Sunday19 January 2020(MH)

「目と手の協応/コミュニケーション」 

 入室時に、お父様に抱かれて泣くところから始まりました。担当者と目が合ったり、ご本人の話しを保護者の方とするタイミングで泣き始めることが多かったです。原因は、大好きな代表理事が不在だったためか、非日常的な場所・人によるものか、体調不良による通院時の不安からか・・・・。

好みの歌やスマホからの音楽、お父様による頬への刺激で泣きやみ、切り替えは良好でした。

 お父様が段ボール座椅子の脇カットしてくれて、上肢の動きの制限が減少して手が動かしやすそうでした。大好きなチェーンを引き抜く教材では、遊びを理解し、予測して、手の甲に輪を通すのを待ちきれないように引いていました。終点(チェーンが抜ける)までの活動が途切れないこと、左右共に視線が手元に維持されることは大きな変化でした。

Monday 13 January 2020(OK)

目と手の協応/数量概念/算数/立体構成/言葉
担当:谷田部

◯学びの様子ダイジェスト 

・目と手の協同/平面構成

今回は、とても穏やかな表情で、歓迎してくれました。二階と思っていましたが、一階のダイニングキッチンのテーブルで勉強しました。

松本さんから、新しくお借りした平面構成の教材から始めました。文字の学習の前に、3次元の世界を2次元の紙の上でも理解するための手立てです。

横にスライドする型はめ教材を、スムーズに取り組んでくれました。上下を学ぶ教材もできました。そのあとでブルブルチェンバー、差し込み棒、ソフトワイヤーを一回ずつやりました。

・数量概念/算数

円盤型はめと、円柱差しでは、今日のお土産のコーヒー牛乳6個の数の勉強をしました。

立体構成では、カステラを型に入れて焼く設定で、2個、4個、6個に分解した物を型に入れました。

・言葉

友達に平仮名を教える設定で、公文の平仮名カードを7枚程度、なぞりながら勉強しました。驚いたことは、カードを出すと何も言わないのに指でなぞり書きを始めたことでした。書き順が少し間違っていたので、少し直しました。

果物の型はめパズルを用意して、果物の名前を確認しました。

(学びサポート Oくん)

Thursday 16 January 2020(OC)

「美術」 担当:真鍋麻里

◯学びの様子ダイジェスト

・はめこみ

今日は、ずっとご機嫌で嬉しかったです。

ダンボール箱に大小の穴をあけて、ファーや、ボンボンの玉を出し入れする物を作っていきました。

なかなか難しいですが・・・・

試行錯誤は続きます。

(学びサポート Oさん)

Sunday 12 January 2020(MM)

視線入力/目と手の協応

担当:松本健太郎

○視線入力

・風船割りゲームを試したところ、中心から左側が見易そうだったので、そこにパワポで作った文字を2つ置いた画面を提示し、凸文字でなぞった字を視線で選んでもらう取り組みをしました。途中、視線の位置に合うようにパワポで文字位置を合わせながら行いました。なぞった文字の方を見てくれる場面がありました(写真)。

○目と手の協応

・ボコボコチェーンはじっくり時間をかけて、自分一人で抜ききることができました。最初に右手を動かし、それでもチェーンが抜けきれなかったら左手も開いて抜いていました。じっくり取り組めて本人も満足そうでした。

・新作ボコボコ筒は、右手で握ってもらい動かしやすい方向に設定したら、下まで引っ張りコツッという音を出して最後まで引き切っていました。これからも取り組めそう。

・新作の大きめ5cmアルミ円柱を穴にはめる課題は、握った感じの大きさが分かり易かたようで、取り組んでいると覚醒が上がってきました。高さ比べもわかりやすかったようで今後も取り組むことにします。量を直感的に感じるためには、まず重さ、次に高低がわかりやすいことを改めてM君から教えてもらいました。

 

(学びサポート MMさん)

Sunday 12 January 2020(FK)

「視線入力/目と手の協応/文字学習」
担当:松本健太郎

○目と手の協応

・ボコボコチェーンはじっくり待つと、自分で両手を広げてチェーン引き抜くことができました(写真)。両手を広げて抜いたのは初めてでした。すばらしかったです。

○文字

・あ行の文字を手を添えてなぞりをしました。指先の緊張が少なく滑らかになぞることができました。

・書見台を低い位置で固定するつっかい棒を設置しました。これにより次回から、文字盤をちょうど良い角度で操作できます。

○その他

・右手にサポーターをはめていたがそのまま、文字なぞりも目と手の協応教材もできました。

・視線入力ゲームが、ご本人の好奇心を満たすような内容でないため注目しない様子でした。次回は、ビデオを流してどこを注目しているか分析できる視線入力ソフトを試したいです。

(学びサポート FKさん)

Sunday 29 December 2019

目と手の協応/数量概念/算数/立体構成/言葉
担当:谷田部

○学びの様子ダイジェスト 

・目と手の協応
 とても良い表情で迎えてくれました。指のストレッチを軽くやりました。細かな指の操作が、まだぎこちない所があるので、本人が嫌がらなければウォーミングアップのメニューに入れようと思います。
ブルブルチェンバー、差し込み棒、ソフトワイヤーの両手曲げをしました。ウォーミングアップも、以前程時間をかけずに、軽く一回ずつで本題に入れました。
・数量概念/算数
立体構成では、カステラを型に入れて焼く設定で、2個、4個、6個に分解した物を型に入れました。
・言葉
谷田部にメールを打つ練習と言う設定にしました。「谷田部先生コーヒー牛乳6個買って来てね」を、短縮した平仮名を選ぶ勉強をしました。選ぶ平仮名は「や、た、へ、こ、ひ」と数字の6です。公文の平仮名カードと、お母様の手作り数字カードの6を選ぶ勉強です。意欲的に取り組んでくれました。
・読書
絵本を2冊読みました。

学びサポートを重ねて来て、今回は、一番良く勉強できました。手指の教材をやり尽くして、絵本読みまでできた程です。

(学びサポート OKくん)

Sunday 15 December 2019

目と手の協応/数量概念/算数/立体構成/言葉
担当:谷田部

○学びの様子ダイジェスト 

・目と手の協応
今回は最初から、表情が硬く、勉強から気持ちが離れている状態でのスタートでした。席から離れないように、早めに教材を出し入れしました。ブルブルチェンバー、差し込み棒、ソフトワイヤーの両手曲げ伸ばしを1回ずつと、手回しシュレッターをやったあたりから、やっと表情が柔らかくなりました。
・数量概念/算数
円盤型はめも、飽きないように早めに教材を入れ替えました。1個、2個、3個、5個をハンバーグを焼く設定でやりました。円盤はめと同じ手順で、円柱刺しもやりましたが、数を意識するまでには、至りませんでした。
立体構成では、パンを型に入れて焼く設定で、2個、4個に分解した物を型に入れました。上手に入れていました。
・言葉大判の平仮名なぞりボードを出したところ、最初はやらないと拒否されましたが、最後には公文の平仮名カードを目の前に出すと、け、ん、とを指なぞりしてくれたのでそこで今日の学びサポートは終わりにしました。
・勉強後のお茶タイムは、今回もとても楽しく過ごせました。


(学びサポート OKくん)

Sunday 30 November 2019

「目と手の協応/コミュニケーション」 

・Hさんと初めての学びサポートのセッションでした。初対面の学習支援ボランティアのことば掛け、持参の人形での関わりに対する受け容れも良好で関わる時間や場面を共有するごとに表情の変化がみられ、笑顔が増えていきました。

○学びの様子ダイジェスト

・日常的に、40分程度の座位の継続は可能とのことなので、途中リラ
ックスタイムを入れながら実施しました。
・遊び場面では、保護者の方持参の強化段ボールの天板付き椅子で行いました。足台の設置したり、天板の位置が高かったので操作時に上肢の可動域が制限されるので、次回までに段ボールのカットして高さ調整することとソフト伊達締めで体幹保持をすることを確認しました。
・眼前での担当者の提示(銀の大玉落とし)をよく見ていて、直後の活動に結びついていました。
・関心のある物へ自発的に手をのばす、快な物(ライトムーブの振動)に対し、表情を変え後方に身体を寄せて避けるようにしていました。
・次回は、実物への視線による選択の実施、目と手の協応、食事場面の観察をしていきます。

学びサポート(MHさん)

Saturday 7 December 2019

「目と手の協応/算数」 担当:松本健太郎

・OKさんと久しぶりの学びサポート。どの課題にも集中して取り組んでくれました。

○学びの様子ダイジェスト

◯目と手の協応
・棒抜きは、細い円柱が握りやすく提示位置を変化させながら自分の方に引っ張ることなく、上へスッと抜ける位置を一緒に見つけました。電動車いすの操作レバーの位置決めの参考になればと思います。
・握るボコボコチェーン抜き(写真)は、両手が協応して開かれる場面がありました。
・アルミ円盤はめは、横一列3個、はパッっと見て穴の数を答えてくれましたが、横一列5個ではそれが難しかったです。しかし、最初の穴に触りながら、目で穴を追い最後に終りの穴に触り「5」と文字盤を押さえて答えてくれました。以前は、一穴ずつ触って数えていたので、目だけで穴を追って数えることができていて素晴らしかったです。
・新しい教材である太い円柱アルミ入れ(写真)は、テーブルに置くと、そのまま一人で持ち上げて筒に入れていました。持ちやすそうでしたし、奥行き合わせを試行錯誤して入れる場面もあって、課題にあった良い教材でした。
○算数
・桁取を新しいはめ板教材(写真)で説明しました。文字盤で正しく数を答えていて、よく理解している様子でした。次回は、100の位をやります。
・学校の宿題プリントを「数の棒」で確認しながら行ないました。
・次回は、5の合成分解から系統立てて復習します。

(学びサポート OKさん)

 

Sunday 1 December 2019

「目と手の協応/文字/算数」 担当:松本健太郎

・緊張なく、事務所の環境に興味津々でいろんな部屋を探索したい様子でした。

○学びの様子ダイジェスト

・ウォーミングアップのブルブル教材(固有覚フィードバック教材)を一通りやりました。ブルブルタッパーのチェーンを上手に交互に手繰り寄せていました。

・平面構成(枠のあるパズル)は四角ピースは自由自在にどの課題も完成さていました。三角ピースの4分割は最後の一枚左回り右回りの2次元回転や表裏の3次元回転で試行錯誤しながら自分だけで入れることができました(写真上)。じっくり取り組んでいる姿が本当に素晴らしかったです。

・体積パズルは3種類のピースも入れ方を修正しながら全部枠にはめていました。

・数の棒の一個あまり問題は、はめたり外したり試行錯誤しながら余分な棒がどれか見つけることができました。

・凸文字なぞりをしたのですが、書くことが難しいため途中から、文字構成のスライディングブロック(写真下)に取り組みました。すごく楽しんで全ての形をやりきりました。課題としてぴったりあったちょうど良い教材でした。

 

 

 

 

 

(学びサポート SYさん)