美術
担当:三輪
■活動の様子
お部屋に入った時、
目をぱっちりと開けて、咳き込んではいましたが元気そうなKさん、
はじめ、
いつも推しの塗り絵を用意しているのですが、Kさんが好きなのは前回までのなにわ男子の道枝駿佑くんではな
また来月にね、と声をかけて終了しました。
重い障がいがある方々へ在宅にて学習支援を行っています。その様子を紹介します。
美術
担当:三輪
■活動の様子
お部屋に入った時、
目をぱっちりと開けて、咳き込んではいましたが元気そうなKさん、
はじめ、
いつも推しの塗り絵を用意しているのですが、Kさんが好きなのは前回までのなにわ男子の道枝駿佑くんではな
また来月にね、と声をかけて終了しました。
音楽
担当:石橋
■活動の様子
Tさんは今回も学校から帰ったばかりのようでしたが、やる気満々でピアノに向かってくれました。ちょうどクリスマス前ということで、思いっきりクリスマスソングを歌いました。
「赤鼻のトナカイ」、「サンタが街にやって来る」、「ママがサンタにキスをした」、「ジングルベル」などを続けて演奏すると、私の右側に座って一緒にピアノを弾く気満々で、時々ピロッと音を入れてくれました。
今回特に興味深かったのは、「Oh,holy night!」を弾き始めたら、いつの間にか私の右手の上にTさんが自分の左手を乗せてきたので、「一緒に弾こうか!」と、Tさんの左手を右手の甲に乗せたまま演奏していたら、途中でTさんが私の右手の小指を全力で掴んできました。
だんだんクライマックスでピアノもガンガン弾くところだったので、構わず一緒にピアノを弾き続けたところ、不思議なことにかなり強いタッチで弾いたにもかかわらず、Tさんの右手は離れないで、ラストの大ブレイクを挟んで一緒に最後まで弾き切ることが出来ました。
本当に一緒に演奏したという満足感でいっぱいでした。
こんな風に共演する方法があったなんて初めての体験で、ちょっと感動しました。
ここで、お気に入りの「ハロードリー」を演奏してなかったことに気付いて、さっそく例のイントロを繰り返し、歌中へ。何度も何度も繰り返し歌いました。もちろん、ここでTさんの大好きフリフリダンスも見せてくれました。Tさんは、楽譜に興味がある様で、一緒に弾きながらしっかりと覗き込んでいたのが印象的でした。
最後はクリスマスバラードを何曲か聴いていただいてお終い。今年もありがとうございました。
音楽
担当:石橋
■活動の様子
今回はKさんのお部屋ではなく、ラウンジでみんな一緒にクリスマスソングをという流れになりました。
まず「サンタが街にやって来る」、「赤鼻のトナカイ」、「ママがサンタにキスをした」をメドレーで。それを聞いて、小さな女の子もヘルパーさんと一緒にチラホラ集まってきてくれました。
ジングルベルを演奏しだすと、なんと成育医療センターのファシリティドッグ・マサ君がやって来ました。ゆっくりフロアを回っていたのですが、トレーナーの方がポシェットから小さなタンバリンを出したかと思うと、曲に合わせてシャンシャンと鳴らしてくれました。気付いた子ども達はびっくり! Kさん親子も大喜びでした。
さらに、山手線の替え歌を歌い出したらマサ君が歩き出して、泣き出した女の子もいれば、嬉しそうに一緒に歩き出した女の子も。どうやら山手線に乗って移動中の様子でした。何度目かで、突然トレーナーさんが、タンバリンを上げて「降りまーす♪」と。お陰でマサ君はじめ全員無事下車して終了に。
思わぬマサ君の登場でラウンジも盛り上がりましたが、マサ君退場とともにお部屋に戻った女の子達も。
さてそれからがKさんの時間。Kさんの替え歌シリーズが始まると、Kさんは飛び切りの笑顔を見せてくれました。例によって、難しい早口言葉をやり直したりしながら何とか最後まで歌いきりました。
そして、Kさんの大好きな「ジングルベル~小さな世界」の無限ループの始まりはじまり~🎵。
最後は、クリスマスバラードと、お母様の応援ソング「Smile」でお終い。今年もありがとうございました。
目と手の協応/スイッチ操作
担当:松本
■活動の様子
・目と手の協応:今日は座位保持装置に座って待っていてくれました。手元が見えるようにカメラとiPadをモニターとして設置してスタートしました。右手の力が抜けていたので、右手にボコボコチェーンの輪を握って引っ張る動きを促しました。手首を曲げる動きで最後のひと抜きをする時と、肘も動かす時があり、良い動きが引き出せそうに思いました。その予想が当たり、回転ドラムやカバさでは上手く位置を決めると運動の停止から自発的な動きで回す操作が見られました。鉄球落としでは垂直提示の時に、上から手を滑らせて玉を落としていったのですが、すごく不思議そうな表情をしたのでもう一回やってみると誘うと笑顔でやることを伝えてくれました。もう一度やると納得したような笑顔でした。やはり座って机という基準となる平面上で垂直方向の空間のイメージを実際に手を使って確認でき、発見があったようでした。スライディングブロックは、短いもの、指先でできるものを自発的な動きを誘うようにゆっくり取り組みました。
・文字学習:文字盤を指先で一緒にスキャンし合図を待ちました。2周目の「た行」のところでこちらに顔を向けて合図をくれたので凸文字なぞりをして、手のひらとブギーボードにも介助しながら書きました。所々動きが伝わってきて、特にブギーボードには字形をはっきり書けるところがありました。
・スイッチ操作:iPadをスライドスイッチで操作しました。インターフェースはできiPad2です。スライドスイッチを左にスライドさせる動きが得意なのでその動きで合図を送ってもらうようにしました。自分の名前を書いたり、特定の行を選ぶ練習をしましたが、今日は実際に文字を書いた時のほうが良い動きが出ていました。その後、奥山支援員作の音楽情報をスイッチで進めました。好きな曲の時には、満面の笑顔になり好みをはっきり伝えていました。この時のスライドスイッチの操作はとても上手でした。
目と手の協応/数量/漢字
担当:松本
とても落ち着いていて最後まで集中して取り組めました。
◼️活動の様子
・目と手の協応:ボコボコチェーンからスタート。左右の手を使い交互にチェンを引っ張っていました。ボールチェーンを一粒ずつ戻すときの指先の力の入れ加減もよくコントロールされていました。ボコボコ蛇腹を戻す時の運動の調整も上手でした。立体パズルを横向きに入れる時の奥行きを調整しながらの操作も苦労なくできていました。三角柱2つ組の時の寝かせた入れ方には苦労していました。
・数量:5個の円柱さしをさまざまな方向で提示した後に、円柱を増やして数えながら入れました。数えて、入れて、穴を増やすことが楽しく、しばらく取り組みました。次に数の棒で、3の枠、4の枠に2の棒をさまざまな入れ方をした後に、ピッタリ入る組み合わせ探しにとりくっました。2の棒を横に入れるところに苦労していましたが、最後には自分で気づき余分な棒を見つけました。その後、10までの数の合成分解をした後に、40まのでの数の位取りを数の棒で丁寧に復習しました。とにかく数が増えていくことが楽しいらしく、夢中になって取り組んでいました。1のくらいでは5を基準にして6以上の数を増やしていくように伝えると、5の棒を動かさず、1、2、3、4の棒を足すことで6、7、8、9を表現していました。
・漢字:自分の名前を漢字で書きました。書く前に指で凸文字をなぞる時に、友の又の部分の交差も迷うことなく正確に突き抜けてはらっていました。なぞる時も書く時も始点の位置に一緒にセットするとあとは上手になぞったり書いたりしていました。画数が多くなると方向も伝える必要がありました。最後の文字が画数が多く、どうする?と聞くと「書きたい」と伝えてくれフルネームを書き上げました。
音楽
担当:石橋
■活動の様子
今回も学校から帰ったばかりの様子でしたが、お母様が「今日は『ハロードリー』を一緒に弾こうね」と声掛け
最初は私の右側に座って一緒にピアノを弾く気満々でしたが、私が
そのうち電気ピアノの方にTさんが行きたがったので、お母様が椅子
そしてTさんが電気ピアノでスタンバイできた時点で、お互いに顔を
ただ、「ハロードリー」のイントロが始まったら、またしても嬉し
演奏中、一旦奥に入られていたお母様が戻ってきたら、Tさんの椅子
さて賑やかな曲を演奏したので、今度は落ち着いたクリスマスソン
Tさんが気に入ったようなので、何度も繰り返し歌いました。もちろ
感心していたら、今度はいつの間にか乾いたクラビノーヴァの音に変
音の切り替えも自分で変えたようで、お母様も私もビックリ。偶然な
さあ今度はT君の大好きなクリスマスソングをメドレーです。「サン
そのうち少し疲れたのか、お母様にべったり寄り添って休憩モード
Tさんのお薦めミュージシャン動画を観せていただいていたら、いつの間
Tさんが最近、より大人っぽい表情を見せるようになってきたことをお
「もしかしたら世の中で起こっていることはみんな分かっているのか
実はお母様と時々、「Tさんの前世はアメリカの黒人ミュージシャンだ
音楽
担当:石橋
■活動の様子
今回もKさんは、眠れる森のお姫様状態でぐっすりとお休み中で
新しいヘルパーさんによると、このところ午前中は眠っている状態が
仕方がないので、例によってベッドサイドでいつものようにバラード
もう少しで起きそうだったので、そのままヘルパーさんの助けを借
好みの変化とか体調にもよるのかもしれませんが、「音の大きさは大
すると思いがけず即答で「わからない」とのこと。ある意味真摯
実はKさんとお会いして間もない頃、その当時のヘルパーさんに同
片付けながらヘルパーさんと話していると、やっと姫はパッチリと
美術
担当:三輪
■活動の様子
挨拶には反応してくれましたが、その後は心地よさそうに眠りについてしまいました。
ヘルパーさんのお話では、昨日あまり眠れていなかったせいかもと。眠りながらも話かけると聞いているような感じでした。
「今日は絵の具をつかうよ〜」と声をかけて、プラシートを並べてマスキングテープで固定しました。星のシールを貼って、その上から左手でスポンジをつかんでもらって絵の具を塗りました。
絵の具を乾かして、星のシールを剥がし、重ねて組み立てて星のランタンを作りました。(中にランプが入ってます)
次に、いつもの塗り絵をしました。その頃になるとうっすら目を開けてこちらを見てくれました。CMに出ている道枝駿佑くんの写真をベットサイドに貼って声をかけました。目をキョロキョロさせて、口を動かして反応してくれます。まだちょっと眠いような表情でした。クレヨンをつかんで塗りはじめると、また目をつぶっていました。でも、指はきちんとクレヨンをつかんで、塗る感触を味わっているようでした。
左手、右手と何色かのクレヨンで塗って塗り絵は完成。ファイルに入れて、一緒にながめて終了しました。
担当:奥山
まず、前回取り組んだ学習の感想等を教えていただきました。
視線入力に使っている。ウィンドウズ機のアップデートをしながら、OMさんがやってみたいことや興味のあることについて教えていただいたところ、習字をやってみたいと教えていただいたので、iPadの毛筆アプリを紹介して、指やスタイラスペンを持って試してみていただきました。
スイッチの入力については、押しボタン型のスイッチだけではなく、PPSスイッチの空気圧(振動フィードバック付き)をしばらく試す機会を作ってみることにしました。
視線入力についても振動のフィードバックをまだ使っていない様子なので、次回用意させていただくことにしました。
目と手の協応/文字/スイッチ操作
担当:松本
覚醒がよく、アイコンタクトもよくとれて、次の課題への注目やできた時の達成感をはっきりと表情で伝えていました。
◾️活動の様子
・目と手の協応:ボコボコチェーンからスタート。「肘で引く」ようにしたかったので、テーブルなしで取り組みました。手首だけでなく肘を後ろに引いて抜き切ることができました。ボコボコチェーンミニはリングの方を左手で一緒に掴み支えると、右手でチェーンを抜き切っていました。次に、カットアウトテーブルをつけてカバサ、回転ドラムを右手で回しました。自分の体の方へ引く手の動きで動かしていました。弧を描くボコボコレバーは、高さを低くしたため操作しやすそうでした。T字の持ち手を握り引いていました。終点まで引き切ったところで、こちらの方を向いて「できたでしょう」という表情で達成感を伝えていました。他の場面でも、このようなアイコンタクトが今日は多くとれました。
平面回転ドラム、3個の球落としも面を滑らす手の動きで回したり、落としたりできました。スライディングブロックで上下左右の動きを確認した後に凸文字なぞりに移りました。
・文字:文字盤を一緒に触っていくと今日は「さ」行で親指の力が入ったので選んだと捉え練習しました。前回より指に力が入っていて、書く意欲を感じました。
・スイッチ操作:奥山支援員の最新音楽情報をiPadのスイッチ操作で自分で進めてみました。スライドスイッチを引く動きで行いました。インターフェースはできiPad2です。ガールズグループの時には、よく画面に注目していました。