音楽
担当:古賀聡子
■活動の様子
はじめまして!音楽セッション!
Sさんが、詩を作り、曲を作りたい、という要望に応えていくため
終わったあと、ヒデールカ
重い障がいがある方々へ在宅にて学習支援を行っています。その様子を紹介します。
音楽
担当:古賀聡子
■活動の様子
はじめまして!音楽セッション!
Sさんが、詩を作り、曲を作りたい、という要望に応えていくため
終わったあと、ヒデールカ
目と手の協応/文字/スイッチ操作
担当:松本
■活動の様子
・目と手の協応:手元をモニターできるようにしてボコボコチェーンリングからスタート。今日も左手が肘を支えにして、引く動きがよくでていたので、リングを握るように提示すると、チェーンを引き抜いていました。前回と同じ動きが出たので運動のコントロールが上手になって定着していることがわかりました。次にカバサと糸車に取り組みました。指先まで広がって滑り落とすように操作していました。玉落としは、右から左の動きがよく出ていて、何回かその動きで玉を落とした後、左から右の動きも介助しながら取り組みました。
ボールが筒の中を移動するバランス棒は、4指と肘で挟む形で持って今日は自分だけで腕動かしながら中のボウルを移動させていました。ここまで、コントロールできたのは初めてでした。
半球付き円盤はめは、肘を曲げた状態で手の甲での操作が上手だったのですが、手のひらの方でも取り組んでもらいたかったので肘を伸ばした状態にしての操作も体験しました。手のひらの方では若干介助が必要でした。スライディングブロックは、手のひらで下左右上の方向へ動かしました。上の動きは介助が必要でしたが、他の方向は以前よりよく動いていました。
・文字:指伝話文字盤を見ながら、新しく導入した○×△溝盤(△はどちらでもない、決められない、選択肢がないの意)を使い今日練習する行を選んで行きました。指先溝板においてゆっくり訪ねていくと、その行でないときには、バツの方へ置いた手をグッと力を入れて引き寄せるように力が入ることがありました。逆に丸の方へ動かすのは難しいようでした。バツへの動きを手がかりに、そちらへ動かないときには○ということにしていくと「ま」行を選びました。手の動きがよかったので、書字の動きもはっきり出るかなと思ったのですが、私の方がそこまで明確には読み取れなかったです。手の支え方を工夫して行きたいです。
・スイッチ操作:今日は頬にタッチセンサースイッチをセットして取り組みました。前回やり残した音楽情報スライドを見たのですが、気に入らない場合は、スイッチを何度も押して進めたいとアピールしていました。明確に意図が伝わり素晴らしかったです。
最後の挨拶は、左手の動きが良かったのでステップバイステップをセッチングしてしばらく待つと、肘を曲げる動きを使って手を動かしスイッチを自分だけで押していました。
今までで一番手がよく動いていました。
目と手の協応/数量
担当:松本
覚醒が低い中でしたが、途中休憩なく最後まで取り組めました。
◼️活動の様子
・目と手の協応:ボコボコチェーンからスタート。両手でリズムカルにチェーンを抜いた後に、チェーンを穴に一粒ずつ戻すしました。ボコボコジャバラ伸ばすたたむもスムーズで、スクリュージャバラをねじり取った後の連結は溝合わせを手伝うと最後まで自分で捻っていました。筒抜きは、棒の長さを触っっていくつ入るかのクイズで問いかけ、答えをいた後に実際にはめていきました。
今日は5の高さまで正解していました。その後も石けり入れ、ねじ抜きなど手首の回旋課題を丁寧に取り組みました。
数量:円柱差しは、3から10まで穴を増やしながら、次の数を予想しなから筒を入れていきました。5の穴を入れるときに、垂直に立てて横から入れるような提示をしましたが、今日はそれがしっくりこないらしく、自分で倒して上からした方向に指す課題に直していました。その後大きな数を数えたいということで、数の棒とくりあがり版を用意して、1から200までの数を繰り上げながら数えていきました。かっくらいに置く数の位置が離れていたので、数字はくっついていた方がわかりやすかったようです。
「2024」はと質問が出たので、まずは24を作って次に2000について解説しました。棒の用意が足りなかったので、300までは棒をはめながら数えて、その次に10個重なって千、それがもう一山あって二千という風に伝えました。納得できたようで、なぜ2024かと聞くと、見に行ったコンサートのタイトルで、その余韻を味わっているとのことでした。
では鉛筆で描いてみようということになり、数字の凸文字を探したのですが、なく、代替品としてマグネフで数字を浮き上がらせて、指先で落としてから、鉛筆書きしました。手を少しだけ支えると、字形の動きがでて滑らかな動きで書くことができました。
他のタイトルもひらがなで書いて終えました。
今日も、楽しかった記憶に助けられモチベーションを保って学習を終えることができました。いろんなことを経験するというのはというのは大切だなと当たり前のことですが改めて実感しました。
操作/コミュニケーション
担当:小山
・遊具・教材(目的):子どもの様子
・コミュニケーション板3段ひらがなソフト板に(ひらがな):コミュ板にひらがなソフト板をはめ込んで使用。「ぱぱ」「まま」、名前のかなのうち「さ」「と」については1/2選択できました。前回あいまいだった「と」も明確でした。
・VOCA:ステップバイステップ(活動参加):①最初はグー ②じゃんけんぽん ③あっち向いてホイ。録音の内容や活動の紹介
を見聞きして関心が高まりやや興奮。①→②→③ のON/OFFを理解し、運動を調整しようとしていました。
・輪付きチェーン引き(操作):右手にてたぐり寄せようとしていました。輪を左右で実施。両手を使おうという意欲がありました。
・カバサ大・小(操作):手指の力を抜き、前方に動かしました。
・太軸内玉教材(操作):前回の操作を覚えているようで、把持を支えると軸を動かして内玉を移動させようとしていました。
・3玉落とし斜面台付(操作):右手指の調整はこれまでで最もスムーズでした。
・石蹴りスリット入れ(操作):石蹴りを立てて手渡しました。リリースの意識がUPしているようでした。
・UFO入れ正方形(操作):UFOに手指をかけようとしているうちに溝に入る。動きのコントロール向上か、偶然性が向上かは判断がつかなかったです。
・スライド(操作):方向により、手の甲を用いるなどの工夫をしていました。
・正方形のケーキ1板~3板(数概念の形成・操作による量の体験):初めての試行より一貫して終点(行き止まり)まで板を操作していました。
・立方体の数の棒(数概念の形成・立体による量の体験・合成の理解を促す):立方体を意欲的に触ろうとしたり持とうとしたりしていました。3の棒、5の棒で合成を紹介しました。
操作/コミュニケーション
担当:小山
・遊具・教材(目的):子どもの様子
・吸ばん遊具(誕生日プレゼントの遊具紹介):吸ばん遊具を持参下さりました。書見台黒に配置。本日、開始~前半は、緊張が高く頭部がヘッドレストからはずれることが多かったです。吸ばん取りにも苦労し、はじくように工夫して取っていました。
・VOCAステップバイステップ①②(あいさつ学校のできごとを伝える):担任の声に会わせて本児の発声も聞こえました。友人との関わりについてのコメントもあり、先生の声のトーンにも変化が感じられました。
・写真丸かるた(初対面の人に聞いてみたい事を選ぶ):あいさつ→「お名前は?」の後に本児が聞いてみたいことを下記の方法で決めました。丸カルタの中から、「動物」「くだもの」「乗り物」「おやつ」に代表される写真を2枚取り出し、例「好きな動物は何ですか?」と聞く?「好きなくだもの何ですか?」にする?とたずねながら提示すると左手こぶしや人差し指で明確に1/2選択しました。
・ステップバイステップ③(インタビューをする):上記の希望にそってVOCAに録音し、デモで内容を紹介。提示するとすぐにリーチし、対面した見学者にインタビューをしました。応答者は、スピーチだけでなく+イラストが良いかもしれないです。
・ひらがなソフト板に手書き文字(アセスメント):「ぱぱ」と「さ」、「まま」と「さ」はいずれも一試行目での正答はなく、あいまいでした。「さ」4つと「な」1つを同時に提示して1文字ずつたずねると、いずれも正答しました。
・輪付きチェーン引き(左右の分離協応):左手ガイドで輪握ると、引き終えるまで把持できました。握る左手と引く右手の役割を意識できているようで、止める、動かすが明確でした。
・回転芋洗い(右手の操作を促す):ガイドで教材上に右手をのせると、前方に回転させる動きが出る本日は右手を動かすことが多かったです。
・太軸内玉教材(右手の掌が開くことで運動調整↑):右掌内に入るように援助。把持は難しく、手をそえて待つと微細な動きが出ていました。
・UFO入れ・狭い広い(右手の操作を促す):いずれもUFOを動かす動きとつかもうとする動きが混在しながら、溝に入りました。
・スライドUFO(方向性のある操作):連続的な操作は難しくかつ途中で終えるため「板ケーキの時には最後のカッチンまでできているよ」とことばをかけました。
・天板上でのUFO操作→ねこ目標への移動(ガードなしでの操作試行):ガードが、ガイドの役目よりもストッパーになっているようなので、天板上に直接UFOを置いて実施。猫の丸カルタを目標に置き、そこに向かって左方向への連続的な動きを促す。猫へ向かう意識は明確。連続した動きが出るので次回も多方向でトライしたいです。
・玉入れ3穴(定位・目手の協応):玉は手渡しで行いました。把持したまま平面を使って穴近くまで移動させました。頭部のコントロールに苦労しましたが、目手も努力していました。玉入れ2つはスムーズ。「あとは(空いている)穴どこかな?」に応じて穴に指を入れたことから下記の課題を実施しました。
・円柱入れの土台1・2・3・4・5穴/数字ブロック1~5(操作+穴感覚による1対1対応と数字の紹介):「穴はいくつあるかな」のことばがけに、左人差し指で穴を指しました。そのタイミングに合わせて大人が「いち」と言い、数字ブロックを1穴の隣に提示しました。同様に2~5まで実施。3からは、指す穴の順序性がランダムになりましたが、5まで一度も重複せずに指すました。このことから、指し終えた穴と指していない穴を記憶していることがうかがえました。
操作/コミュニケーション
担当:小山
・遊具・教材(目的):子どもの様子
・VOCA:①ステップバイステップ・えびせんとえびせんの袋・えび部分を切る→シンボル(1.学校活動について報告する
2.あいさつ3.選択へのステップとアセスメント):担任からの活動報告に満面の笑み。ノイズにならないように大きめのA3のボードに、エビせんの袋を挟んで提示すると、すぐに手で触れました。位置を変えてもできました。エビの部分を切り取り、VOCAに載せる。初めは1台。即時に定位しONにしました。
・VOCA2台(VOCAの1/2選択):無地のVOCAを加え、2台で提示。スイッチ部の感覚的な遊びがありましたが、視線はエビに定位しました。また以前に比べて感覚的な遊びの時間が短かったです。
・8キーVOCA:8キーの1つにエビを載せて実施。視覚定位+。両手手指でエビのキーに触れました。手指のどこかが他のキーに触れているとONにならないことがありました。
・輪付きチェーン引き(両手の使用):チェーンを上肢にかける援助により、たぐり寄せるような動きが出ました。
・カバサ:チェーン部を意図的に動かそうとする操作が向上しました。
・スライド・取手・きのこ(方向性のある連続的な操作):取手部分に上肢をガイドするも、把持や操作は難しかったです。きのこに変えることにより、傘の下部に手指がかかるため、取手よりも操作が動きにつながりました。
・UFOはめ 狭い台 広い台(溝への定位・溝への探索):狭いことで、容易に溝に入る経験ができました。広いと溝よりも下方へ定位する傾向がありました。UFOの位置を工夫してみたいと思います。
・玉落とし 三角台付 横・縦(初)大ビー玉入れ縁広(方向性のある連続的な操作):1玉落とした後の穴探索をし、自ら再び玉へ移動してすべて落としました。操作意欲があるが土台の前方に手指がやや引っかかりました。玉の位置を調整することで落とすこと向上しました。
・石蹴り入れ・三溝(方向性のある連続的な操作):溝を触って確かめている様子が前回から引き続きみられました。
・太軸内玉移し(方向性のある連続的な操作):ガイドにて内玉を動かしました。見えていない玉の動きを目で追っていました。「見えなくてもある」が解っているのか、固有感覚で感じているのか今後よく観察していきたいです。
操作/コミュニケーション
担当:小山
・遊具・教材(目的):子どもの様子
・VOCAステップバイステップ(学校活動について報告する・あいさつ):放課後ディの職員も活動の様子を録音して下さる。先生からの報告は、いつも本児も先生も楽しそうでした。
・チェーン引き(肘を引く):すぐにリーチ。指の関節を動かすことによって引きました。腕をくり返し引く動きを大人が他動的に援助して行いました。本児の関心やモチベーションはやや低そうでした。
・回転芋洗い(方向性のある操作):上肢を上部にガイドすると、前方に目的的に回そうとする動きが出ました。
・スライド・UFO(方向性のある操作):スライド枠を小指でなぞるような感覚的動きが多かったです。数回かけながら終点までスライドさせました。
・3玉落とし三角台付 横・縦(連続的な操作縦は奥行き認知):三角台がスロープのような役割をして、スムーズに台上にリーチしていました。1玉すぐに落としました。穴への探索はやや長かったですが、2玉、3玉と時間をかけながらも確実に落としました。縦も3玉とも落としました。奥行き認知向上しているようでした。
・大ビー玉入れ/金属玉入れ(玉の把持→手首の回旋→定位→意):左手、両手で穴の確認をしました。ビー玉→口が多かったです。目的的操作を促すためにガイドで入れました。より重さのある金属玉に変更。玉→口が減少しました。
※台の縁に右手小指側が添うようにガイドすると、玉を把持したまま手首が返り、穴にリリースするチャンスが増えました。
・A3ボードにエビせんイラスト(選択へのステップとアセスメント):A3ボードに、円形のエビせんイラストを挟んで提示(前回から2回目)。すぐに手で触れました。左右に位置を変えてもできました。
・VOCA③ステップバイステップ1台(VOCAの1/2選択):VOCA1台にエビせんイラストを載せて提示。すぐにONにしました。無地のVOCAを加え、2台で提示。右側VOCAでの感覚的な遊びが多かったです。
・VOCA④2スイッチ(キーの1/2選択):両手で両方のキーにリーチする。意図的な操作はややあいまいな状況でONとなりました。選択は明確ではなかったですが、前回よりも少量で満足した印象。一口ずつ充分に咀嚼するためかも知れません。口に運ぶ速度がゆっくりになったので終了しました。VOCAにて「ごちそうさまでした」
・写真カルタ/VOCA⑤ステップバイステップ(初対面の人とやりとりをする):写真カルタの1/2選択で、見学者に聞いてみたいことを決めました。関心の高い方を見続けたり手で触れたりしました。VOCAに「こんにちは」「私の名前は○○です」「お名前は何ですか」。写真カルタで選んだ「好きな動物は何ですか?」などを録音し、一度表出して紹介しました。。見学者と対面し、初めはすぐにVOCAでやりとりしましたが、次第にはにかんで視線をそらせたり、操作を躊躇したりしました。明らかに戸惑っている様子で、何とかやりとりをしました。
目と手の協応/スイッチ操作/文字
担当:松本
◾️活動の様子
・目と手の協応:手元が見えるようにカメラとモニターを設置して定番のボコボコチェーンからスタート。準備中は手がよく動き、設置すると手の動きが止まるということが続いたので、手のひらへ少し支援員の指先で刺激を入れるとチェーンを引く動きが出ました。
カバサや回転ドラムはいつものように手を自分の身体の方へ引く動きで鳴らしていました。握ることに関して以前は腕を動かすと手が開いて握っているものを離してしまっていたのですが、今は握ったまま保持できるようになっています。
新作のレバーも試しました。何回か自分の動きでレバーを引くことができていました。レバーの持ち手はT字が良いのと、縁が腕に干渉するので、レバーをより縁よりにするか、高さを低くする必要かありそうです。
半球円盤とスライディングブロックはこちらが教材を動かして穴まで導きました。
・スイッチ操作/文字:スライドスイッチにできiPadをつなぎレシピ機能を使い、押し出す動きで行送り、引く動きで決定の操作で指伝話文字盤の入力を行いました。今日は自分の名前を一緒に書いていきました。引く動きが得意なので、押す動き(送り)はこちらでやり引く動きが出るのでを待ちました。なかなか引く動きが出なかったのですが瞬きが見られてよく観察すると特定の行で瞬きしていました。瞬きを決定の運動に置き換えて、入力していくと、「あか」という単語になりました。あかと書いた理由はわからなかったのですが、指伝話文字盤使用時に初めて瞬きを意図的に使うことを読み取れました。
その後同じように瞬きを決定と捉え本日練習する行を決めて、凸文字なぞりをしました。
目と手の協応/指伝話文字盤スイッチ操作
担当:松本
◾️活動の様子
・視線入力:今日も一発で位置が決まり風船割からスタートとしました。車スロープと花火が特に上手で、思い通りに視線を動かせていたようでした。
塗り絵では、今までは縦の動きや1箇所の止まり続ける急に動いて別の場所へ不規則に動くことが多かったのですが、今日は左右横に連続的に行ったり来たりする動きがよく出ていました。
・目と手の協応:ボコボコリングからスタート。右手で持ち手、左手でチェーンのリングをヘアゴムをつけると両手を広げチェーンを引っ張りました。抜き切るところまでは行かなかったので、右手の持ち直しを手伝い、チェーンを左手指に巻き付けたぐり寄せのようにして待つと見事チェーンを抜き切りました。
次にカバサを左右の手で取り組んだあと、各種回転ドラムで右手を内側にスライドさせる動きの練習をしました。外側は得意なのですが、内側への動きの調整が難しかったのですが、今日は、一旦動きが停止したところから内側へ力を抜いて滑らすことが上手にできていました。しかも肘も曲げたままだったので力が抜けたとても良い動きをしていました。同じ動きで半球円盤はめも何回も外に行く動きが出ながらもなんとか内側へ動かそうとする調整する姿が確認できました。
スロープ付き面広玉落としも肘がスロープに収まり、操作しやすそうでした。2個目までは、一気に落とせるのですが、最後の一個は、一旦手が外に逃げてからなんとか戻して面を滑らすか、親指で押し込むかの動きで時間をかけて落としていました。手が玉を通り過ぎると、戻して落としたり、面探索でなく直接上から玉を触る動きが出ていました。これは玉の空気的位置関係のイメージを元に操作しているように見えました。
手元をアクションカメラでモニターに写した映像をよく見て運動の手がかりにしました。
・指伝話文字盤スイッチ操作:スライドスイッチをできiPadに繋ぎ奥に滑らす動きで「送り」手前に引く動きで「決定」にして取り組みました。まずは自分の名前次に苗字を書きました。送りは不得意な動きなので手伝ったのですが、途中から自分で送るとこもできていました。決定の引く動きは、目標の場所まで行って待っていると出ました。ここで時間となったのですが、ご本人はもっと取り組みたかったようで、今後はもっと時間を配分しようと思います。動きの読み取りの精度を上げていきたいです。
<報告書>
操作/コミュニケーション
担当:小山
・遊具・教材(目的):子どもの様子
・VOCA①ステップバイステップ(1.あいさつ2.学校活動について報告する):VOCAを繰り返し操作して、担任からの活動報告を表出していました。
・アンパンマンの手袋1)VOCA上にアンパンマンのイラストを載せる(3.選択へのステップとアセスメント):VOCA1台では、天板上のどこに設置しても即時に定位してONによりアンパンマンを呼んでいました。 期待している様子から因果関係理解が向上していました。
・アンパンマンの手袋2)1/2選択(3.選択へのステップとアセスメント):VOCA2台にすると、利き手に近いVOCAのみを操作。クリックのカチャカチャという感覚や音を味わっている様子でした。
・UFOスライド(方向性のある連続的な操作):ガイドでUFOの上部に手指をのせると動きが出る。押し上げる動きも混在しながら、手元に運ぶような操作が多くなっていました。
・大ビー玉の穴入れ(穴への定位):ボールからの玉の把持ができました。玉を保持しながら手首を返す動きがよく出ていました。大人が台を操作しながら穴入れの成功体験を促そうとしましたが、穴の周囲の面が狭く台の外に落ちることが多かったです。
・方向性のあるスイッチ(方向性のある操作):数回に途切れながらも、終点の「カチッ」までの操作が増加していました。
今回の操作では、目的に基づく予測と左手での場所の確かめが初めてみられており、次回もこの点に注目して行って行きます。