美術
担当:三輪
■活動の様子
毎回理学療法士さんとの活動の直後で、とてもはっきりした表情で覚醒した様子でした。いつもより積極的な表情で迎えてくれました。
・その1 スチロールシートでパズルを作る作業:
最初にシートに貼る2種類の大野くんのプリントを選んでもらい、裏にノリを塗る作業しました。右手でしっかりとつかんで、支えながらボードにのせたプリントにノリを塗りました。シートに貼って、追加で青い星のシールを貼りました。パズルの裏のささえの両面テープの剥離紙を左手の指先でつかんで剥がしてもらいました。パズル面を二分割し、台紙からパズルを押し出す動きと感触を味わい、身体だけの大野くんの顔部分を目の前ではめ込む様子を見てもらいました。スチロールシートの感触とキュキュっと押し込む音を感じてくれていました。
・その2 大野くん塗り絵:
しっかり覚醒してくれていたので手指も柔軟でつかむ動作もはっきりとしていました。ささえをしながら、声をかけながら一緒に塗る作業ができました。
当たり前のことかも知れませんが、7月、8月とリラックスしながらもうとうとしてた時と比較すると、しっかり起きているFさんのほうが身体の緊張が少なく手指の動きがとれもスムーズでした。とても耳の能力を駆使してしっかり聞いてくれていると感じました。迷ってることと、あきらかにYES or NOだよっていうことを、豊かな表情で伝えてくれるのがわたしにも少しづつわかってきたので楽しいです。