「iPad・文字盤の固定具作成のための採寸/目と手の協応/数量概念/算数/アルファベット小文字/視線入力」
担当:松本健太郎
通常のメニューに加え、iPad・文字盤の固定具作成のための採寸、視線入力の試行が入り、3時間という長時間でしたが疲れも見せず、集中力も切らさず学習し続けました。視線入力も初めて体験しました。指によるポインティングの方が早いことがわかりました。
(学びサポート Oくん)
重い障がいがある方々へ在宅にて学習支援を行っています。その様子を紹介します。
「iPad・文字盤の固定具作成のための採寸/目と手の協応/数量概念/算数/アルファベット小文字/視線入力」
担当:松本健太郎
通常のメニューに加え、iPad・文字盤の固定具作成のための採寸、視線入力の試行が入り、3時間という長時間でしたが疲れも見せず、集中力も切らさず学習し続けました。視線入力も初めて体験しました。指によるポインティングの方が早いことがわかりました。
(学びサポート Oくん)
「視線入力/目と手の協応」 担当:松本健太郎
視線入力は、前回に比べ確実に画面全体に視線が広がっています。頭を支えると視線の動きが良くなりました。
目と手の協応の円柱差しや円盤はめでは、最初に全部で何個あるか、途中でも残り何個あるか確認するように質問しました。仕事でも残り何個がわかると安心するので今後もこの方法で取り組んでいきたいです。
卒業式の日に、お渡しした「学びつづけて」と綴ったメッセージボードが枕元に飾ってありました。
(学びサポート Fくん)
「視線入力」 担当:松本健太郎
お母さんがヘッドレストにタオルを入れてくれてから、頭部が安定しより視線を捉えやすくなりました。
exitを視線で選び、ゲームを終わらせてしまう場面が何回かあり、「悪戯好きだね」と周りの大人が話していました。いたずらができる環境が整ったことは本当に良かったです。いたずらは究極の主体的活動です。
(学びサポート Kくん)
「目と手の協応/視線入力」 担当:松本健太郎
視線入力の設定ができて、取り組み始めると、呼吸も落ち着き、喘鳴も止みました。自分でできる環境が整うと体調が安定する事を今回も実感しました。
(学びサポート Mくん)
「プログラミング学習」 担当:谷口幸路
プログラミング言語JavaScriptを使ったゲーム開発ライブラリPhina.jsの使い方を学びました。Hくんから「こういうことをする(作る)にはどうしたらよいか」といった具体的な質問が続き、それに答える形で活動が進みました。ご本人の学習への熱意を感じます。 こちらが決めたことをやってもらうのではなく、やりたいことに答えながら学習を進めるスタイルが合ってそうです。
Hくんは、自分で作ったゲームを友だちや一般の方にも配布したいという希望があるので、一緒にその夢に向かって歩んでいきたいと思います。
(学びサポート Hくん)
「音楽」 担当:石橋和子
6月2日は「ローズの日」ということで、「The Rose」「 Rambling Rose」他、暑くなったので「夏が来れば想い出す」や、失恋の明るい曲「Bye Bye Love」と暗い曲「If you go away」ほか、恒例となった「Top of the world」(松本さん歌唱)や、オリジナルの「モッキンポット・ブルース」等も、お聴きいただきました。今回は、T君がパソコンで作ったベースのソロ音源と、私のスマホの楽器アプリでセッションもできました。
(学びサポート Hくん)
「美術」 担当:真鍋麻里
初めての訪問でした。人魚の塗り絵と貼り絵を行いました。何に興味を持ってくれるのか、何なら出来るのか、まだまだ暗中模索ですが、塗っている所を見ててもらいました。機嫌よく、講師のそばにずっといてくれたので仲良くなれたと思い安心しました。
好きな事、出来る事が1つでも増えるように、お手伝い出来たらいいなと思っています。
(学びサポート Oさん)
「目と手の協応/文字/視線入力」 担当:松本健太郎
学校を卒業してから初めての再会でしたが、体調も落ち着いていて、集中して取り組めました。在学中に苦しんでいた股関節の痛みもほとんどなくなり以前は難しかった車いす座位で学習することができました。手もよく動いて、教材を学校時代と同様に操作していました。視線入力も前回取り組んだ時から時間が空いていましたが、視線をすぐにとらえることができました。文字の学習時の手の動きも、明らかにご本人が行っているところを何回も、保護者の方と確認できました。この時間帯は、覚醒が良く学習には最適であることも分かりました。本人の負担なく、ご家庭で学習できることのメリットは大きいと感じました。進路先でのご様子もお母様から詳しく聞くことができました。生活介護で通所していますが、職員さんがMさんも仕事ができるように道具を工夫してくださっています。医療的ケアのあるMさんにとって新施設で生活介護事業の経験がないという受け入れ態勢で不安もありましたが、看護師さんも一人必ず付き添ってくれるなど、施設側が柔軟に対応してくださっている様子がよくわかり安心しました。実力を最大限に発揮出来る環境整備について教員が把握し、それを確実に進路先でも行ってもらうことの重要性を再確認しました。
(学びサポート Mくん)
「目と手の協応/視線入力」 担当:松本健太郎
視線入力装置の視線は苦労せずに捉えることができました。軌跡も最初は右側がだけでしたが、回数を重ねるにつれて画面全体に確認できました。同時に、力が抜けてリラックスした様子で取り組んでいました。自分でできる環境が用意されると緊張が強い方でも、緊張が緩和されることがよくあります。
「様々なスイッチを試したが、うまく操作できるものが見つからなかった。視線入力は以前試したことがあり、唯一楽しめたものだった」(お母様談)。
本日の視線入力を試すことができ、本人も楽しめることがわかり、家でもできる環境を整えたいと要望がありました。
(学びサポート Kくん)
「目と手の協応/文字/視線入力」 担当:松本健太郎
学校を卒業してから初めての再会でしたが、体調も落ち着いていて、学習に集中して取り組めました。手もよく動いて、教材を学校時代と同様に操作してくれました。視線入力も時間が空いていたため、初めは視線をとるのに苦労しましたが、リクライニングし、首を安定させるポジションで行ったところ画面の広範囲に視線の軌跡を確認することができました。
進路先でのご様子をお母様から詳しく聞くことができました。生活介護で通所しているが、職員さんがFくんも仕事ができるように道具を工夫してくださっていること、就労Bの利用者の方々も、Fくんが仕事をしていると励ましに来てくれることなどお話ししてくれました。
(学びサポート Fくん)