Sunday 19 May 2024 SY

目と手の協応/数量

担当:松本

◼️活動の様子

・目と手の協応:ボコボコチェーンからスタート。今日は片手で手繰り寄せる動きがよく出ていました。チェーンを穴に一粒ずつ戻す際の指力加減の調整も前回に比べ向上しており

、容器の蓋の後ろからチェーンを引く際も左右の手交互に慣れた手つきでひいいていました。ボコボコジャバラをたたむ時の支える方の手の移動もスムーズで、滑らかにたためていました。スクリュージャバラの取る動きもはめる動きも最初のねじる方向の手がかりを手の動きで伝えるとあとは自分で最後までできていました。筒抜きは、棒の長さを触っっていくつ入るかのクイズを楽しみました。クイズ形式の取り組みでモチベーションが上がるようで、こ根気よくとりくんでいました。

5の高さだけは、パッと見ただけでは予想がつかなかったのですが、筒をはめながらすぐに気づき5という数字を伝えられました。

体積パズルに行こうと思ったのですが、数字への関心が高かったので円柱差しに移りました。

数量:円柱差しは、3個直線と3個面を色々な向きに提示すると、これも3、あれも3というふうに円柱を入れながら納得していました。今日は加算に興味が向いて一個加えると4など穴をどんどん自分で増やして行きました。10の穴まで円柱差しで取り組んでからすぐに数の棒を使い数の合成分解を行いました。1から10までの数のぼうがそれぞれの数2列ある枠を順番に提示し、3は1と2、7は5と2など学習しました。例えば8の場合5を入れておいてあと幾つの棒で枠がぴったりになるか質問します。よこに1から5までの選択肢をおいて自分でがちゃがちゃ棒を枠にはめながら正解を導きました。完成したところで5たす3は8などの演算の式を鉛筆で紙にかきところどころ確認しました。8が生活に密着した大好きななじみのあるかずで根気よく様々な数での分解合成に取り組んでいました。S君に限らず、馴染みがり好きな数がある方が多いです。いつも受診するS君の場合は病院の診察室が8階にあるということで5階に上りました。あと何回上れば8階に行くでしょうという形式で質問するとモチベーションを保ち集中して取り組めました。書見台を使い、数の棒を縦に置いて、重力の手掛りをつけたのもわかりやすかったようです。

最後の体積パズルでも枠に8個立方体を入れて嬉しい気持ちのまま学習を終えました。