Saturday 28 Oct 2023 MH

コミュニケーション/操作

■活動の様子

本日は平和眼科の視能訓練士さんたちが見学にいらっしゃいました。普段と違う環境だったにもかかわらず、通常通り課題に取り組んでくれました。

・遊具・教材(目的):子どもの様子

・VOCAチャットBOX+ミニスイッチ+カルタ(活動参加/カルタで読み手の経験をする):前回経験したスイッチスキャン方式による表出。モデル提示の後、すぐにスイッチを操作しました。ON-OFF-ONが前回よりもスムーズでした。読みの表出に応じてお母様や支援員が札を取ると、喜んで笑い声をたてていました。札に手をのばすので、札とVOCAを示すと、正中線を交差して札を手差ししました。取り手になり1/2選択ができました。

・リングチェーン抜き+ヤクルト型棒抜き(操作/導入/把持):ヤクルト型立体の把持はやや苦労していましたがガイドすると出来ました。棒を支援員が主導で調整して立体を入れられました。

・溝板短3列+金属円盤(書字へのステップ方向性のある操作):左を始点として右方向への動きを促しました。終点を視覚的に確認し、活動の見通しを持っている様子。終点手前で円盤を取り出そうという動きがありました。円盤がくりぬき台に対して斜めにかかることが多いですが、入れようという意欲が持続していました。

・溝板長1列+円盤きのこ付き円盤(書字へのステップ方向性のある操作):方向性を意識した動きが出ました。2~3回行いました。

・「ころころ円の移動」(書字へのステップ運筆を促す):左人差し指支持にて行いました。方向を意識した動きが出ていました。

・凸文字なぞり「さ」(指えんぴつへの導入・感覚運動↑):意欲、期待感が高かったです。左人差し指支持にて行いました。右方、下方への動きが出ていました。

・初)指えんぴつによる書字(書字経験):指にはめることへの触覚的な抵抗なかったです。指が細く、サックの内部で遊びがあるため、何らかの工夫が必要でした。ガイドにて「さ」を書字。もっと書きたいと繰り返し活動を要求していました。

その後、視能訓練士による視覚評価をしました