目と手の協応/文字/スイッチ操作
担当:松本
■活動の様子
・目と手の協応:ボコボコチェーンからスタートしました。机をつけたいる状態ではなかなか手が動かなかったので机を外し、肘をより負担なく引けるようにしました。ヘアゴムを引く方の手につけて、一回引っ張った後に、動きが止まったところで、もう片方の手でチェーンの部分を引っ張れるように援助すると、何回か自分の動きでチェーンを引き抜いていました。このやり方をすれば両手の協応を促せそうです。ボコボコチェーンミニは、チェーンを引く手を少しだけガイドすると、肘を引く動きでチェーンを抜くことができました。
玉落としは、横縦垂直の提示で、介助しながら行いました。スライディングブロックは、引く方向で何回か自分の動きが出ていました。一緒に行った時でも、玉が落ちる、ブロックが溝にはまるという終点は、はっきりわかって入った瞬間に顔を動かしていました。
・文字:文字盤で、今日練習する行を選んでもらいました。「あ行」から順に一緒に文字盤の各行の先頭の文字を触っていくと、「ま行」で手を動かしたので、「ま行でいいのね」と伝え凸文字なぞりをスタートしました。自分の動きは少なかったものの、今週も遠足のマザー牧場の思い出を伝えたかったらしく「み」のところで「みんなで」行ったねというと嬉しそうな表情でした。お母様が昨日通所施設で遠足の写真を見たということで、そのこともありもう一度楽しかった思い出を共有したかったのかもしれません。
その後漢字のの成り立ちスライドを見た後、漢字の凸文字なぞりをしました。今日はあまり反応がなかったのですが、次回もう一度試してみたいと思います。
・スイッチ練習:スイッチONを練習するワンスイッチゲームを各種用意しました。今日も、動きがどちらかというと少なかったので、空気圧スイッチを試しましたが、押した時のフィードバックが少ないためか、あまり操作が出ませんでした。スライドスイッチに変えたところやはりフィードバックがはっきりしているので操作する回数は増えました。奥山支援員から聞いた、リレーによる「かちゃっ」というフィードバックの間に入れると違うかもしれません。
こちらも次回試していきたいです。
最後に、奥山支援員作11月の最新音楽情報のスライドをスイッチ操作しました。音楽のリズムを取るように手が動き始めました。
最後はスライドスイッチでVOCAを操作し終わりの挨拶を行いました。