Saturday 11 Apr. FK

園芸

担当:矢作

■活動の様子
前回植えたじゃがいもの芽かきと増し土から始めました。土をすくって、その手を伸ばして入れるのを繰り返し頑張って、良いストレッチになったかな? しっかり握っていることができました。

いちごとスナップエンドウにも肥料と土を足して、水やり。お母さまが使いやすいものを探して、薬剤散布用の充電式のポンプを発見してくださいました。グリップ部分が軽くて握りやすく、ノズルが伸ばせるのでどの植物にも届きます。まさしくKさんに最適で感動しました。

続いて種まき。選んでもらったのは、大好きな黄色のミニひまわり、ミニかぼちゃ、そしてオクラとミニトマト。4種類の種の大きさや手触りの違いを感じながら、種まきして水やりしました。

育てる場所が玄関先なので、訪問する方々みんなに気にしてもらい、話題になるとのこと、とても嬉しくお聞きしました。どんどん種類が増えていきますが、みんなで可愛がっていただけたらと思います。スペシャルマシンで水やりも楽しい日々の習慣になるかと思います。

Saturday 21 Mar. 2026 HT

音楽

担当:石橋

■活動の様子
今回伺った時、驚いたのはなんとキイボードが一台増えていたことでした。
実は、前回の活動の終盤で、Tさんの弾いていた電気ピアノの音が部分的に出なくなってきて、もしかしたら鍵盤と鍵盤の間にヨダレが落ちて接触部分に支障が出たのかもしれないとのことだったので、乾けば大丈夫かもしれないから様子を見ましょうとなっていましたところが翌日、完全に音が出なくなってしまったそうで、修理に出そうとしたら出来ないとのこと。結局Tさんの誕生日も近かったので、プレゼントとして頑張って新調して下さったそうでした。

前からTさんは、楽しいことがあったり何かに集中すると、よくヨダレをたくさん流す事がありましたが、まさかよりによって大切なピアノに、電子機器が壊れる程の影響を与えていたとは私もお母様も思いもよりませんでした。
これからは、楽しんでもらいながらも出来るだけ気を付ける様にしようと思います。それにしても直ぐ対応をして下さって感謝です。

ちょうどその日は、Tさんの誕生日の翌日だったので、まずはお母様と一緒にバースデ―ソングを歌いました。Tさんもこの曲は認識している様で嬉しそうでした。お母様が、Tさんが赤ちゃんの頃のお話も聞かせて下さったのですが、病院の先生から、この子は何を見せても聞かせても反応がないからと、いきなり視覚聴覚の損失を言われたそうです。
でもお母様は信じられなくて、ディズニー映画の音楽をオーケストラ編、ポップス編、ジャズ編とアレンジの違うCDをかたっぱしから聴かせてみたら、なんとジャズのサッチモの音にだけに反応したというのです。しかもそれに気づいたお母様が、サッチモ自身の演奏だけでなく、サッチモと一緒に演奏するミュージシャンや歌手のDVDをかけたら、食い入るように見て、聴いていたというのです。
結果「聴こえない・見えないじゃなくて、聴くべきもの・見るべきものを与えられてなかっただけ」というお母様の話は衝撃的で、何とも深い愛を感じました。
ある意味、身が引き締まる話ですが、それにしても、それまでジャズはほとんど聞いた事がなかったというお母様が、Tさんのお陰で音楽の世界が広がったとおっしゃるのは、素敵なことだなと思いました。

さてその新しい電気ピアノは、鍵盤を支える脚部を外して、生ピアノと少し離れた場所で並行に置かれていました。Tさんが椅子に座らなくてもペタンとカーペットに座ったまま、すぐに鍵盤に届く様にとの事だと思いますが、それに、もしもヨダレが溢れてきても、すぐに発見して拭くことができるという利点もあるでしょうか。
早速新しい電気ピアノに触ってみると、鍵盤の重さは、前のキーボードと同じように本物のピアノのタッチに近いものでした。
そしてお母様がピアノやオルガンやチェンバロだけでなく様々な打楽器まで鳴らして聞かせてくださいました。ただ、ピアノの中に入っているモデル曲は、前の方が良かったそうで、Tさんのお気に入り曲もあったのに残念です。

まずはとにかく一緒にセッションをしてみようと、私が生ピアノで弾き歌い始めると、しばらくジッと聴いてくれている様子ではありましたが、なかなか音を出そうとはしませんでした。私の真後ろにいるので、お互いの顔も手元も見えないし、音も今までとは少し違う所から聞こえてくるので、集中しにくいのかもしれません。それに低い位置で鍵盤を弾くのは慣れないと難しいかなと思っていたら、なんとお母様がTさんを抱っこして、ピアノの横の大きな椅子に座って、横から私を見える様にしてくれました。Tさんの右腕が鍵盤にも触れられる距離でもありました。そこで間奏とかエンディングにTさんの右手を取って、一緒に鍵盤の上の狙った音へ降ろしました。

Tさんは、その音の意味というか響きに共感した様で、例の嬉しい時のフリフリダンスを見せてくれました。続けて、曲を変えて何度も一緒に音を鳴らしてみたら、そのたびに興奮してフリフリダンスをしてくれました。
大きくなったTさんを膝の上に乗せるだけでも重いのに、フリフリダンスで落ちない様に支えるのは大変だったと思いますがお母様も一緒に楽しんで下さったようでした。こんなセッションもアリかなと思った次第です。

Tさんは、一度お母様の膝から降りると、今度は生ピアノのペダルが気になるらしく、ずっと鍵盤の下の音響版やペダルを、頭がくっつく程近くに寄って見ていました。そういえば前にも、同じことがありましたが、その時は、反響する音を聴いているのかなと思ったのですが、今回は表面がツルツルの所に移っている自分を見ている様にも見えました。どちらにしても、素敵な感性だと思います。

私が再び歌い始めると、今度は新しいピアノをやっと弾いてくれました。私からは見えなかったのですが、前の様に、音を探しながら単音で弾いていた様でした。Tさんがまた、いつの間にか木琴用のゴムのバチを持っていたので、今度こそ、どう使うのか教えてもらおうと思ったのですが、やはり音を出す所は見せてもらえませんでした。
今後は新しいピアノの位置や置き方も考えつつ、いろいろ試しながら一緒にセッションが出来たら良いなと思います

Wednesday 8 Apr. HK

担当:奥山敬
【活動の様子】 外の様子をお伝えしてから、今日のメニューを紹介させていただきました。
最初にHKさんが好きないきものの学習で本日のテーマは「とんぼ」。外出の際、視野に入る可能性のあるいきものということでこのテーマにしました。とんぼについてKeynote教材で説明をしている間、何回も声を出されていました。そのひとつひとつがHKさんの「会話」だと強く思っています。最近、声ができることが多くなってきたそうです。
 続いて、アクションカメラでHKさんの右手を映して、その画像をリアルタイムでiPadの画面でHKさんに確認していただけるように設定しました。次回はHKさんの指にPPSスイッチのピエゾセンサーを貼り付けて、指を動かすことに挑戦していただく予定です。
 最後に、4月の音楽情報のKeynote教材を見ていただき、今月の特集、嵐の解散ツアーとBTSの復帰ライブについて音楽を視聴しながら説明させていただきました。
 HKさんは「ピエゾ図書館」の利用を初めていただいています。興味のありそうなテーマを検索して、音声デイジー図書をダウンロードしていただいていただいています。読書の楽しみに触れることができそうです。

Monday 6 Apr. SH

音楽

担当:古賀

■活動の様子
音楽の時間、とくに作曲をテーマにした1時間を共に過ごしました。

今回は自前のキーボードを背負っていったのですが、手を鍵盤に置いたまま、夢中になって弾いてます。
最初は右手と右の方へ目線が集まりますが、調子が上がって、左腕の肩甲骨から支えてひじを添えつつ、リズムを伝えていくと両手で一緒に弾き出す瞬間もありました。

私は「早く進めなければ」という意識を一度脇に置きつつ、ご本人の中から自然にフレーズが生まれるのを待ち、いろんなフレーズを弾いてみたりして会話も楽しみました。
お母さまが最近耳に残っている春の歌として紹介してくださった、西村直人さんの「春の風」という曲も聞かせていただき、盛り上がりました。

そこからアンサーソングのように「春に花見へ行こう」のテーマで、ご本人の手癖のフレーズを弾いていると、メロディがふわりと生まれました。
マジカルな瞬間です。
お父様はビデオも撮ってくださっていて、見逃しそうな目線の移動も細かく振り返ることができてよかったです。

帰り道、落合川の川沿いに咲きほこる桜の道をを歩きました。
次回は初夏になるので、宿題もしっかりお伝えしました。
その場の流れを信頼して関わることができたことは、私にも大きな学びです。
今回の訪問は、ご本人の表現を尊重しながら心で関わることの大切さを再認識する機会となりました。

翌朝、音楽療法士の西村直人さんに、お母さまが気に入られている曲「春の風」が出てきてとっても感動したことをメールしましたら、お返事に「キースジャレットさんが、部屋に二人の人がいるとして、一緒に音楽しようと言う気持ちさえあれば、楽器なんかなくたって音楽できるんだ、とおっしゃってて、そんなシンプルな気持ちからスタートしているから自分自身とも、他者とも、森羅万象とも繋がった音が奏でられてるんだと思って。僕もいつもその事、心に抱いてます。
あと、マザーテレサさん『どれだけ多くの事をするかではなく、どれだけ心を込めたかです』これも音楽療法の教科書」というメッセージも添えてくださって、西村さんからのあったかい言葉に思わず涙がこぼれました。

作詩の内容、花びらの行方や、お父様との会話のなかにあった神田川や落合川の江戸時代の川の歴史の話も心に残ったので、それから井の頭公園の湧水にも行って、弁天さんにもお参りして、引き続き作曲をすすめていきたいと思ったのでした。

Saturday 4 Apr. OK

園芸

担当:矢作

■活動の様子:
寄せ植えのチューリップが大きく花開いて、パンジーも花盛り、春らんまんです。
前回植え付けしたじゃがいもも、しっかりした芽が出ていました。葉っぱばかりが茂って実が小さくなるのを防ぐために、芽かきをして2本ずつくらいに減らします。ハサミで切ってもらいました。

続いて、土に肥料などを混ぜてもらって準備をしてから、種まきをしました。Kさんが大好きな黄色のミニひまわりと、野菜の種の中からシソ、ほうれん草、フルーツパプリカを選んでもらいました。それぞれ種の感触を味わってから、小さい種たちなので、手のひらに載せて滑りこませるようにして上手くまくことができました。

おしまいに摘んできた野の花を使ってゼロ円アレンジ作り。ハサミを使い、「やさしく持ってね」と声かけすると、花の茎をそうっと持って、オアシスに挿すことができました。
体調が戻り、今日は集中力がほとんど途切れることなく、春を満喫してもらえたかなと思います。