Saturday 3 Sep 2022(MM)

視線入力/目と手の協応/文字/文字盤

担当:松本

・視線入力:前回、モニターの高さが足りないということだったので、台を高くする下駄を作成して高さを出してスタートしました。今回は、視線が上方に集中してしまい、調整が難しかったですが、モニターを近づけることによって多少改善しました。ただご本人は不完全燃焼の感じがあり、次回はもっと早く視線を取れるようにしたいです。
・ボコボコチェーンミニ:時間をかけ、ゆっくり体の動きを調整しながらチェーンを抜き切っていました。肘のガードが壁になり抜き切ることが難しい場面があったので、次回は机を持参したいと思います。
・スライディングブロック:上下左右自分の動きで取り組みました。どうしても手が後方へ行きブロックから離れてしまう場面では、一旦十分に後方へ腕を反らせた後で、もう一度ブロックに戻して、肘を伸ばす動きを促しブロックをスライドさせました。
・文字なぞり:支援員が右手を支えながら、「練習したい行で合図を出してね」と伝え、あ行から順番に聞いていくと、さ行の時に手を軽く引っ張り伝えてくれまいた。立体コピーで作成した凸文字順になぞった後に支援員の手のひらでも指で運筆をしました。今回は、凸文字をなぞるときよりも手のひらに書く方がよく指が動いていました。見ている人でもわかるぐらいな動きが出る時もありました。
・スイッチ練習:スライドスイッチの練習をブルブルクッションと繋いでしました。引く動きの時にオンになるようにしたのですが、テーブルの傾斜のため、うまくいかなかったので、支援者がスイッチを支えながら行いました。固定するよりも支援者が支えていた方が良い動きが出そうです。よく手を動かしていました。
・文字盤のスイッチ操作:指伝話文字盤のツースイッチ仕様で、「送り」は支援者が行い「決定」をスライドスイッチを引く動きで文字入力にチャレンジしました。痰の関係で力が入り、思うように操作できない様子でしたが、最後に自分の名前をタイミングを伝えながらスイッチをスライドしてもらい書きました。やはりスイッチはこちらで支えていた方が良い感じでした。