目と手の協応/意思伝達/視線入力
担当:松本
本当に久々の活動でしたが、変わりなく意欲的にどの課題にも取り組んでくれました。
・初めの挨拶:PPSスイッチを頬につけて、口角の動きを拾いON/OFFを制御しました。スイッチをステップバイステップに繋ぎ初めの挨拶をしました。
・ボコボコチェーンミニ:最後のひと抜きを瞬きの合図をもらい一緒に引っ張り抜き切りました。数回やることで覚醒が上がってきました。
・円盤はめ1個穴:教材を手にセットすると必ずあくびを手を動かし円盤を入れてくれました。それまでは全く出ていなかったのであくびを意図的にして、手を動かし入れていることが確認できました。
・重さ・高さ・数量:円柱を使い、重さと高さと数の確認をしました。袋に入った円柱の重さを実際に手にぶら下げて確かめてもらった後、一緒に筒に入れて高さも感じてもらいました。
・凸文字なぞり:手元を見れるようにアクションカメラでモニターしました。アクションカメラの土台は、手作りしてどっちもクリップに挟みました。アクションカメラとモニター画面はHDMIケーブルで繋ぐだけで出力完了です。手元もよく見えて真剣な表情で取り組んでいました。凸文字は全て、木工用ボンドでお母様が手作りしたものです。アクションカメラの土台の作り方は、以下のリンクから確認できます。
https://note.com/matsuken_kyozai/n/n0c7935622f1c
・ 指伝話文字盤(iPadアプリ):頬につけたPPSスイッチで操作してもらいました。インターフェイスはできiPad2です。全自動スキャンモードで試したのですが、やはりタイミング難しく次回は手伝いながらの2スイッチで試してみようと思いました。それでも文字盤の画面がうちし出されると覚醒が上がり、スキャンされる文字を真剣に見ていました。
画面の白黒反転は、オフィス結アジアの高橋さんに直接お聞きしました。以下の通りです。
手順:
・「設定 > アクセシビリティ > Appごとの設定」を開きます。
・「Appを追加」を選択し、指伝話文字盤をリストに追加します。
・リストに追加された指伝話文字盤を選択し、設定内容を指定しますが、そこで「反転(スマート)」を「オン」にします。
なお、指伝話文字盤は、文字盤の色を選択できますので、反転時に見やすい色を選んでお使いください。
アプリごとの指定はiPadOS 15の機能ですので、それ以前のバージョンの場合はアプリごとではなくiPad全体の色反転させていただくことになります。
以上です。
・視線入力:メンテナンスも兼ねて取り組んでもらいました。パソコンの調子も良さそうだったので、新しいゲームをインストールしました。
流石に盛りだくさんで疲れたのか、覚醒が落ちてきたので終了にしました。
次回、新しくインストールしたゲームに取り組みます。