Sunday 19 Nov 2023 MM

視線入力/目と手の協応/文字

担当:松本

◾️活動の様子

・視線入力:ご家族が姿勢とモニターをセッティングして待っていて下さいました。パソコンと視線入力装置をセットしてポジション確認ソフトを開けると調整なしでどの項目も◯がついていました。モニターを固定するパソッテルの高さが足りなかったため、かさあげのための足台を作り高さを上げてから調整がしやすくなりました。

風船割りの調子も良く、中心をベースに、画面全体に視線が動いていることが良くわかりました。花火でも、いつもより多く打ち上げていました。塗り絵では、最初に指電話メモリで作った色をスキャンして選ぶ画面をiPadのスイッチコントロールでスキャンしている画面を見てもらい、声や顔、身体の動きで合図して決定してもらいました。レインボーを選んだので、その色でスタート。画面の全体を塗りつぶそうとしたり、一箇所に止まってにじませたりして、途中視線で色を緑に変えたり、写真を撮ったりもしていました。そろそろ終わりにして良いか、声かけして次の課題に移りました。

・目と手の協応:画面はそのまま、アクションカメラを頭の後ろに設置して、どっちもクリップで固定、視線入力で使ったモニターにつなぎ手元が見える様にしました。どっちもアームは40cmのものを使います。この長さがあれば頭の上からテーブル全体を映し出すことができます。初めにボコボコチェーンミニを両手にセットすると、画面をよく見ながら両手を広げ短時間で引き抜いていました。玉落とし(3個直線配列)も画面をよく見て面をたどる動きで全ての玉を落としていました。スライデイングブロックは、引く動き、外に開く得意な動きでは直ぐにブロックを滑らせ、少し苦手な、押す動き、内側に寄せる動きの時には、得意な動きが出ないように自分で調整している様子がよくこといらに伝わってきました。最終的には、調整してブロックを溝まで動かすことができていました。

アクションカメラの映像は、iPadに映し出すよりもクリアでタイムラグもなくやはりモニターに直接繋ぐのが良いと思いました。AliExpressで11インチであれば、モバイルバッテリーで稼働するポータブルモニターが5000円程度で手に入ります。薄型なので、iPadフォルダに装着可能で提示も楽です。今後はiPadはやめてポータブルモニターにHDMIで繋ぐ方法に切り替えたいと思います。クリアな映像だったので、手の動きも良かったのかもしれません。

 直接手元を見ながらよりも、モニターの映像で手を動かすのは、難しい気もしますが、我々もパソコンでマウスを操作するときには、手元を見ずに操作していることを考えれば、慣れるのではないかと思います。また、座位保持を使い、手元が見にくい状態にあることが多いと考えると運動のために有効な手がかりではないかと考えます。

・文字:画面はそのまま手元を見える様にして、文字盤を一緒に指で辿りながらで今日練習したい行を選んでもらうと、「ま行」でこちらを見てくれました。マザー牧場に行った遠足のことを伝えたいのかなと聞くと、どうもそうらしく、遠足の話題を話しながら凸文字→手のひら→ブギーボードの順に指を一緒に動かしました。覚醒が下がってきて指の動きがはっきりしない場面もありましたが、左から右に引く線の動きはよく伝わってきました。