Saturday 1 May2021(MM)

視線入力/目と手の協応/数量/

担当:松本

<活動の様子>
 痰が多く吸引しながらも、最後まで集中を切らさず取り組んでいました。

■視線入力(Tobi 4c)
・「視線入力」という言葉を聞いた瞬間に目がパッと開き、「それを待っていた」ということ伝えてくれました。
最初、画面との距離が遠かったようで、視線が上の方へ集中していたので、画面を近づけると視線が画面全体に広がり、全ての風船を割るパーフェクトゲームも達成していました。射的ゲームの動画での視線アセスメントでもなかなか左にいかない視線をなんとかしようと、全身を動かし対応しようとしている様子も見られました。またターゲットが、本当に左側にない場合でも本当にないか確かめに行くような視線の動きも見られました。
今日は、右側が見やすそうでした。次回は、風船の色のコントラストをよりあげようと思います。


■目と手の協応
手元が見えるようにカメラとモニターを設置して開始しました。モニターによく注目して手元を確認していました。
・ボコボコタッパー:伸ばした右手を上に引っ張る動きでチェーンを勢いよく何回も抜いてくれました。
・ボコボコタッパーミニ:最初に左手で握り右手で引っ張る設定をしました。一回で引き切れない場合も、一旦手を前に戻すなど工夫して抜き切れるまで取り組んでいました。


■数量
・直径50mmの円柱:手のひらの上に一個ずつ置いて1個の重さ、2個の重さ、3個の重さを感じていきました。その後、それぞれの高さ円筒に入れて1個の高さ、2個の高さ、3個の高さを確認していきました。
・円柱差し:ぱっと見て穴がいくつか聞いていくと自分で選んだ数のところで声で合図をくれました。円柱は、穴にセットすると手を離して入れていきました。残りの穴いくつか問題も、穴に指を入れて確認しながら進めました。

■凸文字なぞり
今日はどの行を練習したいか順番に聞いていくと「か行」のところで瞬きで合図をくれました。一通り練習してから、練習した文字の中で手の平に一文字書いてもらうと「か」カーブのところを上手な動きで書いてくれました。

■ 次回活動予定
 7月10日(土)13:00ー