Sunday 9 Feb 2025 TS

操作/コミュニケーション

・教具・教材(目的):子どもの様子

<コミュニケーション>

VOCA学校活動の報告/あいさつ:提示するとすぐに左手を伸ばして押しました。

・カルタ(ひらがなの評価) :本児が丸カルタ(写真と一文字)を1/3選択し、STが読み上げました。他の二人の支援員が、それを聞いて四角札(文字のみ)を取り合いました。しばらくすると、大人が取り合っている四角札に手をのばしていました。

・A3透明ボードでの選択(コミュニケーションボードの評価/文字と音との一致/役割交代):

 丸カルタをA3ボードに入れました。

 配置①:さいころの5の目の様に入れる。→本児の手元左には気付きにくかったです。そのため配置②に変更しました。

 配置②:3枚ずつ2列にし、手元左のみ1枚除く。→5枚まんべんなく選択しました。①よりベターでした。

 A3ボードに四角札(文字のみ)を2枚入れる。→STが提示したひらがな札を見て、四角札を1/2選択しました。ひらがなのマッチングほぼできていました。

<操作>

・持ち手つきチェーン引き(右手の積極的使用):右手白リング、左手青持ち手にて実施。両手の使用が向上しました。意欲が高まると運動的な調整に苦労するも、工夫して引いていました。

・埋め込みカバサ(右手の積極的使用):左手の動きが向上していました。

・埋め込み糸車(右手の積極的使用):操作の過程で右手指がソフトに開いてきました。

・銀玉落とし家紋→横(右手の積極的使用):穴の確かめ(見定め)、定位向上。目と手の協応も良くできていました。

・短円柱入れ 2穴(右手の積極的使用):階段の高さが変化しても調整して触っていました。

・長円柱入れ 3穴(右手の積極的使用):たまたま入った時の持ち方を覚えている様子。その再現性が向上するとよいと思われました。角度の調整もトライしていました。

・凸文字→手のひらへ(書字へのステップ):援助者には指の方向性の変化が感じられるとのことでした。

<コミュニケーション>

・VOCA①ステップバイステップ(担任への報告):提示するとすぐに左手を伸ばして押しました。

・VOCA②(終了のあいさつ):提示するとすぐに左手を伸ばして押していました。