美術
担当:眞鍋
■活動の様子
ハロウィンカボチャ作り。
木のパーツにお風呂の固めのスポンジを仕込んでトントンとスポンジング。
後から切り抜いて作りました。
■次回活動予定
10月30日(金)14:00-
重い障がいがある方々へ在宅にて学習支援を行っています。その様子を紹介します。
美術
担当:眞鍋
■活動の様子
ハロウィンカボチャ作り。
木のパーツにお風呂の固めのスポンジを仕込んでトントンとスポンジング。
後から切り抜いて作りました。
■次回活動予定
10月30日(金)14:00-
音楽
担当:石橋
■活動の様子
この日のCさんは、パッチリと覚醒状態で調子良さそうでした。
まず、Cさんのテーマソング「A whole new world」からスタート。
続いて、秋の歌「もみじ」「旅愁」「枯葉」、そして月が綺麗に見える季節として、映画の話をしながら「Moon river 」「It’s a only paper moon」を聴いて頂きました。
さてここで、松本支援員考案の木の輪っか付きタンバリンを試してみました。
木の輪っかを通したゴムをタンバリンの直径辺りの両端に結び付けて、タンバリンの真ん中に当たる様にセット。
木の輪っかをC さんが引っ張ってから、パッと離した時にゴムが戻って、タンバリンを叩くという仕掛けです。
何度か試して貰ったら、ゴムがねじれたり、うんと長く伸びたりしながらも、引っ張った輪っかを離すとタンバリンに「トン!」と戻る事が分かりました。
タイミングや音の大きさは様々ですが、Cさん独自の力でタンバリンの音が出せて、まずは大成功!
そこで、Cさんのタンバリンの音を合図に、お母様達にご協力頂き、打楽器でサンバを演奏することに。
其々に叩き方を決め、オリジナルのサンバ「Happiest」を歌ってみました。
ちょっと乗ってきたところで、そのまま皆さんに打楽器をお願いすることにして、今度は、キーボードを出して、Cさんとブルースセッションにトライ。
オリジナルの「モッキンポットブルース」を歌いましたが、やはり今回も、C さんはキーボードに興味を示してくれない様子でした。
ところが、オリジナルついでに「I’ll be right here」や「恋に消えても」を聴いて頂きながら、コードや和音の弾き方などプチ音楽講座を始めたら、
突然、Cさんがキーボードを叩き始めました。
更に、鍵盤の上を手のひらや腕で勢いよく叩いていたら、いきなりカッコいいサウンドが聞こえてきました。
どうやら音色を変えるボタンや、自動演奏のスタートボタンも押したみたいで、
そのまま自動演奏の音源と一緒に、セッションしてくれました。
思わぬ展開に、みんなビックリして大喜び!
特にお母様は、「ええっ、今頃~?」と言いながらも本当に嬉しそうに、テーブルからキーボードが落ちないように抑えていて下さいました。
偶然、いろんなボタンに触れたのかも知れないけれど、鍵盤を叩くのを止めないで弾き続けたのは、興味を持ったからに違いありません。
キッカケが何だったのか分かりませんが、Cさんが積極的に楽器演奏してくれた事は初めてだったので、とても嬉しかったです。
私達も興奮気味でしたが、その後、順番にいろんな音色で弾いてみたCさんは、疲れたのか満足したのか、やっとピアノを放しました。
最後に、台風の雨が止むことを願いながら「Over the rainbow」で全員クールダウン。
■保護者より
今までは、どちらかと言うと聴く方が多かったのですが、今回は自分から楽器を触り始めたので、音を出す事の楽しさも一緒に、広げていければと思います。
■次回活動予定
次回は、10月23日(金)14:00~
目と手の協応/コミュニケーション/スイッチアセスメント
担当:小山
やや緊張した面持ちながら終始安定していました。笑顔では頬の筋肉が発達した印象ありました。
■棒スイッチ&わんわん遊具・音と光の人形
提示後すぐにスイッチ操作を始めました。因果関係理解明確でした。ON-OFFも自在。下方のみの使用が多いので、棒の高さを1/2にカットしたところ使用良好でした。
人形には追視やリーチがでました。運動的な制限の多い左手を伸ばす動きが出るため、次回直接的な操作を入れていきたいです。
■写真カード
無地と写真2種のカードを示すと、写真のみに視覚定位しました。位置を左右、上下に変えてもほぼ確実。前々回は、見比べが連続し、一方への定位はあいまいでした。
■VOCA
・最初はVOCA上の写真カードをはがすような手指の動きがみられて、ONに。次第にVOCA自体を押す動きがメインになりました。
・2スイッチ右側へのON操作(+)、左側に写真カードと録音を変えるが、右側への操作が多かったです。音声FBがないことに気付いており、表情が固くなりました。操作的には右手は正中線をかなり越えられるので、理解の部分かもしれません。後半は、カットテーブルの後方に右腕が落ちることの防止と、VOCAの高さへの対応として腕、肘を部分的に援助しました。
■操作
チェーン引き
・自発的にリング部分に手指をかける。開始後数トライは、教材本体を保持している支援員が引くことで動きが引き出されました。次第に上肢の動きが活発になる。左手にゴム補助で本体保持、右手にて引くという左右の分離協応は、芽生えがありそうでした。
銀玉落とし 1穴 2穴
・教材の高さと玉への操作のフォローとして腕、肘を部分的に援助しました。玉を取ろうとする動きから→落とす動きへと変化があったかもしれません。
・穴への興味関心が大きく、指で探索していました。そのため、援助にて次々落としては穴を触ることをリズミカルに行っていました。
・複数の穴がある教材は、点から線への探索の芽生え有りました。
■次回
2020年11月15日(日)
・操作・遊びの拡大
銀玉落とし。1穴から2穴、3穴へ。点から線への探索を促す遊び。左手の操作を促す遊び。
・コミュニケーション
①視覚性手段(写真カード)と無地カードとの1/2選択継続。
②複数のVOCAによる選択・アセスメント
目と手の協応/スイッチ操作/視線入力/文字学習
担当:松本
・ご自宅の視線入力装置が認識されないトラブルがありましたが、ユーザー登録し直直すことで解決できました。
■目と手の協応
・ボコボコチェーンミニから始めました。右下横向きのまま、右手にセットしこちらで容器の方を引っ張りチェーンが抜けるギリギリ手前にして待つと自分の動きでチェーンを抜ききってくれました。
・次に半球円盤を同じように右手にセットすると、今度はあくびの動きと連動する形で右手が動き何回も穴に落とし込んでくれました。このあくびは、右手を動かすために意図的にしているのではないかと前回もお母様と確認しました。
・半球円盤に取り組むときに、手元が見えるようにアクションカメラをモニターに接続して使いました。前回ipad経由で接続したのですが、ご家庭ではやはり複雑でわかりにくかったようなのでHDMIで直接モニターとつなぐ方法を提案しました。勉強以外でも、自分の周りの様子をモニターするなど楽しい使い方があることもご本人とお母様にお伝えしましました。
・量の概念の勉強で、筒型枠に大きい円柱を入れる課題を行いました。まず、右手で円柱の重さで何個分かを感じてもらい、次に筒の高さで何個分かを感じてもらいました。そのあと一緒に筒の中に円柱を入れていきました。瞬きで、わかったという合図をその都度出してくれまいた。
■視線入力
・視線入力装置が治ったので、早速風船割りをしてもらいました。右側半分に視線が集まります時折左半分にも視線が大きく動く時がありました。その後の射的では、中心から右側のマトは全て落とすことができていました。お母様から時間をかければ全部落とせることもあると報告いただきました。
■スイッチ操作
・iphoneのピエゾスイッチを使った口角の動きによる操作では、感度を最大から少し弱めたところでちょうど良い状態でした。Keynoteで作った音楽プレゼンをスイッチを使って進めていました。画面にもよく注目していました。モニターがあるとLightning Digital AVアダプタでiphoneでも大画面に繋げるので使い勝手が良くお母様も設置が楽そうでした。
■文字学習
・最後にお母様手作りの凸文字なぞりを見せていただきました。印刷した文字に、木工用ボンドを使って線をつけていきます。シンプルですが根気のいる作業です。50音全て作られたお母様は素晴らしいです。普段から文字はよく注目しているということで、今回も真剣に取り組んでいらっしゃいました。最後のはらいのところだけでも自分の動きでできるような方法を一緒に考えて試してみました。
美術
担当:眞鍋
■活動の様子
塗り絵、貼り絵
点線の切り込みを入れた色紙をピリピリとカットして、両面テープで貼ったり、折り紙にのりをつけて貼ったりしてパリとメリーゴーランドを作りました。
美術
担当:石橋
コロナにより半年ぶりの訪問でしたが、今回はお祖母様も、ご一緒に参加して下さいました。
■活動の様子
久しぶりという事で、ウィンドウチャイムの取り付ける位置をアレコレ試しながら、何とかM君が一人で鳴らせるようになったところで、秋の歌を2曲。「もみじ」と「旅愁」。
ちょうど良い所でウィンドウチャイムの音が聞こえたと思ったら、お母様と一緒に鳴らしてくれたそうでした。
さて今度は、M君が一人でチャレンジする番です。
「ドレミの歌」のメロディを弾き始めたら、パッと明るい表情になって目を大きく開けたMくん。
前のセッションを覚えていてくれた様でした。実は、前日から楽しみにして下さっていたとの事。嬉しい限りです。
前回の様に、ワンコーラス終わったら、全員お休みして、M君のウィンドウチャイムを待ち、キラキラと鳴ったら、それを合図に全員で合奏を始めるという形で、何度も繰り返し「ドレミの歌」を歌いました。
皆がM君の「音出し」を、ジッと見守りながら待つ時間は、独特の緊張感があり、M君の音が出て、再び演奏を始める時の喜びは、M君だけでなく、皆にとっても格別なものでした。
何といっても、お父さんのスチールドラムとお母さんとお祖母さんの打楽器が、いっそう盛り上げてくれました。
次に、iPhone のガレージバンドとスイッチを繋げてEのブルースセッションにチャレンジ。ところが、接触がうまくいかなくて、M君の腕がスイッチに当たっても、鳴ったり鳴らなかったり。すると、お母様が画面の大きいiPadを出して下さいました。
スイッチを繋げようとした時、たまたまM君が手の平で画面をスーっと滑らせたらギターの音が「ジャラ~ン」!
興味を持った様子だったので、この方法もあるかも知れないという事になり、今回は、自由に画面を触って音を出してもらうことにしました。
そのままEのブルースに。コール&レスポンスでは、なんとお父様とお母様が練習して下さっていたとの事で、有難かったです。
「5匹のコブタのチャールストン」も打楽器で、「ユーアーマイサンシャイン」と「スマイル」ではコーラスでもご協力頂きました。
「ラブミ―テンダー」ではプレスリーの話になり、お祖母様も懐かしいとの事でした。
最後に、星の綺麗な季節になってきたので中秋の名月も見えますようにと、「星に願いを」を歌って、ピアノを片付けていたら、
なんとMくんからアンコールがあり、「ブルースぞうさん」を歌いました。
ちなみに、この日の誕生花は風船カズラの実(花言葉:あなたと共に)。ちょうど家に風船カズラの種があったので、お持ちしました。
黒い丸い種の側面に白いハートの形があり、英名はズバリ、Heart Seed。ハートの種、そのまんまですね。などと、そんな話もしました。
■保護者の声
お手持ちのiPadの楽器アプリは初めて使用したそうで、いろんな楽器を使って可能性を探りたいとの事でした。
音楽会になかなか出かけにくいのと、行っても周りに気を使って落ち着かないので、近くで一緒に音楽をゆっくり楽しめればとのことでした。
■次回活動予定
11月14日14:00~
iPadの使い方として、スイッチを使う方法と並行して、M君の手の動線に合わせて、画面の弦を置く様にして、スケール(音階)を固定すれば、単音が動く新しいセッションが出来るかも知れません。
違う音色も試してみようと思います。
目と手の協応/視線入力/文字
担当:松本
覚醒もよく、たっぷり学習できました。体調も良く通所施設へも通えているとのことで安心しました。
■視線入力
・視線入力位置の設定は、すぐに出来視線を両目真ん中に捉えることができました。改めてパソッテル(モニター固定具)の素晴らしさを実感できました。
・ぷよぷよ風船割りでウォーミングアップして視線が広がってきたところで、射的のアセスメントモードで動画鑑賞を行った。
・前回、ミュージックビデオのような通常の動画では、どこをみていいのかわからない感じで視線が動いていました。そこで、今回は好きな音楽とともに背景整理した画面をゆっくり大好きなアイドルが静止画「真ん中・左・右」に提示される動画を作成して試しました。回数を重ねるごとに、顔に視線が行く場面が増えました。眼球運動や頭の位置のコントロールが困難なため見たい位置にタイミングよく視線を動かすことが難しい場面もありましたが、どこを見れば良いかはっきりわかって、運動をコントロールする様子が見られました。いつものように右側が見やすかったです。
■目と手の協応
・ボコボコチェーンを左右の手で引き抜いた後に、ボコボコチェーンミニに取り組ました。動きが出なかったので、一緒に最初だけ引く抜くのを手伝うと自分で引いてくれました。チェーンが長すぎて引き抜けなかったので、短く切って試すと一回引っ張って抜けきれないともう一度引っ張り直して引き抜く動作が見られました。1回で引き抜けない状況を確認して長さをイメージしつつもう一回という2段階で引き抜く様子が確認できました。2段階でひきぬける長さという設定は、子供達の「状況把握の力」を誰にでもわかる形で示せるので大事だと思いました。
・直径5cm×高さ3cmの円柱を筒に入れる課題に取り組みました。高さと個数が連動する筒で、他のお子さんが量を高さで捉える方がわかりやすかったのでFKさんにも試しました。円柱を入れる作業も手がよく動き、「何個はいると思う?1個?2個?3個?」という質問にもはっきりした声で返事をして答えてくれました。運動に困難さがある場合、この大きさの円柱は操作しやすいこと、重さがあり量が捉えやすいこと、高さの手がかりが量を捉えやすくすることが今回も明らかになりました。
・スライディングブロックの上下左右に取り組んだ後に、凸文字なぞりをしました。本日は「か行」。
左手の人差し指と右手の親指とどちらが良いかお母様も私も悩んでいるのですが、両方ともやることを決めて終わりました。文字の学習が本当に毎回好きで楽しみにしているとのことでした。自由に文字で伝えられる日がくるように地道に一緒に勉強いていきたいです。
■次回
2020年12月5日11:00〜
目との手の協応/文字
担当:松本
今日も机に座って待っていてくれました。どの教材にもストーリーをつけて提示すると取り組みやすいようでした。今後もこのストーリー性を大切にしながら課題を組み立てていくことが重要だと感じました。
■目と手の協応
・円盤はめ・円柱差し:「パッとみていくつ?」の質問には全ての課題に「2」と答えていました。実際に円盤や円柱を差していくと「2」ではなかったことが分かりました。
・チェーン引き:両手を交互に出して引っ張ってくれました。毎日取り組んでくれておるようです。
・石けり入れ:左手で容器を持って、右手で石けりの向きを合わせて入れていました。外へ手首を回転させる動きもスムーズに出ていました。
・大中小の円柱差し:大きいのはお父さん、中ぐらいはお母さん、小さいのはKくんだねと提示すると大中小迷いなく穴に円柱を差してくれました。
■数の棒
・提示すると棒を縦に積み出したので、4個積めるか試してみました。何回か途中で崩れていまいましたが最後には4個全て積めました。ここで集中力が切れたようで休憩。iPadを見たくなって、一緒に電車の動画を見ました。
■凸文字なぞりと書字
・その後も椅子から降りてiPadを楽しんでいて、何回か課題に誘ったのですが、中々戻ってこなかったので今日は終わりかなとしばらく見守っていました。お母様と学習のことを話していたら、iPadの画面を消してこちらを向いてくれたので、「この文字指でなぞってみようか」と誘うと自分からなぞってくれました。その場でペンで書いてみようと誘うと「け」という字を書いてくれました。「これを学校の先生のも見せようね」というと嬉しそうにファイルにしまっていました。「せっかくだから、もう一度座ってなぞって、書いてみない?」と誘うと椅子に戻って指でなぞった後、フェルトペンでA4を4つ折りにした大きさの紙に「け」と書いてくれました。横棒の最初のところだけ少し補助しただけで、あとは自分で書けました。
■保護者の声
・学校のものをマッチングするプリントや点結びプリントもできるようになって、毎日宿題を自分の机で取り組んでいるとの事でした。学校でも落ち着いて学習に向かえるようになって成長を実感していると嬉しいコメントをいただきました。
■次回活動予定
11月で調整中
美術
担当:眞鍋
■活動の様子
今日は砂絵に取り組みました。
穴の間積み木に砂を入れて、コストコの万能ラップで穴を開けてトントン振りかける様に作りました。両面テープで作るの方が綺麗にできました。のりだと固まってしまい難しかったです。
■ 保護者の声
トントンのタイミングが難しいのですが、ちゃんとやってくれました。
■ 次回活動予定
2020年10月16日です。
美術
担当:三輪
■ 活動の様子
初めての訪問、挨拶と華子さんの今までの生活についてお話しを伺う、嵐の大野くんが好きと聞いたらので華子さんに見てもらいながらミワが絵を描き、クレヨンで華子さんとお母さんで一緒に塗っていく。力強くクレヨンを握って描く。一色づつ顔の前に持っていって塗り具合を確認、唇を塗って見た時点で気に入った様子の表情が見られた。サインペンでサインを入れる。
お母さんの提案でクリアファイルに入れた周りに額縁のようにマスキングテープを貼る、華子さんの色を選ぶこだわりが見られる。嫌なときは目を見開いてアッピールする。出来上がった絵と一緒にYouTubeで嵐の曲をかけて身体を動かす。
次回のお約束をして終了
■ 保護者の方から
体調がここ2、3年安定していて、成長も感じられる。しかし、登校することが少なくなり、実際に美術アート製作の機会が少ないので、よい刺激として体験していきたい。
■ 次回活動予定
次回、11月15日日曜日11時〜
お母さんより、知った(ファンである)人の顔を描くことあまり無かったが、華子さんのクレヨンを持つ手からモチベーションが高かったと感じられたとのお話しをうかがった。次回も引き続き、嵐の大野くんを描くこと、絵の具を塗って描くことをする予定。iPadを使って、レイヤーで線を描いたり塗ったりも実験的に試してみたい。