目と手の協応/数量/書字
寝不足ということで、途中で少し休憩をとりましたが、その後覚醒が上がり予定していた全ての課題に取り組むことができました。
活動の様子
■目と手の協応
・ボコボコタッパー:両手で交互に引き抜いた後に、ボールチェーンの玉を一粒ずつ上から押し入れることにチャレンジしました。最初は力加減が難しく、なかなかボールが中に入って行かなかったのですが、すぐに一人でできるようになりました。途中疲れたと伝えてくれたので、タッパーの蓋を外し後ろから引き抜く方法で、最後チェーンを納め蓋をするところまで一緒に行って終わりました。
・ボコボコジャバラ:たたむ速度が上がっていました。
・ボコボコジャバラスクリュー:ねじって連結する雄と雌合わせが難しい様子だったので、向きを伝えると手首を上手に動かして捻り込んでいました。
・石蹴り入れ:蓋がスクリュー式だと初めは気づかなかったのですが、スリットに手を入れそのまま蓋を取ろうとした時に少し蓋がずれたことで、ねじる方向がわかり蓋を自分で外していました。今回はたまたま蓋がゆるかったため、動いたのですがこのように自分で気づけるような提示が大切だと思いました。1枚10円単位で数えて最後100円という繰り上がりも正確に答えていました。
・枠太体積パズル:三角柱の時、空いたスペースを手で触り向きを変えて入れていました。以前は試行錯誤的に、ガチャガチャと動かしてはめていましたが、今回は明らかに空間イメージができてきた様子が見られました。
■数量
・円柱差し:ピッタリ10にする組み合わせ、いろんな数のはめ板を使って取り組みました。楽しんで行っていました。
・筒の入れ:4個の筒を1、2、3の棒に振り分けピッタリ分配できる組み合わせを見つけてもらいました。試行錯誤しながら取り組んでいました。
・数の棒:2、3、4、5の2列の枠に2の棒がいくつ入るか質問していきました。どの問題も正解していました。はめた後も、他の入れ方ある?と聞くと棒を入れ替えて入れ直していました。その後、数の棒を一つ多く渡して、どれがいらない当てる問題に取り組んだ後に、1から5までの数を並べておいて、4の棒は、2といくつか、1といくつかのように、実際に枠にはめながら数の合成分解に取り組みました。ピッタリ合う数を探すのは楽しいようで集中して取り組んでいました。次に、6から8の棒を枠に入れその横のスペースに1から5までの数を使って、ピッタリスペースを埋めること課題をしました。最初は、小さい数から入れてうまくいかないようだったので、5から入れてみたらと伝えると、うまく数の組み合わせを見つけることができました。夢中になって取り組んでいました。10に取り組んだ時に、5と2などの組み合わせを置いた時に、それは7だねと実物を横に置いて確認して、5を基準とした数の合成の課題も埋め込みました。自分が子どもの頃は、鉄道の切符の下の番号を足し算引き算で0にするという遊びをしましたが、この課題も似たような操作だと思います。「ピッタリパズル」という名前で今後も取り組もうと思います。
■書字
・凸文字をなぞり、大好きな友だちのバスコースと友だちの名前を書きました。学校に持って行くと伝えてくれました。