Sunday 2 Febrary 2020(SY)

目と手の協応/数量/書字
担当:松本 

◯学びの様子ダイジェスト 

・固有覚フィードバック(ボコボコと振動が伝わる)教具によるウォーミングアップをした後に、メダルはめの課題に取り組みました。
最初は3個直線に並んだはめ板を見せたら、指で数えてから3と答えいたのですが、様々な数のメダルはめに取り組む中、途中で見ただけで3個と答えられる場面がありました。
他の生徒さんで、最初は指で数えて穴の数を答えていた方がいました。その時は、文字も、1文字1文字拾い読み、つまり「ば・な・な」のように切り離して読んでいました。ところがメダルをはめる課題を週1回3ヶ月ほど行っていたら穴の数を数えることなく、パッと見て穴の数が言えるようになっていました。そして、文字も単語ごとにまとめて読めるようになりました。
手を使いながらその方にとって分かりやすい教材で空間のイメージを作る取り組みの大切さを教えてくれたエピソードです。
今後もメダルはめは丁寧に取り組んでいきたいです。
・円盤を円筒の中に縦に積んでいく教材にも取り組みました。量を把握する上で高さは分かりやすいようで、筒を見てすぐに2個分の高さ、3個分の高さと答えてくれました。
・その後、平面のパズル、立体パズルの課題を行いました。提示する課題のどれも集中して取り組んでいました。