「目と手の協応/視線入力/スイッチ操作/文字」 担当:松本健太郎
・手元カメラにはアクションカメラをユニバーサルアームで固定しWi-FiでiPadにつなぐ方法で導入しました。以前に使っていたシステムよりも映像がクリアーで画面にもよく注目していました。
・前回、右下横向きであくびを使い、手を動かす方法でメダル入れの課題に取り組む工夫がみられましたが、今回あくびをしても最初は手が動きませんでした。その後、腕を少し前にずらすことであくびと連動した手の動きを引き出すことができました。お母様も課題をやると突然あくびがたくさん出るので、これは本人の工夫、本人の意図だということを再確認していました。
*車いすに座り、チェーンをタッパーから引き抜く課題に取り組みました。自分では動かせませんでしたが、二人羽織で動きのイメージを伝えながら一緒にチェーンを引き抜きました。手元カメラをよく見ていて、笑顔も見られました。このように動きを同じ向きで手伝いながら伝える活動も、ご本人が嫌がらなければ運動の制約が大きい方には必要だと改めて思いました。この方法で臆することなく、概念形成を促す教材を進めていく必要を感じました。
*星新一の短編を電子書籍を視線入力で使っている大きな画面で確認しながら読み聞かせを行いました。とてもよく画面に注目していました。
*文字なぞりは生き生きとやっていました。もう既に知っていると思いますが、改めてどんな形かということに確信を持ってもらうため学びなおしましょうと本人に伝えました。
(学びサポート Kくん)