Saturday 7 Nov 2020(FK)

音楽

担当:石橋

■ 活動内容
 K君が数日前に誕生日を迎えたばかりという事で、まずは「ハッピーバースデー」の歌を歌ってお祝いしました。
K君、おめでとう!

続いて、秋も深まり「旅愁」と、ちょっと大人になったK君に「枯葉」を聴いて頂きました。

K君はウィンドウチャイムを、良い所で鳴らしてくれました。

前回、iPad のアプリで出したギター画面と手元の大きなスイッチを連動させて、一緒にブルースセッションで盛り上がったのですが、今回は腕の角度など、ちょうど良い所にスイッチの位置を決めるのが難しく、少し音が出しにくい様子でした。

そこで、初めてお持ちした本物の小型ギターを目の前に差し出すと、「おっ。」と声を出して反応してくれました。

弦楽器に興味があるとの事で、前からご要望もあったのですが、やっと実現し、楽しみにしてくれていたそうで良かったです。

まずは本物のギターの全体を見て、触って、指を弦に当てて、リアルな感触を味わってもらいました。

お母様が、弦の上にK君の閉じた手を乗せると「はっ。」と目を見開いて、恐る恐る手を引いていきましたが、最後に弦から指を放す時、ポロンと小さい音が鳴りました。

K君、その音に「おっ」。

もう一度、手を弦の上に乗せると、今度は自分から弦に親指を当てて、違う角度でグンと力を入れると、弦が伸びて親指に強く当たる感覚を味わっている様でした。

そのまま、もっと力を入れていくと指から弦が離れて、さっきより大きな音で「ポロン」。K君も「おっ」。

何度か繰り返すと、だんだん慣れてきて、複数の弦をはじく様になりました。

お母様の「ほら、ガンガン弾いてごらん!」の声に、俄然やる気が出た様子で、私が左手でGのコードを抑えながら、6本の弦全部に当たる様に角度を調整していくと、直ぐに、シッカリとした動きで、Gの和音を何度も鳴らしてくれました。思わず「凄い!上手!」を連発したら、K君も「おおっ!」と応えてくれました。まるでギターの弾き方を最初から知っていたようで驚きました。

その後、僭越ながら、私もギターで1曲、「スタンドバイミー」を。お母様も一緒に歌って下さいました。

次に弦楽器の並びから、iPad のアプリで筝を出して、琴の歴史や、琴と筝の違いなどをお話しました。

「春の海」が好きでよく聴いていたとの事、日本の音階は耳に馴染んでいる様子で、画面上の13本の弦の上を、ゆっくり手を動かしながら耳を澄まして聴いていました。

筝の音色と日本の音階は、ずっと聴いていても飽きない感じでした。

ゆったりした所で、今度は何か歌をという事になり、「5匹のコブタのチャールストン」を。続いて、次回は来年になるので、今年最後という事もあり、少し早いけどクリスマスソングを。

「赤鼻のトナカイ」、「サンタが街にやって来る」、「ママがサンタにキスをした」、「Have yourself a merry little Christmas」など。

最後に、今年はいろいろ大変だったけど、ちゃんと木々は紅葉して、綺麗な青空も見えてる。世界は、なんて素敵なの。と、「What a wonderful world」をお聴き頂きました。

来年も、どうぞよろしくお願いします。

■次回活動予定
 2021年1月16日(土)14:00~