美術
担当:三輪
■活動の様子
1ヶ月ぶりの活動、椅子に座って笑顔で迎えてくれました。
はじめ
大西流星さんの塗り絵、今回は起きて目を開けて塗っていました。
最後に記念撮影をして終了しました。
重い障がいがある方々へ在宅にて学習支援を行っています。その様子を紹介します。
美術
担当:三輪
■活動の様子
1ヶ月ぶりの活動、椅子に座って笑顔で迎えてくれました。
はじめ
大西流星さんの塗り絵、今回は起きて目を開けて塗っていました。
最後に記念撮影をして終了しました。
操作/コミュニケーション
遊具・教材(目的):子どもの様子
<コミュニケーション>
・VOCA①8キー (あいさつ):キーへの明確な定位はなく、偶然触れるor周辺視様の操作でONになりました。
・VOCA②ミニマック(1/2選択):いちご写真を載せたVOCAへの定位は向上していまいた。
<操作>
・カバサ(方向性のある操作):注目は向上し、目と手の協応が促されました。
・リングチェーン引き(方向性のある操作):手指の曲げ伸ばしによる操作が主でした。
・レーンチェーン引き(方向性のある操作):肘の動きは少しずつ出ました。
・糸車(肘の動きを促す):糸車の位置を右方やや後方にすることで、自発的な探索時に肘を曲げる動きが出ました。
・3玉落とし横/縦/家紋(連続的な操作):右から順に3玉を連続的に落としました。順序性が向上し、手元から順に上方へ落としていました。2玉の穴への探索に時間を要しながらも3玉落としました。
・新教材ハードル型バー/T字バー/きのこバー(操作体験/方向性のある動き/把持の持続):触覚体験>操作 回す、触れる↑などしながらバーを引く動きが出てきました。ガイドや教材の角度調整などにより操作体験を促しました。微細な溝などを指先で触ることが多かったです。
・新教材:改良回転ハンドル小/大(連続的な操作):2時から5時への動き-から+へ。小も大も本児のモチベーションは薄い印象。始点はあるものの終点のあいまいさや達成感の持ちにくさを感じました。
・入れ子型円柱(抜く):抜く動きが出ると同時に、教材に生じた段差に気付きその部分に触覚的にフォーカスしていました。抜くという操作(行為)に移行しにくかったです。
操作/コミュニケーション
・遊具・教材(目的):子どもの様子
<コミュニケーション>
・VOCA8キー(VOCAによる表現):中学部入学をテーマにした会話「部活」「勉強」「新しい先生」「ここにはない」に該当する手書きシンボルを提示しました。8キーのうち4キーに載せた状態で、Q「中学生になって楽しみなことは?」に対し、「部活」と「勉強」と答えました。
・ペンと紙(ひらがなの構成→書字へ変更):VOCAにて名前の構成課題を行おうとペンを出すと、すぐにリーチして書く意欲をみせました。左手屈曲位にてガイドで書きました。書見台の角度を調整すると、特に「さ」は、方向性が向上しました。
<操作>
・持ち手つきチェーン(右手の積極的使用):右手を持ち手にかけての左手試行、左手を持ち手にかけての右手試行の両方を実施。持ち手から手を抜く動きが前回よりもスムーズで、操作イメージ、ボディイメージが向上している様子でした。
・埋め込みカバサ/埋め込み糸車/T字バー(2方向を意識した操作):右手指が糸車を越えることに苦労していましたが、意欲は向上。前方に倒し→垂直に抜く、という2方向の操作についてほぼ連続的に行っていました。
・新教材ハードル型バー(グラスプを促す):正面の横バー、縦のバーどちらもよく操作に使用して引いていました。くり返し行うと、◎次第に親指が横バーにかかるようになました。
・回転バー(半回転の連続的操作):①12時から右回りで5時まで+②左方9時から右回りで5時まで+③4時から正中下方をやや苦労しつつ左方向へ切り替え8時まで操作していました。
・円柱入れ(操作性の向上):細い方をやっていたら、太い方の方を指差し選択しました。ここまで、はっきり取り組みたい教材を伝えるのは初めてでした。
担当:奥山
【活動の様子】
近況報告
大人としての学びの提案
体の取り組み
素数とは①
一年ぶりの訪問学習なので、最初に近況の報告。高等部を卒業して大人になったONさんと一緒に再び勉強できることの喜びをお伝えした。
今後の学びのテーマとして、ONさんが大好きな鉄道のことと数学のことについてお話ししたところ、やはり「鉄道」「数学」のことばに目を大きく開いて興味関心の強さを伝えてくださる。
ONさんとの学習が再開するに当たり、事前に「数学」に関してリサーチした結果、「素数」を巡る話題について書かれた新書をもとに学習を進めていくことを提案させていただいた。奥山自身も未知の知の世界に触れることが楽しみ。竹内薫氏の「素数はなぜ人を惹きつけるのか」を使うことにしているのが、ONさんがこの本をいつでも読める工夫が次の課題。
鉄道については、鉄道系YouTuberの面白そうな動画を随時提供する約束をした。
担当:奥山
【活動の様子】
指筆談の師匠
最新音楽情報
書道
最初の10分、OMさんに指筆談の手ほどきを受けさせていただきました。今日はお互いの名前を指で書いてもらって奥山が判読することに取り組みました。ありがとう、OMさん。
続いて4月の音楽情報をKeynote教材でお届けしました。楽曲を紹介するたびに指筆談で○(イケてる)×(私にはイマイチ)を手のひらに書いて教えていただきました。
次にOMさんの要望の書の取り組みです。
まず、自分が書いている手を見えるようにすることに取り組みました。OMさんの目前にスクリーンとしてB4大の白い発泡ボードを設置して、OMさんの背後からマイクロプロジェクターから投影できるようにしてみました。そしてOMさんの手元が見えるようにアームでアクションカメラを設置しました。一応手元の様子を椅子座位の姿勢で確認できる道具立ては完成しました。以前はアクションカメラの映像をWi-FiでiPadに飛ばしてお見せしていたのですが、僅かではありますが遅延が気になるの今回の道具立てに変えました。
次にOMさんが筆を手に収めるための道具立てを作りました。今回写真に撮る機会を逃したのですが、簡単にできる方法なので、次回に紹介したいと思います。
最後に、書は「自由」であることを共有するために、西安で広場の地面に書を書くおじさんたちの動画や、筆以外の身近なもので書に取り組む書家の動画、そして書道パフォーマンス甲子園の動画を紹介しました。
美術
担当:三輪
■活動の様子
すやすやと寝息をたてて寝ていたKさん、声をかけると少し反応しましたが、熟睡している様子。左手を持って、声をかけ、
はじめに桜の花
絵の具が乾くまでの間
桜の色紙が完成して、「ほら〜できたね」
毎回行っているクレヨンでの塗り絵、今回のは塗る面積が多かった
音楽
担当:石橋
■活動の様子
今回は、久しぶりに目がパッチリと機嫌よく迎えてくれました。
まずは何年か振りで「北風小僧の寛太郎」を歌ったら、ヘルパーさ
それではと、前に楽しそうだった「南の島の大王」も久しぶりに歌
Kさんが楽しそうなので、それならと、このところ控えていた低学
「冬の星座」や「ラストダンスは私と」や「カントリーロード」の
Kさんもニュアンスの違いは少し感じてくれたようでした。
これまた久しぶりの「はらぺこあおむし」では、Kさんはニコニコ
久しぶりにKさんの笑顔が見られて嬉しかったです。
音楽
担当:石橋
■活動の様子
嬉しいことに、今回もTさんは私が着く前からピアノの音を鳴らしてい
Tさんが自分の手以外で鍵盤を押すのは今まで見たことがなかったので
というのも、今までは親指か人差し指の第二関節を使ってランダム
そこで、どうやって音を出していたのか見せて欲しくてTさんにお願
でも、あまり興味を示さず。。。
そこで曲の説明をしながら、2月の定番「My Funny Valentin」を歌ってみましたが、これも今一つの反応。
ここは、やはりTさんのテーマソング、「Hello Dolly」をとなり、イントロが始まるとフリフリダンスが出たものの、今一つ、いつも
そこで「Over the rainbow」をゆっくりめに。続けてミディアムテンポのブル
少し聴いてくれていたようでしたが、残念ながらピアノで連弾する
そこでちょっと休憩してTさんがピアノの椅子を降りたとたん急に活
この中のレパートリーをリクエストしているのかなと、サッチモの
やっと少し活気が出てきたので、今度はTさんの電気ピアノと一緒に
もう一度「Hello Dolly」を始めたら、激しいフリフリダンスの後、心地よく伸
前回、大いに盛り上がった「What a wonderful world」や「Smile」など、すでに鳴らす音を覚えたかの
操作/コミュニケーション
・教具・教材(目的):子どもの様子
<コミュニケーション>
・VOCA(学校活動の報告/あいさつ):提示するとすぐに左手を伸ばして押しました。
・カルタ(ひらがなの評価) :本児が丸カルタ(写真と一文字)を1/3選択し、STが読み上げました。他の二人の支援員が、それを聞いて四角札(文字のみ)を取り合いました。しばらくすると、大人が取り合っている四角札に手をのばしていました。
・A3透明ボードでの選択(コミュニケーションボードの評価/文字と音との一致/役割交代):
丸カルタをA3ボードに入れました。
配置①:さいころの5の目の様に入れる。→本児の手元左には気付きにくかったです。そのため配置②に変更しました。
配置②:3枚ずつ2列にし、手元左のみ1枚除く。→5枚まんべんなく選択しました。①よりベターでした。
A3ボードに四角札(文字のみ)を2枚入れる。→STが提示したひらがな札を見て、四角札を1/2選択しました。ひらがなのマッチングほぼできていました。
<操作>
・持ち手つきチェーン引き(右手の積極的使用):右手白リング、左手青持ち手にて実施。両手の使用が向上しました。意欲が高まると運動的な調整に苦労するも、工夫して引いていました。
・埋め込みカバサ(右手の積極的使用):左手の動きが向上していました。
・埋め込み糸車(右手の積極的使用):操作の過程で右手指がソフトに開いてきました。
・銀玉落とし家紋→横(右手の積極的使用):穴の確かめ(見定め)、定位向上。目と手の協応も良くできていました。
・短円柱入れ 2穴(右手の積極的使用):階段の高さが変化しても調整して触っていました。
・長円柱入れ 3穴(右手の積極的使用):たまたま入った時の持ち方を覚えている様子。その再現性が向上するとよいと思われました。角度の調整もトライしていました。
・凸文字→手のひらへ(書字へのステップ):援助者には指の方向性の変化が感じられるとのことでした。
<コミュニケーション>
・VOCA①ステップバイステップ(担任への報告):提示するとすぐに左手を伸ばして押しました。
・VOCA②(終了のあいさつ):提示するとすぐに左手を伸ばして押していました。
目と手の協応/文字/スイッチ操作
担当:松本
花粉症でつらそうでしたが、覚醒がよく、集中して課題に取り組んでいました。
◾️活動の様子
・目と手の協応:ボコボコチェーンからスタート。テーブルなしで「肘で引く」ようにして取り組みました。自分で動かす前に表情に力が入り、肘を引く動きでチェーンを引き抜きました。テーブルをつけて、ボコボコチェーンリングも、大きなリングを左手につけるとじっくり準備してから右手を一回大きく動かして、また、しばらく準備をしてもう一回右手を動かして引き抜きました。
回転ドラムは一回停止した状態から自分の体の方へ引く動きで取り組みました。カバサも同様に操作して、平面埋め込みドラムでは面を上から下に優しく滑らせる動きで、ドラムを回転させていました。
ボコボコレバー弧では、上手く引く動きはできたのですが押す動きは今日は出ませんでした。回転ボコボコレバーは、教材の高さがあり肘が浮いて操作しにくいので、薄型で、半球を上から握れるタイプを開発したいです。
スライディングブロックの上下左右を一緒に取り組んでから凸文字なぞりに移りました。
・文字:文字盤を一緒に触っていくと今日は「か」行で人差し指の力が入ったので選んだと捉え練習しました。花粉症の「か」かなと捉えてやり取りしました。
・スイッチ操作:奥山支援員の最新音楽情報をiPadのスイッチ操作で一緒に進めてみました。スライドスイッチでスライドを進めました。握るスイッチよりは自分の動きが出ていました。どんな握り方でも反応するためには空気圧の握るスイッチがやはり確実そうです。次回試します。