目と手の協応/算数
担当:松本
・目と手の協応:ボコボコチェーンをいつものように、両手で交互に引っ張った後に円柱差しに取り組みました。直線配列のものと、面配列のものを混ぜて、1個から2個、3個から5個と増やしていく過程でいくつ円柱が足りないかや、逆に8個から5個、5個から3個に入れ替える場合にいくつ余分かを聞きながら進めました。文字盤で自分の考えた数を答えてくれ、ほとんど正解していました。
・算数:しばらく時間が空いていたので、分数の基本から復習しました。正方形の木の板をケーキに見立て、縦に割っていきます。二つに分たうちの1つが1/2、3つにわけた1つが1/3と確認し、次に、2/2、3/3のように分母分子が一緒だと1になることも木の板を嵌めながら確認しました。ここででは「1/1は?」と質問すると「0」と答えたので、1個のケーキを1個にわけて(分ないでそのまま)1個持ってくるてことだよねと補足すると文字盤で「1」と答えました。では、分数が0になる場合はいつだろうと問いかけながら、ケーキがもらえない、つまりケーキを持ってこないことだから、2個にわけたうちの0個や3個にわけたうちの0個だよねと説明し、分子が0になる時、分数は0になると説明しました。実は、分母が0になれないことも捕捉しました。理由は、ケーキを0個(ないもの)に分けるということはできないからと説明しました。
次に、iPadのGoodNotes5に1/2と1/3と書きどちらが大きいと思うか質問しました。分母の数字だけに注目して、1/3の方が大きいと指さしで答えたので、板を見せて、どっちが大きいか聞くと1/2の方を指差して納得してくれました。同時に、分ける人が多いと自分の分のケーキが小さくなることを説明したら納得していました。他の分母でも分子を1にして分母だけを変えて、大きさ比べをすると大きい方を指差し正解していました。部屋に、たくさん人が入ったら、自分の使える場所も少なくなるのも同じことだよと伝えると納得していた様子でした。
さらに同じ3個に分けた場合に数を多くするにはどうしたらいい?つまり自分のケーキを多くするにはどうしたらいい?と聞きました。しばらく考える時間を作った後に、木の板を使って、他の人の分も取ってくれば良いと説明しました。即ち分子を多くすれば良いと伝えました。ただし、その場合食べられない人が出てくるねと補足し、これは決して良いことではないねと伝えました。これも納得した様子でした。