KSさんのiPadの設定。大名の勉強「豊臣秀吉」
担当:奥山
【活動の様子】
KSさんのところに新型のiPadが届いたので、設定をお手伝いさせていただきました。アプリのインストールからアクセスビリティのスイッチコントロールの設定まで道のりは長いのですが、説明書も作りながら薦めていく予定です。
最初にKSさんのアクションカメラの画像がiPadの画面に映るようにiSmartDVという無料アプリを入れて、アクションカメラとWi-Fiで接続成功。おうちの方ができるように取説を渡さなくては。
次に改造Bluetoothキーボードにスイッチをつないで、iPadを操作できるように設定。ここは私自身まだ課題が多いです。あれ何だっけ?という部分が少なくないからです。これを見たらiPadのアクセスビリティの設定がすべて誰でもわかるというものが欲しいです。ここまで設定できると、今までkeynoteで作ってきた一コマずつのコミックを自分でめくることができるようになります。
今日は、iSmartDVと絵カードVOCA「しゃべるんです。」とKSさんが最高得点をマークしているSwitch Box Invadersをインストールして、その他インストールしておくと当面便利なアプリの一覧をお母様に渡しました。
「そういえば、後輩のKMさんがSwitch Box InvadersでKSさんに挑戦するんじゃないの」と話すと、頭をビクビクッと動かして応えてくれました。そのうちに二人で対戦しましょう。
また、絵カードVOCA「しゃべるんです。」の作り方をお母様に見せて、KSさんのお兄さんや弟に「突っ込み」を考えてもらうように依頼しました。
後半は歴史の勉強。今日は豊臣秀吉を取り上げて勉強しました。豊臣秀吉は17歳で織田信長の家来になり、当時の17歳はすでに大人として扱われていたことを説明すると、少し前に16歳の誕生日を迎えられたKSさんは頭をビクッと動かしました。そういえば私も高校生になったときに微かに「大人」を意識し始めたような記憶があります。KSさんはいろいろなことを深く考えていらっしゃると推察しているので、きっと思うことがいくつもあったのではないかと思っています。そのうちに聞かせてもらいたいです。
その後、豊臣秀吉の検地について説明をして今日の学習を終えました。この後、テレビや普段の会話で「豊臣秀吉」や「太閤検地」ということばをききつけたらきっとKSさんは頭をビクッとさせて「それ、かなり知ってる」と伝えてくれると思います。