Sunday 19 Nov 2023 SY

目と手の協応/数量

担当:松本

■活動の様子

・目と手の協応:いつもの様に、ボコボコチェーンからスタート。両手で交互に抜き切ったところで、ボールチェーンを穴に一粒一粒入れて、ある程度の長さになったら、蓋を開け、裏側からチェーンを引っ張り、蓋の四隅を合わせてしまうところまで行いました。ボコボコ蛇腹を広げて、畳むところもとてもスムーズに行っていました。蛇腹同士をねじってつなぐ課題も、最初に捻る方向さえ手を添えて伝えればあとは自分で最後までネジ入れることができました。ねじ回しの課題は、緩めるのも締めるのも上手でした。ネジが外れ切っても、自分でハメ直すことができていました。石けり入れも、スリットに合わせて手首のを外に捻る動きが滑らかに出ていました。円柱差しでは、はめ板を垂直に置いた課題で、両手を調整してぴたりと円柱が飛び出さないように入れられていました。以前より、調整が素早くなっています。

 枠太の体積パズル三角柱問題でも、3次元で向きを変えながら直ぐに立方体の枠に収まるようにはめていました。以前は時間がかかっていた課題なので、3次元空間イメージがかなり開発された印象を受けました。

・数量:数の棒の2、3、4の枠に2の棒が何本入るか答えてもらい、その後、色々なはめ方をしてもらう課題に取り組みました。次に、4、5の枠に余分に一本棒をわたし、どれが余分か答えてもらいました。特に、余分に一本の問題は試行錯誤をしながらどれがいらないか集中して取り組んでいて、どの課題も探し当てることができていました。

 その後、数の棒を使い、5の合成分解、6から10までの数の5と幾つ問題を行った後に、100までの位取りの学習に入りました。1から30まで3cmの立方体を基準とした数の棒を1個1個数えていき、10になったら隣の10の桁の枠に移していくという作業をしました。30以降は10ずつ増やしていき、10本を100の部屋に移すところまでやりました。次に、棒をこちらでおき、数字をはめる、逆に数字を置き、棒をはめてもらう学習をしました。こちらもよく理解して取り組んでいました。次回も継続して取り組んでいきたいと思います。

 「あっちょっと待って!」と言った後、自分で思いついた数の棒の入れ方をする場面が多くありいろいろと発見しながら取り組んでいることが伝わってきました。