Wednesday 6 July 2022(FKK)

音楽

担当:石橋

今回は、Kさんは直前まで寝ていた様ですが、初めてお祖母様もご在宅で、コンディションは悪くなさそうでした。

まずは「かえるのうた」を、ごく自然にお祖母様とヘルパーさんと3人で輪唱。ヘルパーさんは、お祖母様が歌うのを聞いて驚いた様子で、Kさんに、「ほらほら寝てる場合じゃないよ、バァバが歌ってくれてるよ。スゴイね。」と。Kさんは初めは眠そうでしたが、お祖母様が一緒に歌いだすと、少しづつ目が覚めてきた様子でした。

次の「夏の思い出」は、「懐かしいわ。」と言いながらお祖母様がリードして歌って下さり、続く「手のひらを太陽に」と「小さな世界」では、
打楽器を鳴らしながらKさんの手を取って、「ほらほらKちゃんも一緒に歌いましょう。」と、とても盛り上げてくださいました。Kさんも目を大きく開いて楽しそうでした。

調子に乗って「南の島のハメハメハ大王」も、ノリノリで歌ったのですが、Kさんの好きな曲のはずが、目を伏し目がちにして、少し疲れたような感じがしました。

目が覚めてすぐ、すっ飛ばし過ぎたかもと反省しつつ、バラードでクールダウン。「Love me tender 」と「A while new world 」を。お祖母様も座って聴いて下さいました。ちょうど翌日が七夕だったので、「七夕さま」を一緒に歌い、短冊のお願い事の話になりました。

やはりKさんは「大野君に会えますように」かな、と話していたら、お祖母様が「とにかく平和な世の中であって欲しいですよ。」と。丁度選挙前でもあり、「私達大人がしっかりしないと、この子たちの将来が心配で。」とのこと。「そのとおりですね。」と、ヘルパーさんと大きく頷きました。実は、社会人になったKさんには初めての選挙で、サポートして頂きながら投票にも参加するそうでした。

少し落ち着いた様なので、
「大きな古時計」と「5匹のこぶたとチャールストン」を一緒に。
Kさんの両手を、片手ずつお祖母さんとヘルパーさんが握ってくれて、一緒に鈴を振りながら歌ってくれました。

そしてKさん、お気に入りの嵐の「Happiness」と「はらぺこあおむし」を。お祖母様も「嬉しいねえ。よかったねえ。」と、一緒に楽しんで下さった様でした。

最後は、早く雨が止むようにと「Over the rainbow」を歌いました。

今日も、時々目をパッチリと開けて口角を上げて、嬉しそうな表情を見せてくれたKさんでした。

お祖母さまの積極的なサポートに感謝です。ありがとうございました。