Sunday 16 Nov. 2025 SY

目と手の協応/数量/書字

担当:松本

昨晩のイベント参加で少し睡眠不足とのことでしたが、学習中の覚醒はよく、最後まで集中して取り組んでいました。

■ 活動の様子

1. 目と手の協応

まずはボコボコチェーンからスタートしました。左右の手を交互に使ったり、片手で手繰り寄せたりしながらチェーンを引き寄せていました。
特に、ボールチェーンを戻す際には、左右の指を器用に協応させ、最初の一粒から最後まで、すべて自分の力で短時間に押し込むことができていました。

ボコボコ蛇腹では、両手で広げたあと、左右の手を協調させながら部分ごとに折りたたみ、元の形に戻していました。こちらも、以前より明らかに短い時間で行えるようになっていました。

ネジ回し課題では、ネジを戻す工程を今日も介助なしで一人で完了。
円柱差し(5個)では、垂直に立てた台の穴に円柱がぴったり収まるよう、左右の手を使って微調整しながら行き来させており、両手の人差し指を中心とした調整の動きがとても滑らかでした。

2. 数量

明日の受診が「14階」ということに関連付け、さまざまな配置の円柱差しで「14をつくる」活動を行いました。14に到達するたびに、達成感のある表情が見られました。

続いて、数の棒を使い「14」の桁どりを練習しました。病院に関係する2桁の数字をまず自分で書き、その後、数の棒で同じ数を再現するという流れです。

その後、大きな数の棒を使い、枠の大きさにぴったり合う棒を選ぶ活動を通して、量の直感的把握や、量と数との結び付きを学習しました。
さらに、5を基準とした10までの合成・分解にも取り組みました。試行錯誤しながら棒をはめる場面と、最初から正しい棒を選べる場面の両方があり、ぴったりはまった瞬間には笑顔でハイタッチして喜び合いました。

3. 書字

病院の診察室名が「数字+アルファベット」の組み合わせであることに関連させ、明日の診察室名を予想しながら文字を書く活動を提案すると、すぐに了承して取り組み始めました。

途中「大文字はないか」とリクエストがありましたが、凸文字は小文字のみであることを伝えると納得し、凸文字をなぞったあとにクレヨンで文字を書きました。介助は必要でしたが、運筆は字形の特徴をよく捉え、イメージに基づいた動きでした。

大文字への興味は、区の社会教育の英語活動でちょうど学んでいることが理由とのことでした。次回までに大文字の教材を準備しておきます。

■ まとめ

今日は「病院」という本人の関心事を軸に活動したことで、終始モチベーションを保って参加できました。
お母様からは、病院の整然とした環境がとても心地よく感じられるとのお話もあり、本人の安心感や好みが学習への集中にもつながっているのだと感じました。

Saturday 8 Nov. 2025 FK

目と手の協応/文字/スイッチ操作

担当:松本

訪問PTの後で、身体が柔らかく力が抜け、覚醒も良く集中して取り組むことができました。

◾️活動の様子

・目と手の協応:テーブルを取って肘を後ろに引ける状態でボコボコチェーンから取り組みました。片手ずつ引っ張ることをした後に、机をつけて両手の協応はボコボコチェーンミニを握る方を右手、輪を引く方を左手にセットしました。今日はいつもより良い動きが出て何回も両手を開らいたり閉じたりしながらチェーンを抜き取っていました。

 平面に埋め込んだカバサでは、右手をカバサの上に置き、左手近くにウインドチャイムを設置しました。カバサと共に、左手に設置したツリーチャイムも手を揺らして鳴らしていました。やりながら活動を思い出したように笑顔が出てきました。ツリーチャイムも大きな手の動きだけでなく小刻みに手を揺らすように鳴らしたり、肘を当てて鳴らしたりしていつもより鳴らし方のバリエーションが多かったように感じました。

 前後に倒れるように動く立体ボコボコレバーでは、何回か引く動きをやった後に前に押し倒す動きも出てきました。回転レバーの高さが低く上から掴むような半球では、一緒に動きを確認すると自分の動きで回転させる場面も見られました。

スライディングブロックで一緒に上下左右の動きを確認した後に文字麦秋に移りました。

・文字学習:文字盤で本日練習する文字を選んで、凸文字なぞり→手のひらに書く→メッセージボードに書くの順で行いました。

今日は「さ」行を選びました。文字練習の後に、単語の連続書きを行ました。単語とその単語の意味を表すイラストの後に書き順を見れるスライドを提示してから、2文字一気に凸文字なぞって書きました。書き順の動画に食い入りように見ていて、2文字の連続がきもよく手が動いていました。音では聞き慣れた単語でも、文字がまとまって単語になっていることを改めて体験できたことが新鮮だったようです。

・スイッチ操作:iPadの操作をスライドスイッチで行いました。奥山支援員の11月の音楽情報を手まえに引く動きでスライドを進めました。振動スピーカーを使用しました。先ほどと同じようにウインドチャイムを設置しました。この時も画面に深く食い入るように見続けていて、関心の高さがわかりました。

Saturday 8 Nov. 2025 OK

園芸

担当:矢作

■活動の様子
最初の日にバケツに田植えをした稲が無事、収穫の日を迎えました。ハサミで株元からざくざく切ってもらい、束ねて紐でしばり、軒下に干しました。じつはここから食べられるお米にするまでが手間がかかるのですが、それは次回のお楽しみに。

続いて冬野菜たちのお世話をしました。無農薬で育てているのでブロッコリーやかぶ、特ににんじんの葉っぱが虫に食べられてしまっていましたが、壊滅ではなく生き残っていましたので、犯人の青虫を見つけて退治し、農薬ではない自然素材の虫よけ(ニーム)と肥料をまき、Kさんと一緒に「大きくなあれ、がんばれ」と念を送りました。「育てている」という実感をもってもらえたら嬉しいです。

野菜だけでは寂しいので、今回は花の苗を事前に選んで購入しておいていただき、球根と一緒に寄せ植えをしました。球根の断面図のイラストを用いて、球根の中にはすでに葉っぱや花芽がすべて存在していることを説明しました。球根はいのちの不思議さ面白さを感じてもらいやすい素材と考えています。
黄色がお好きなので黄色とお楽しみの内緒の色のチューリップ2つを用意しました。

後半はリース作り。さつまいものツルで作ったリースを土台に、松ぼっくりやどんぐり、ワタの実、赤唐辛子などをワイヤーやボンドで付けました。ワイヤーをねじる作業がとても上手で、熱心に取り組むことができました。仕上げにローズマリーとラベンダーの葉をさして、香りのよいリースができました。

Kさんは力の必要な作業も細かい作業もどちらも丁寧に取り組むことができます。作品を写真に撮るのもお好きなので、クラフトを積極的に取り入れていきたいと思います。

 

Monday 25 Oct. 2025 MM

視線入力/目と手の協応/文字練習

担当:松本

◾️活動の様子

・視線入力:モニターをセッティングして待っていてくれました。ご家族に設定いただいたポジションで調整なしですぐにスタートできました。いつものように風船割りからはじめ、車、玉、花火、塗り絵、金魚、塗り絵、対戦塗り絵の順に取り組みました。風船割りでは、風船をすぐに注視するのでなく、動く風船に誘導されて視線が一緒に動いてゆく様子が何回かありました。これは初めての動きでした。右側に視線がたまることが多かったのですが、左側は難しいよねと伝えると、左の方へ視線がゆくように調整する様子が見られました。金魚も対戦塗り絵も根気よく取り組んでいました。

・目と手の協応:ボコボコレバーミニからスタートしました。両手に力が入り開いてチェーンを引っ張る調節に苦労していましたが最後は右手を肘掛けに固定し、左手を広げチェーンを抜き切っていました。糸車は、大きな手の動きの合間に短いピッチで前後の動きが出せていました。前後に弧を描くように動くレバーでも、引くことと前に倒すことが2〜3回連続してできていました。スライディングブロックは特に左右の動きを自分でできていました。

・文字練習:凸文字なぞり→手のひらに指でかく→かかわり手の指を持ってメッセージボードに書くの順で進めました。文字盤で今日練習する行を決めるときに「ね」を選んだのですが、何故その文字を選んだかご家族も一緒にご本人に質問しながら探っていくと最初はヘルパーさんがたくさんの猫を飼っていることかと思ったのですが、どうも違う様子でした。文字練習の後、もう一度色々と質問していくと、社会教育で行なっている園芸で「稲」を育ててそれを刈ったことを伝えたい様子でした。その稲を使ってお正月のお飾りを作るそうです。

Monday 13 Oct. 2025 HT

音楽

担当:石橋

■活動の様子
今回は最初に、宿題だった「ピンクパンサー」をいきなり弾いてみたら、「お?あれだ!」と言うふうに動きを止めて、しっかり聴いてくれました。
調子に乗って何度も弾いていたら、お母さんがTさんをピアノの前に座らせようとしてくださいました。
ところが、なかなか椅子に座りたがらずにいたので、「ハロードリー」を弾き始めると、Tさんが嬉しい時のフリフリダンスを見せてくれました。

でも、やはりピアノの前には座ろうとしないので、お母さんが「今度はクリスマスソングがいい人?」と言うと、Tさんが右手をゆっくりと上に挙げてきました。それでは、と「サンタが街にやって来る」を歌うと、嬉しいことに、またしてもフリフリダンスを見せてくれました。

それからやっとTさんは電子ピアノの方へ移動して、椅子に座ってくれました。さっそく電子ピアノの音をどれにしようかとアレコレ探してみて、今回はオルガンの音に決まったようでした。

私が「赤鼻のトナカイ」や「ジングルベル」などを弾いてみると、最初はジッと聴いていて、なかなか弾こうとしませんでしたが、お母さんが「ほらほら弾いてごらん」と歌のメロディを弾いてくれたり、手拍子でリズムを取ってくれたり、Tさんの左手に鈴を持たせてくれたり、さらにはサンタ帽までかぶせてくれたりしていると、だんだんその気になった様で、音を探すみたいにチョロッ、ピロッ、と弾き始めました。そしてだんだん、積極的に音をならし始めました。

今回はオルガンの伸びる音なので、メロデイーと合わない音の上に手を置いたままにすると、いろんな音が濁ったままずっと聞こえてしまいます。もちろんそんな演奏スタイルもありますが、Tさんは好みの音を探して、音を移動させている様でした。そして気に入った綺麗な和音になったところで止めて、ずっとその鍵盤を押さえ続けています。
でも歌のメロディが展開して別の和音に移動すると、また音が綺麗に混ざらなくなるので、それに気付いたTさんは、再び鍵盤の上の手を動かして、自分の好みの和音になる様な新しい音を探している様でした。

「The Christmas song」や「White Christmas 」などリズムを押さえたバラード系の曲は、和音も複雑になるので音を合わせるのが難しいと思うのですが、最初ジッと聴いていたTさんは、途中から同じようなアプローチで自分の好みの音を探していました。そして見事にピッタリ合う音を見つけると、得意気に響かせながらジッと耳を澄ませて聴いていました。

Tさんは明らかに、自分なりにピアノや歌と綺麗に混ざる音と混ざらない音を、しっかり感じ取っているのではないかと思いました。音を聴き分ける力があることを改めて強く感じた次第です。

Tさんの可能性を感じながらも、そういえば、まだアイコンタクトをしていないことに気付き、振り向いて欲しくて声をかけたのですが、集中して音を聴いている様で、なかなか振り向いてもらえませんでした。
後でお母さんから、私が譜面を見ている時に此方を見てくれていたとお聞きしました。私が気が付かなくてアイ・コンタクトのタイミングを外していただけの様でした。ゴメンね、Tさん。

ちなみにTさんは譜面は読めないはずなのですが、何故か目の前に置いておきたいらしくて、違うタイトルの譜面でも目の前にあると安心するようでした。真似をしているだけかも知れませんが、興味深いです。

今回は、アイコンタクトが出来ませんでしたが、終わりの時に「今日、楽しかった人?」とお母さんがきくと、Tさんは右腕をゆっくりと挙げてくれたので、ホッとしました。
大活躍のお母さんのご協力に感謝です。ありがとうございました🎵

Wednesday 22 Oct. 2025 HK

担当:奥山
【活動の様子】
約束のいきものについての勉強の本日のテーマは「くま」。最近、毎日のようにニュースに登場しているくまについて取り上げました。
「くま=かわいい」のイメージがいつ固まってきたかの解説の流れで、中川李枝子さんの「いやいやえん」に出てくる「やまのこぐ」の話しをすると(奥山が大好きだった「いやいやえん」)HKさんが満面の笑みに。HKさんも大好きだったんだ。
後半は楽曲を聴きながら10月の音楽情報について情報提供させていただきました。

Monday 20 Oct. 2025 SH

音楽

担当:古賀聡子

■活動の様子
全員でトーンチャイムを使用し、5声部以上のハーモニーを作りました。
Kさんの好きな曲「ヒルクライム『春夏秋冬』」を題材に、曲のキーに合わせてそれぞれが持つ音の役割を学びながら、ハーモニーに耳を傾けました。

最初に曲を聴き、その後レクチャーを通じて音の仕組みや役割を理解し、再度同じ曲を聴くことで、「音を鳴らす繊細さ」「溶け合う感覚」「アンサンブルの楽しさ」などを実感できたそうです。

全員で手を動かしながらひとつの音楽を作る過程で「一体感」も生まれます。
単なる演奏体験ではなく、理論と感性の両方を盛り込めて良かったです。

 

Saturday 27 Sept. 2025 MM

音楽

担当:石橋

■活動の様子
嬉しいことに、久しぶりのMさんは、わざわざ早起きをして楽しみに待っていてくれたそうでした。ところが午後には眠くなってしまったようで、伺った時は今にも瞼が閉じてしまいそうでした。

まず初めにMさんの大好きな「ドレミの歌」を歌ってみましたが、お約束のイントロのウィンドウチャイムを鳴らしてくれたものの、いつものように目がパッチリとはなりませんでした。それでも何とか目を開けようとしてくれている様子だったので、賑やかな曲を続けて歌ってみることにしました。

「南の国のハメハメハ大王」や、「おもちゃのチャチャチャ」など、ご両親も一緒に打楽器を鳴らしながら歌って下さいました。その間、Mさんは時々目を開けたり閉じたりしながらも聴いてくれている様子でしたが、眠気は飛んでいかないようでした。

そこで、前にMさんが歌うように声を出してくれたこともあった曲を思い出し、ご両親に手伝っていただいて、大声でブルースのコール・アンド・レスポンスをやってみました。ご両親は素晴らしいノリで歌って下さったのですが、残念ながらMさんの様子は変わらないようでした。

本当に眠い時は仕方がないので、気分を変えて「森のくまさん」を。それにしても最近多発しているクマ出没被害のせいで、この曲のイメージが変わってしまったかも。などとご両親とお話するうちに、Mさんはとうとう完全に眠ってしまいました。

そこで子守歌がわりに「星に願いを」を。続けて、「この広い野原いっぱい」や「大きな古時計」など静か目の歌を。すると、今度は少しずつ目を開けてきたようなので、Mさんのお気に入りの「はらぺこあおむし」を。
前回、この曲の場面転換の時にMさんがたまたまチャイムを入れてくれて、それが新しい合奏スタイルに出来ないかと思っていたので、何度か繰り返してみました。すると、だんだん覚醒してきた様子で、Mさんの鳴らしてくれたチャイムが場面転換の合図になっている事にMさん自身が気が付いてきた様子でした。
しかもMさんが手を構えてからチャイムを鳴らすまでの時間が短くなってきて、集中するあまりの空振りの回数も少なくなってきました。

自分で出す音も、「強く」「優しく」「ゆっくり」「早く」などバリエーションがあることに気が付いてきた可能性も感じました。意図した音や、意図したタイミングで音が出せるようになると、それは「演奏」であり「合奏」だと思いますが、自然に場面にふさわしい力の入れ方や、より良いタイミングで鳴らせるようになってきた感じがします。
少なくとも、ウィンドウチャイムの使い方がかなり上手になったことには違いないかと。

そのことを確信するために、最後にもう一度、「ドレミの歌」を「合奏」してみました。私の歌も、今度は初めの時より1オクターブ上で歌ってみました。すると、今度はさっきと打って変わっていきなりパッとニコニコ顔に。すっかり眼が覚めてきたようでした。

Mさんと私のこの曲のルールは、「Mさんのチャイムでイントロが始まり、私が歌い始める。そして間奏の後もMさんのチャイムで繰り返し歌へ」というものですが、それを完全に思い出したようで、目を見開いて満面笑みに。曲中でも、勢いよく所々でチャイムを鳴らしてくれました。

残念ながら、やっとノッてきたところでお終いの時間になってしまいましたが、改めてMさんのウィンドウチャイムの使い方の進歩と可能性を感じた次第です。ご両親の温かいサポートにも感謝です。ありがとうございました。

Wednesday 24 Sept. 2025 HK

担当:奥山
【活動の様子】
 HKさんとのいきものシリーズの学習は前回は「かたつむり」について学習したので、今回は「たぬき」について一緒に学びました。実はたぬきは23区内でもしぶとく生きているいきもので、最も目撃が多いのは杉並区などの情報を一緒に学びました。HKさんのいきものに対する興味はとてもつ強い様子で、Keynote教材をAir Dropでお渡ししたので、きっと復習されるのだろうと思います。
 PPSスイッチを購入されたので、iPadタッチャーを使ってSwitch Box Invadersを紹介させていただきました。

Sunday 7 Sep. 2025 IA

活動記録:操作/コミュニケーション

本日の活動では、さまざまな遊具やICT教材を用いながら、視線による操作や手指の動き、因果関係の理解を中心に取り組みました。

  • VOCA(あいさつ)
    左手の指でスイッチを押し、あいさつの音声を再生しました。安定した操作で、スイッチONのタイミングも自分で取ることができました。
  • 視線入力(因果関係の理解・目的的操作)
    4つのポイントを順調にクリアしました。以前から画面右上の黄色い顔マーク付近に視線が集中する傾向があったため、紙で部分的に隠して対応しました。次回は紺色の紙で試してみる予定です。
    ハロウィンアプリでは、右側2枚の画像を中心に視線が定まり、試行を重ねるごとに右3枚から一番左までと、視覚定位の範囲が広がっていきました。車のアプリでは、玉転がしの場面よりも範囲は狭いものの、右方向への定位が安定していました。描画アプリでは、描き始めに左手が自然に動き、画面全体を使って広く塗る様子が見られました。
  • チェーン引き(太・細)
    左手の指にチェーンをかけて実施しました。大人が角度や圧を調整することで、操作性が向上しました。右手はゴムで固定し、安定した形での操作を促しました。
  • カバサ・糸巻き(操作経験の拡大)
    ガイドによって手指の開きがスムーズに見られました。大人が角度や距離を調整し、手指の重みも加わることで、しっかりとした回転の動きが生まれました。
  • 玉落とし(因果関係・方向性)
    1個の玉落としでは、左手を玉に沿わせるとわずかに動きが出て玉が落ちました。3個の玉落としでは、右から左へと順に落とす動きを確認できました。
  • スライドスイッチ+音楽(方向性)
    5mm程度の小さな動きから始め、次に1cmのスライドに挑戦しました。十分に待つことで、動きの安定と操作意欲の高まりが見られました。
  • 凸文字「と」(文字学習)
    ガイドのもとで凸文字をなぞり、その後、手のひらにも文字を書きました。なぞる際には、わずかに方向性を意識した動きが確認されました。
  • スライドスイッチ+VOCA接続(あいさつ) スライドスイッチとVOCAを接続し、運動的な負荷を軽減した状態でON操作を行いました。少ない力でも確実に操作でき、最後まで集中して取り組むことができました。