音楽
担当:石橋
5カ月ぶりのK君は、なんだか少し表情が大人っぽくなったような気がしました。
すでに初夏の陽気のような日ではありましたが、さっそく春の歌を2曲。「どこかで春が」「春の小川」など、作者や曲のエピソードを交えて聴いて頂きました。
次に、エイサー太鼓を使って、リズムを感じてもらいました。
初めの音と次の音の間隔でリズムやテンポが決まる事、日常生活の中にもリズムがある事。人間が歩く時は2拍子で、1.2.1.2.と。
4本足の馬に乗った時はパッカ、パッカで間に細かいリズムが入る事や、ボートを漕ぐときは、意外にも3拍子だとかの話も少し。
エイサー踊りは沖縄で観たことがあるとの事。踊りながらバチで太鼓を叩くのですが、今日は直接手で叩いても良いかなと思っていたら、お母様がサッと何処からかバチを見つけてK君の手に括り付けて下さいました。腕を降ろす角度が難しい様でしたが、最初はお母様と一緒に、4分の4拍子の曲を意識して、
同じ4分の4拍子でも、それぞれリズムが少し違う曲を。
「小さな世界」、「5匹のこぶたとチャールストン」など。
「小さな世界」では、歌詞が今の世の中に響きますねという話も出ました。
さて、お待ちかね、ギターを。
前回は最初は恐る恐るから、突然ジャンジャカ弾いてくれて驚いたのですが、
今回は、1本1本をゆっくり弾いていくような、じっくり音を聞きながら、いろんなことを考えて弾いているように感じました。
時々、ジャンジャンと全体を綺麗な音で鳴らす時もありましたが、親指と人差し指を伸ばして、暫く考えながら、指に絡む弦の感覚を味わっている様でした。
今度は私がギターで「南の島のハメハメハ大王」を。
ちょうど、ギターとウクレレの間の「ギタレレ」が似合う曲だったのと、良く知っている曲だったせいか、ウィンドチャイムを、リズムに合わせて力強く鳴らしてくれました。
続いて、ラテン風「Save the last dance for me」も。ギターの弾き語りでは初めてでしたが、ちょうど良いタイミングでチャイムを鳴らしてくれました。
小さい頃からクラシックや邦楽など、いろんな音楽を意識して聴いてきたというせいか、音そのものをよく聴いている感じがしました。
最近はnijiuがお気に入りとかで、私が知らなかったので、スマホで聴かせてくれました。
8ビートのイントロからカッコいい曲。可愛いだけじゃなくて、ロックな感じも気に入ったのかなと思いつつ、それではと、
今度は私がエイサー太鼓で、指で8ビートを取りながら、テンポとリズムを感じてもらって、そのままShaky groundへ。
これは、ノリノリでチャイムを勢いよく鳴らしてくれました。サビの所では、なんと、私の歌に応えるように、声も出して歌ってくれました。
乗ってきたので、ブルースも少し。今度はお母様がコール&レスポンスにも応えて下さいました。
少し長くなって疲れたかもしれませんが、リズムに対して、新しい発見があった様な気がしました。