Sunday 10 July 2022 (TS)

コミュニケーション・操作

■活動の様子

入室時より笑顔がみられ、前回の来所を覚えている様子。
・ボコボコタッパーミニ:すぐにリーチし、つかもうとしました。家でtryされている教材は緊張が高まらず、上肢の動きがスムーズでした。母がチェーンを長くされたことで、たぐり寄せようとする動きが出ました。チェーンを右手指の間に入れる援助にて把持が促されていました。
・きのこ抜き→缶に落とす:・新しい教材になり緊張が高まりました。時間をかけ指先をきのこの傘にかけて抜きました。リリースにやや時間がかかるが意図は明確でした。
・鉄球落とし(1穴・2穴・3穴):1、2、3穴いずれも定位して落としていました。特に3穴では右から左へ、二試行目では左から右へと順序性もありました。玉トレーの中の玉を工夫して握り、重さを確かめるような動きの後再び穴上にもどしていました。重さがあることで意図的なリリースが促されたのかもしれません。
・円盤入れ(2つ):・提示で松本が「1、2」と数えると、それに呼応するように/n://n:/と声を出していました。運動的な負荷軽減のため、スライドして入れるように示したが、本人は握って入れる意志が明確でした。
・大中小の3円のはめこみ:・マッチングの微調整には運動操作的に困難さがあるが、時間がかかっても意欲を維持してはめ込む。大中小の視覚弁別はできていました。他の形や絵や文字の弁別マッチングについても、学校の様子をうかがいながらtryしたいと思います。