目と手の協応/数量/スイッチ操作
担当:松本
■活動の様子
いつものようにボコボコミニチェーンと高さ、重さ、長さの円柱差しでウォーミングアップした後に、スライディンブロックに取り組みました。
上下左右とも自分で手を動かして穴に半球のついた円盤を入れられていました。
凸文字なぞりに写ろうと思い、どの行をなぞるか聞こうとしたらヘルパーさんが脈拍のモニターを見てKさんがウトウトしてきたことを知らせてくれました。
そこで、スライディングブロックの動きが良かったので、スライドスイッチで2つのスイッチの押し分けの練習をすることにしました。押す動きで振動クッション、引く動きでメロディチャイムが鳴るようにスイッチを繋ぎました。介助付きで支えて動きを出そうと思ったら、一人で動かせそうだったので滑り止めを敷いてセッティングしました。最初は押す動きで何回も振動クッションを震わせ、途中から引く動きでメロディチャイムもならせていました。
そこで、iPadのKeynoteのスライドでタッチすると20秒で嵐の音楽が止まって、また押すと音楽スタートするものをiPad+タッチャーと先程のスライドスイッチの「押す動き」の方と繋ぎ操作しました。その際に、嵐のカードを提示しながら操作してもらいました。スライドスイッチは最初から上手にスライドさせていました。
次に新作のBTSの曲のスライドに挑戦。この時もBTSのカードを提示しながら操作してもらいました。途中押す力が入りすぎてスイッチが押しっぱなしの状態になった時があったのですが、正中線の方にスイッチを操作している右手を近づけながら力が抜ける場所を探り、スイッチを再設置するとまた上手にスライドして音楽を進めていました。自分で操作できているのでとても満足そうな表情をしていました 。