Sunday 7 Sep. 2025 IA

活動記録:操作/コミュニケーション

本日の活動では、さまざまな遊具やICT教材を用いながら、視線による操作や手指の動き、因果関係の理解を中心に取り組みました。

  • VOCA(あいさつ)
    左手の指でスイッチを押し、あいさつの音声を再生しました。安定した操作で、スイッチONのタイミングも自分で取ることができました。
  • 視線入力(因果関係の理解・目的的操作)
    4つのポイントを順調にクリアしました。以前から画面右上の黄色い顔マーク付近に視線が集中する傾向があったため、紙で部分的に隠して対応しました。次回は紺色の紙で試してみる予定です。
    ハロウィンアプリでは、右側2枚の画像を中心に視線が定まり、試行を重ねるごとに右3枚から一番左までと、視覚定位の範囲が広がっていきました。車のアプリでは、玉転がしの場面よりも範囲は狭いものの、右方向への定位が安定していました。描画アプリでは、描き始めに左手が自然に動き、画面全体を使って広く塗る様子が見られました。
  • チェーン引き(太・細)
    左手の指にチェーンをかけて実施しました。大人が角度や圧を調整することで、操作性が向上しました。右手はゴムで固定し、安定した形での操作を促しました。
  • カバサ・糸巻き(操作経験の拡大)
    ガイドによって手指の開きがスムーズに見られました。大人が角度や距離を調整し、手指の重みも加わることで、しっかりとした回転の動きが生まれました。
  • 玉落とし(因果関係・方向性)
    1個の玉落としでは、左手を玉に沿わせるとわずかに動きが出て玉が落ちました。3個の玉落としでは、右から左へと順に落とす動きを確認できました。
  • スライドスイッチ+音楽(方向性)
    5mm程度の小さな動きから始め、次に1cmのスライドに挑戦しました。十分に待つことで、動きの安定と操作意欲の高まりが見られました。
  • 凸文字「と」(文字学習)
    ガイドのもとで凸文字をなぞり、その後、手のひらにも文字を書きました。なぞる際には、わずかに方向性を意識した動きが確認されました。
  • スライドスイッチ+VOCA接続(あいさつ) スライドスイッチとVOCAを接続し、運動的な負荷を軽減した状態でON操作を行いました。少ない力でも確実に操作でき、最後まで集中して取り組むことができました。