Sunday 15 December 2019

目と手の協応/数量概念/算数/立体構成/言葉
担当:谷田部

○学びの様子ダイジェスト 

・目と手の協応
今回は最初から、表情が硬く、勉強から気持ちが離れている状態でのスタートでした。席から離れないように、早めに教材を出し入れしました。ブルブルチェンバー、差し込み棒、ソフトワイヤーの両手曲げ伸ばしを1回ずつと、手回しシュレッターをやったあたりから、やっと表情が柔らかくなりました。
・数量概念/算数
円盤型はめも、飽きないように早めに教材を入れ替えました。1個、2個、3個、5個をハンバーグを焼く設定でやりました。円盤はめと同じ手順で、円柱刺しもやりましたが、数を意識するまでには、至りませんでした。
立体構成では、パンを型に入れて焼く設定で、2個、4個に分解した物を型に入れました。上手に入れていました。
・言葉大判の平仮名なぞりボードを出したところ、最初はやらないと拒否されましたが、最後には公文の平仮名カードを目の前に出すと、け、ん、とを指なぞりしてくれたのでそこで今日の学びサポートは終わりにしました。
・勉強後のお茶タイムは、今回もとても楽しく過ごせました。


(学びサポート OKくん)

Sunday 30 November 2019

「目と手の協応/コミュニケーション」 

・Hさんと初めての学びサポートのセッションでした。初対面の学習支援ボランティアのことば掛け、持参の人形での関わりに対する受け容れも良好で関わる時間や場面を共有するごとに表情の変化がみられ、笑顔が増えていきました。

○学びの様子ダイジェスト

・日常的に、40分程度の座位の継続は可能とのことなので、途中リラ
ックスタイムを入れながら実施しました。
・遊び場面では、保護者の方持参の強化段ボールの天板付き椅子で行いました。足台の設置したり、天板の位置が高かったので操作時に上肢の可動域が制限されるので、次回までに段ボールのカットして高さ調整することとソフト伊達締めで体幹保持をすることを確認しました。
・眼前での担当者の提示(銀の大玉落とし)をよく見ていて、直後の活動に結びついていました。
・関心のある物へ自発的に手をのばす、快な物(ライトムーブの振動)に対し、表情を変え後方に身体を寄せて避けるようにしていました。
・次回は、実物への視線による選択の実施、目と手の協応、食事場面の観察をしていきます。

学びサポート(MHさん)

Saturday 7 December 2019

「目と手の協応/算数」 担当:松本健太郎

・OKさんと久しぶりの学びサポート。どの課題にも集中して取り組んでくれました。

○学びの様子ダイジェスト

◯目と手の協応
・棒抜きは、細い円柱が握りやすく提示位置を変化させながら自分の方に引っ張ることなく、上へスッと抜ける位置を一緒に見つけました。電動車いすの操作レバーの位置決めの参考になればと思います。
・握るボコボコチェーン抜き(写真)は、両手が協応して開かれる場面がありました。
・アルミ円盤はめは、横一列3個、はパッっと見て穴の数を答えてくれましたが、横一列5個ではそれが難しかったです。しかし、最初の穴に触りながら、目で穴を追い最後に終りの穴に触り「5」と文字盤を押さえて答えてくれました。以前は、一穴ずつ触って数えていたので、目だけで穴を追って数えることができていて素晴らしかったです。
・新しい教材である太い円柱アルミ入れ(写真)は、テーブルに置くと、そのまま一人で持ち上げて筒に入れていました。持ちやすそうでしたし、奥行き合わせを試行錯誤して入れる場面もあって、課題にあった良い教材でした。
○算数
・桁取を新しいはめ板教材(写真)で説明しました。文字盤で正しく数を答えていて、よく理解している様子でした。次回は、100の位をやります。
・学校の宿題プリントを「数の棒」で確認しながら行ないました。
・次回は、5の合成分解から系統立てて復習します。

(学びサポート OKさん)

 

Sunday 1 December 2019

「目と手の協応/文字/算数」 担当:松本健太郎

・緊張なく、事務所の環境に興味津々でいろんな部屋を探索したい様子でした。

○学びの様子ダイジェスト

・ウォーミングアップのブルブル教材(固有覚フィードバック教材)を一通りやりました。ブルブルタッパーのチェーンを上手に交互に手繰り寄せていました。

・平面構成(枠のあるパズル)は四角ピースは自由自在にどの課題も完成さていました。三角ピースの4分割は最後の一枚左回り右回りの2次元回転や表裏の3次元回転で試行錯誤しながら自分だけで入れることができました(写真上)。じっくり取り組んでいる姿が本当に素晴らしかったです。

・体積パズルは3種類のピースも入れ方を修正しながら全部枠にはめていました。

・数の棒の一個あまり問題は、はめたり外したり試行錯誤しながら余分な棒がどれか見つけることができました。

・凸文字なぞりをしたのですが、書くことが難しいため途中から、文字構成のスライディングブロック(写真下)に取り組みました。すごく楽しんで全ての形をやりきりました。課題としてぴったりあったちょうど良い教材でした。

 

 

 

 

 

(学びサポート SYさん)