Tuesday 11 July 2023 FKK

音楽

担当:石橋

■活動の様子

 Kさんは暑さのせいか朝まで起きてたらしく、早朝は目がランランだったそうなのですが、少し前に医療関係の方がいらしている時からずっと眠っているそうでした。ヘルパーさんが、わざわざ車椅子に移して下さったのですが、やはり熟睡状態でした。

 後半になって少し目が空いたので、前回、Kさんがニッコリと笑ってくれた曲達を静かに弾き始めました。まだ眠いからかもしれませんが、今回はあまり反応が無い様子だったので、Kホイッスルもやってみようかなとヘルパーさんに伺ったら、なんと「それは、見たことがない」とのこと。
どこかにしまって下さったようでした。一緒に探して下さって、やっと見つけたのですが、握るのをいろいろ試してみたけれど、同じサイズのプラスティック・チューブでも、やはり手に持って握るのは難しそうでした。もう少し小振りの細長いプラスティックのチューブがあれば良いのかもしれませんが、既製品ではそうもいきません。それだけでなく、ある程度勢いをつけて空気を送らないと音は出にくいので、手の関節の動かし方からして、やはりそもそもが無理だったのではないかと、振り出しに戻るような話も出ました。
 一緒に握ってピュっと音が出ると、パッと目を開けて一瞬楽しそうな顔をしてくれるのですが、やはり自分で音を出すのは難しそうです。Kさんが小さい頃はミニピアノに触って楽しんでいたから、またやってみたらと言われて、なるほど、それもアリかなと思いました。

 結局、Kさんは最後まで、あまり大きな反応はないままお休みモードでしたが、次回は別の新しい音を探してみようかなと思います。