美術
担当:三輪ゆうこ
<活動の様子>
コロナ禍で15ヶ月ぶりの訪問、お部屋に入るとくつろいだ笑顔で迎えてくれました。新聞紙をちぎって、ロープ状にしたものでクリスマスリースを作りました。新聞紙を手でささえながら、千切れていく感触を感じつつ、つかむことを継続する作業を一緒におこなうことができました。新聞紙を巻いた土台に、両面テープをつけた布で装飾しました。緑の布と白い布を見せて好みの色を選んでもらいました。はっきり白を選択、リボンの色もうすいブルーで、松ぼっくりとリボンをつけたら、出来上がりに満足した様子でした。
「リースにファンのアイドルの写真をつける?」と尋ねると、無いほうがよいという意思表示でした。その後、切り抜きを貼ってカードをつくろうと話しながら目の前で並べていく途中、少しづつまぶたが塞がり熟睡。お母さんの声かけで覚醒して、カードにクレヨンで色を塗りました。その後、電飾でリースをかこって、カードと並べて来栖マスソングを鳴らして鑑賞。写真を撮って終了しました。
お母様の話では、白いクリスマスリース、華子さんはゴテゴテしたものじゃなくて、すっきりしたものが好きとのこと。色や作業の選択について、華子さんが意思を伝えてくれるので、今後も好みの楽しめるアートを探していきたいです。