!上手!」を連発したら、K君も「おおっ!」と応えてくれました。まるでギターの弾き方を最初から知っていたようで驚きました。

その後、僭越ながら、私もギターで1曲、「スタンドバイミー」を。お母様も一緒に歌って下さいました。

次に弦楽器の並びから、iPad のアプリで筝を出して、琴の歴史や、琴と筝の違いなどをお話しました。

「春の海」が好きでよく聴いていたとの事、日本の音階は耳に馴染んでいる様子で、画面上の13本の弦の上を、ゆっくり手を動かしながら耳を澄まして聴いていました。

筝の音色と日本の音階は、ずっと聴いていても飽きない感じでした。

ゆったりした所で、今度は何か歌をという事になり、「5匹のコブタのチャールストン」を。続いて、次回は来年になるので、今年最後という事もあり、少し早いけどクリスマスソングを。

「赤鼻のトナカイ」、「サンタが街にやって来る」、「ママがサンタにキスをした」、「Have yourself a merry little Christmas」など。

最後に、今年はいろいろ大変だったけど、ちゃんと木々は紅葉して、綺麗な青空も見えてる。世界は、なんて素敵なの。と、「What a wonderful world」をお聴き頂きました。

来年も、どうぞよろしくお願いします。

■次回活動予定
 2021年1月16日(土)14:00~

Saturday 7 Nov 2020(OK)

目と手の協応/算数/漢字

担当:松本

 休憩を挟みながら2時間近くの長い時間でしたが、次々に課題に取り組んでくれました。5を基準とする数の合成分解の定着が次の可能性につながること教えてくれた貴重なセッションでした。

■活動内容

①目と手の協応
・ボコボコタッパー:両手で互い違いに手繰り寄せを上手に行いました。
・ボコボコタッパーミニ:グリップを強く握ってチェーン側の輪を引いて抜いてくれました。


・ボコボコレバー: 両手で滑らかに縦方向押したり引いたりしてくれました。
・30mmφ円柱差し:パッと見て穴がいくつ問題は全問迷いなく答えてくれました。穴が直線ならびから面ならびに変わった3個穴の面だけ迷っていました。円柱を入れていく過程での残りの穴いくつ問題も全問迷いなく答え、正解してくれました。左手の小指と薬指で円柱の先端を握って入れる方法でほぼ自分だけでコントロールして穴に入れることが多かったです。


・60mmφ円柱筒入れ:筒の高さを見ただけで何個入るか正確に予想できました。上から円柱を掴むようにして握りながらほぼ自分だけでコントロールして穴に入れていました。円柱は厚みがあるので入れる時に縦方向の奥行きを合わせも必要になります。その練習にもなっていました。

②算数
・数の棒パズル:1個棒が余る問題で最後の隙間にどちらの棒が入るか隙間を見ただけで正解の棒を選ぶことができました。ご家庭でも丁寧に学習を積み重ねていただいているおかげです。素晴らしい!


・繰り上がりの足し算:5を基準にすることがかなり定着していました。これは上記数の棒のパズルで量を直感的に捉える体験の積み重ねもあったからだと思います。O君が改めて、直感的に量を捉える支援の重要性を教えてくれました。7+6の場合、7は5と2、6は5と1分けて5+5=10、残り2と1をたすというやり方でよく理解してくれました。学校のプリントなども、下の写真のように7の上下に□を書いて5といくつという一対一対応で答えられるようにしていくと分かりやすいと思いました。4+3で迷う場面がありました。数の棒を使って丁寧に復習して納得できたようです。迷ったらゆっくり戻れば良いと改めて思いました。その方が、深く理解できます。


・掛け算:導入の1あたり量の説明からkeynoteのプレゼンで一緒に進めていきました。猫やオートバイそれぞれに同じ数ずつあるものは?という質問から始めました。猫のシルエットが分かりにくかったようです。バイクの方がわかりやすかったのですが、一番好きなバスや電車の方が良かったかも知れません。ただ、電車も車も横から見るとタイヤは2つに見えてしまうので難しいです。お皿のリンゴの数はすぐに答えていたのでこれが一番わかりやすかったかも知れません。繰り返しプレゼンを見てもらうようにお願いしました。
その後、5の段の九九まで一緒に見て終わりにしました。今後の練習では数や50音の文字盤で一緒に読むようにしたら良いと思いました。

③漢字

・keynoteプレゼンと立体コピーで作った凸文字なぞりを組み合わせて行いました。漢字は日本語ネイティブでない方用の漢字練習帳から抽出しました。書き順を立体コピーに記入した方が良いことに後から気づきました。左手人差し指でなぞりました。少し支えるとなぞりやすそうでした。「繰り返しタッチ無視」機能を使って連続押しによるスライド誤操作を防いで行いました(詳しくはこちら)。今回この設定が非常に役立ちました。

■保護者の声
・書見台用ブック抑えの注文を受けました。
・書見台用ゲージを納品できました。
・掛け算の続きのプレゼン作成が依頼がありました。
・要望があった漢字の立体コピーとプレゼンの作成依頼がありました(自分の名前、山、川、船、宇宙船、海、空など、)。

■次回
2021年1月9日(土)10:00-

Tuesday 3 Nov 2020(SY)

目と手の協応/算数/文字

担当:松本

今回は、ご自宅で行いました。術後の経過も良く姿勢も安定しており安心しました。1時間ノンストップで学習しました。

■学習の様子

・ボコボコチェーン:手を交互に出して上手に引き抜いてくれました。

・ボコボコレバー:左手と右手でスムーズに上下に動かしてくれました。

・円盤はめ:パッとみて穴の数を言い当てられることが多かったです。残りの穴の数は、指で数えていました。途中で正面に据えたカメラが気になたようで側面に置き換えたら安心したようでした。

・円柱差し:パッとみて穴の数を言い当てられることが多かったです。残りの穴の数は、指で数えていました。

・大きい円柱円筒入れ:高さを見ただけで何個入りそうか言いたてていました。その後直線上の羽目板に入れて個数を確認しました。最後は階段式。階段を丁寧に触りながら入れていきました。

・抵抗のある円筒抜き:片手では抜けなかったので、途中から両手を使い入れたり抜いたりしました。

・平面構成(パズル):正方形の分割から始め、円(3分割まで)と三角形(3分割まで)の分割を行なった。四角形の三角形4分割以外は自分だけで試行錯誤しながら最後まで比較的短時間で達成していました。四角形の三角形4分割は、苦労していたが3次元のローテンションに気づいて最後のピースを入れることができました。この課題を毎回重点的に行うとよいと思いました。大好きな女の子とケーキを分ける、ピザを分けるという課題設定にしたら俄然やる気になって取り組んでいました。素晴らしいです。

・数の棒:4の枠に2の棒をぴったり入れる課題の後に、一個余分な物をのぞいてはめ込む課題をしました。5の枠でも同様の課題を行いました。いらない棒を手渡ししてくれました。

・体積パズル:2分割のの時の平行に入れるときに縦方向に合わせて入れるのに苦労していましたが両手を使い積み木を浮かせることを伝えると入れることができました。全てのパーツを使って入れていきました。大きいのから入れると入れやすいよと伝えると最後のパーツまで入れることができました。

・ひらがな字形パーツスライディングブロック:スムーズに全ての課題をこなしていました。

・凸文字なぞり書字:好きな女の子の名前の文字をなぞり、その後A4 4分割と16分割にした紙に書いていきました。なぞりは書見台に置いた立体コピーを自分だけで、書くときは少し支えたほうが本人の思った動きが出やすかったです。立体コピーに書き順の番号を書いておいてもよいと思いました。漢字もチェレンジしたいそうです。小学生の漢字から全てやるとなると膨大な量になるので、最初は精選が必要です。日本語ネイティブでない方用の漢字の練習帳などが実用的ではないかとお話ししました。

■保護者の声

・iPadでのPDFの保存方法およびApple pencilでのPDFへの書き込み方法について質問がありましたの一緒に手順を確認しました。

■次回

2020年1月17日(日)10:00-

Sunday 1 Nov 2020(OC)

目と手の協応

担当:松本

手が柱に行きなかなか出なかったのですが、お父様が柱から少し話したらどうでしょうとご提案していただき、柱から椅子を話すと手が前に出てきました。

■活動の様子

・2段階円柱抜き:太筒を抜いて頭の上でしばらく回した後に机に叩きつけながら台の棒に差して戻してくれました。

・木のビーズ付き円柱抜き:棒の部分を触ってくれていたので筒を少し浮かせて手に持っていくとそのまま筒を抜いて、さらに棒に戻してくれました。長いものも試しましたが手が出てきませんでした。

・鉄球落とし2個穴直線:叩く手の動作が多かったので、鉄球落としを用意すると、すぐに叩き落としてくれました。提示すると1個落とした後しばらく落とした穴を叩き続け、残りの球を叩き落としていました。

・ビー玉入れ:2個直線穴を提示すると入れてくれましたが、3個直線穴では手が前に出てきませんでした。

・鉄球落とし5個穴面:一回触ってくれて、また手が引っ込んでもう一回前に出て、3個落とし、また手が引っ込んで、もう一回出てきて叩くようにして残りの球を落とした後の穴にしばらく指を入れて確かめていました。ご本人から見て右上の最後の一個が残りました。

・鉄球落とし2個穴直線再び:自分から手を前に出し叩きながら1個落とした後にしばらく穴を確認していましたが、今度は右側に手が動き残りの球を叩き落としました。隣の残りの球を意識しているのが伝わってきました。

・鉄球落とし3個穴直線:2個穴からすぐに入れ替えるようにして提示すると右から順番に叩きながら一つずつ球を落としていきました。

・2段階円柱抜きトリプル:シングルの物を最初に提示して抜き差ししてもらった後に、提示しました。左端の太筒抜いて入れた後に、真ん中の太筒を抜いて左にさすという入れ替えをしてくれました。その後は左のアルミ筒をじっくりぐるぐる回した後に抜いて、しばらくテーブルで叩いた後に床に落としました。

再び左の太筒を抜いて入れて3回した後に、今度は太筒をぐるぐるとても器用に回していました。指先でねじる動きと手の平で撫でるようにして回す動きが交互に出ていました。

台を中心へ向かって移動してみても手の動きがついてきて正中線を超えても同じ動きが出ていました。

・6cm円柱差し5個直線し:机の左の同じ位置で叩きながら穴を見つけて差していました。こちらで台を動かして穴を見つけやすく援助しました。

・ボール筒入れ:机を叩いていた手を筒の方へ誘うと、筒つたい手がボールまで動き、ボールを押し込んでくれました。

・木の筒入れ子:提示すると自分で頭へ持っていき、しばらく頭で確認した後に、首元に持って行って顎で挟み込みながら確認して、最後は机を叩きながら土台の筒の中に入れた。口が身体の中心でそれより上の空間が上、それより下が下と言われているが、Cさんは気管切開しているので、喉も中心として機能しているのかもしれないです。

表裏どちらをはめても次のアルミ円柱が入るように底なしのものもあると良いかもしれないです。

・四角柱入れ:叩きながら向きを合わせて入れてくれた。やはり前回のキューブよりも入れやすい様子。円柱枠と2個提示。感覚的に弁別をしてもらおうと試みました。円柱を入れた後、四角柱は床に落としたのでそこで終わりにしました。

・階段式4cm円柱差し3個穴:一番上の場所がお気に入りのようで入れた後もそこに次の円柱を叩きつけて高さを確認していました。台をこちらでずらして全ての穴に入れてもらいました。

・ボコボコチェーンミニ:なかなか輪の部分になかなか手が出てこなかったので木の筒をつけると握って引っ張ってくれました。