Saturday 17 Oct 2020(MM)

視線入力/目と手の協応/文字学習

担当:松本

久しぶりの学びサポート。90分ノンストップで学習。その間はいつものように痰も治っていました。終了時にももっと続けたいと声でアピールしてくれました。

■視線入力

・久しぶりだったので、両眼隠さずに行いました。最初は右半分に視線が集中していましたが、最後は画面全体に広がりました。風船は「ぷよ」の設定で、一回見て視線が離れてももう一回戻ってきて割るという2段回注視することが何回もありました。

・射的ゲームの動画アセスメントでは、人物の顔にあまり視線がいきませんでした。

■目と手の協応

・iPad とアクションカメラで手元をモニターしました。

・ボコボコチェーン:右手で引き抜き、目と手の課題をスタートしました。

・ボコボコチェーンミニは、右手で握り左手で引き抜くという動作で行いました。左手で引き抜き切れないで止まると右手を外に開いて抜いてくれました。

・円柱筒入れ:5cm厚で高さ3cmのメダルを使いました。手のひらの上に円柱を置き重さで量を感じてもらい、次に入れる筒の高さでも量を実感してもらいました。

・スライディングブロックは上下左右自分の動きでスライドさせて穴に入れました。上手でした。本当に素晴らしい

・メダル入れ3個直線・5個面:残りの穴は幾つ問題も目や声で合図して自分の考えを伝えてくれました。

・凸文字なぞり:立体コピー機で作った凸文字を右手でなぞりました。

■保護者の声

・クワガタの幼虫が生まれ、餌代を通所施設での仕事のお給料から出している。以前より仕事をする回数が増え、生き物を飼うことが大好きなMさんは幼虫が仕事のモチベーションにつながっているとのことでした。