Wednesday 21. Oct. 2026 HK  

担当:奥山

【活動の様子】
 今日の予定をお伝えした後、「いきもの」の勉強か、10月音楽情報か、腕を吊って自由にするスリングか、選んでいただきました。声を出してよく返事をしていただきました。
 最初に、HKさんの右腕をわずかに浮かせるくらいスリングでつり上げておきました。
 今日のいきものの学習は「バッタ」。HKさんにとって身近ないきもののひとつです。いなごが食べられるという話では、お母様もHKさんにお話をしてくれました。
 最後の10月の音楽情報では、よく目を開けて画面に注意を向けていらっしゃいました。スリングで吊った腕も動かしていらっしゃいました。特にYAOの「ありふれた世界の果てに」に特に注意を向けていらっしゃる様子でした。

Saturday 17. Oct. 2026 OK 

園芸

担当:矢作

■活動の様子:
前回植えたヒペリカムの苗はしっかり根づいていました。
お隣に黄色の金魚草の苗も植えてもらい、毎日通りがかりに観察して楽しめるコーナーになっています。

野菜の種まきが長雨の影響かうまくいかなかったので、今回はお花の種まきをしました。
まずは種の形や手触りがいろいろ異なるのを観察します。
丸い球体を崩すとバドミントンか羽根付きの羽根のような形の種が現れるもの(スカビオサ)や、トゲのある虫のような形の種(オルレア)、ふさふさしたウサギのしっぽのような種(ラグラス)など、ネットでどんなお花が咲くのか画像検索しながら、
10種類くらいの種をじっくり観察しました。
プランターに残っていた枯れた黄花コスモスを抜いてもらうと、それにも細長い形の種がちゃんとできていて、収穫することもできました。

3つのプランターに分けて、土づくりをし、種の感触を感じながら種まきしました。大きめの粒の種は、2本の指でつまむのが難しいですが、声かけしながら上手につまんで落とすことができるようになりました。ペットボトルじょうろでの水やりは、ギュッとにぎって水を出すのにすっかり慣れており、3つのプランター全部に水やりしてくれました。

ニンジンの苗は順調です。パプリカもまだ収穫できており、継続します。
最後に、サフランの球根を1つお渡ししました。水も土も無くても育つという不思議な花です。ちゃんと花開くかどうか、実験してみます。

Monday 12. Oct. 2026 SH 

音楽

担当:古賀

■活動の様子:
到着すると、Hさんはスマホで、9日のこもれびホールコンサートで私が太田純平くんの詩による歌を歌っている様子を、じっと見入っていらっしゃいました。「いい詩を書いたね」と、純平くんに伝えてほしいとおっしゃっていました。

その後は、みんなで声を合わせ、チャイムを鳴らしながら、即興の音楽の時間へ。
Hさんの「沖縄へ行きたい」という夢が叶い、来年、訪れることになったそうです。その旅への準備も兼ねて、以前の訪問の際、「沖縄行きたい」からみんなで曲のアイデアなったメモを取り出して、沖縄へ向かう思いを歌にしてみようか、でも頑張りすぎないようにというお母さまの心配りもあり、わたしも安心しました。(プレッシャーになると返って出てこないから)

そこから、ゆびだんの話になり、私もゆびだんを体験させてもらいました。本人と直接話すほうが絶対いいので、コツコツやってみたいと思います。

今日の1番の印象は、みんなそれぞれのエネルギーがHさんに向かってるというより、Hさんも1人のメンバーとして、この場所にいながら、みなさんと和気あいあいとした音楽タイムとなっていることであり、それが新鮮でした。
ご本人や親御さんのご希望は、身内だけでなく、他の人とのつながりを求めていることです。

 

Saturday 12 Sep. 2026 HT

音楽

担当:石橋

■活動の様子:
今回も伺ってすぐTさんのテーマ曲をリクエストされ、さっそく私は生ピアノの前に座りました。でも肝心のTさんがお母さんの膝の上から離れずに、どうしても何かお母さんに伝えたい事がある様子でした。時間をかけてお母さんがアレコレ聞いてみたものの、結局何が言いたいのか分からずじまいだったようでした。
内容が少し複雑になると、どうしても伝わりにくいのでお互いに残念な思いが隠せません。

それでも、なんとか電気ピアノの前に座ってくれたので、「ハロードーリー」を弾き始めました。初めは聞いているだけでしたが、何度か繰り返しているうちにTさんの指が鍵盤に触れる音が聞こえてきました。Tさんはオルガンの伸びる音で、いつものように私の出す音に合う音を探し始めました。

途中で、前回発見した右手返しの弾き方で連続して単音がたくさん出た時もあり、覚えていたのかなと嬉しくなりました。いつの間にか、お母様も小さい鉄琴やミニピアノを出してきて参加して下さいました。

少しずつTさんの出す音が私達の音と重なるようになってきたので、更にTさんの好きなサッチモの他の曲も、続けて何曲か弾いてみました。そのうちTさんは途中で弾くのを止めて、お母様が鉄琴を叩く様子をジッと見ていました。

だんだん目が細くなってユラユラしてきたので、お母様が、「少し休む?」とTさんを椅子から降ろして下さいました。少し疲れているかもしれないとのことで、Tさんはカーペットの上で横になりました。

何か歌って欲しいとリクエストがあり、クリスマスバラードを何曲か歌いました。
Tさんはウトウトとしていた様子でしたが、お母様が突然ミニピアノで何かを弾き始めたら、急に起き上がって嬉しい時のフリフリダンス。よほどお気に入りの曲みたいで驚いたら、お母様が動画を見せてくれました。アメリカの子ども番組のテーマソングで、シンプルなラテンっぽいリズムに合わせてアニメのキャラクター達が踊りながら歌っていました。
リズムがしっかりしていてメロディも覚えやすいカッコいい曲だなと思いました。
Tさんはこんな曲も好きなんだなと嬉しくなりました。

その曲を聞いているうちに、お母様が今度は折り畳み式のデジタルピアノを持ってきてカーペットの上に広げてくださいました。

実はこのロールピアノは、長い鍵盤をコンパクトに丸めて外に持っていける所は良いなと思ったのですが、弾いてみると鍵盤の表面がグニャッと柔らかくて音を出すには力もいるし、メロディーはともかくとして、リズムやテンポを出すのには向かない楽器だと思っていました。でもお母様によると、カーペットの上に直接広げられるし、Tさんのヨダレが落ちても浸み込む隙間がないので安心とのこと。
そういえば前に、Tさんのヨダレが大量に鍵盤の隙間から浸みこんで電気ピアノを壊してしまったことがありました。なるほど確かに!と思っていたら、横になって休んでいたTさんが突然、なんとロールピアノをガーンと蹴飛ばしたのです。ビックリして、ピアノが邪魔なら早くどかした方が良いかなと思ったのですが、どうもそうではなさそうで、Tさんは勢い付けて片足で同じ音をタン・タン・タン・タンと弾き(蹴り?)始めました。しかもテンポが一定で、まるでリズムが正確に刻まれていく感じがしました。

偶然なのかTさんが足でリズムを作っている事に驚いていると、今度はその足を横に動かしながらいろんな音を出していきました。なんと、寝たままでピアノを足で弾く(蹴る?)事が出来るなんて、考えもしなかった展開に、Tさんとロールピアノの出会いに驚嘆しました。

実は初めはお行儀が悪いのではと思いましたが、「エレクトーンとパイプオルガンも足で鍵盤を押すから、これもアリ!」というお母様の言葉を伺い、なるほどと納得。Tさんとお母様の理解し合う太い絆が見えた様で、これまた感動した次第です。なにより、Tさんのリズム感がかなり良い事が分かり驚きました。でも、これはこれで体力を使う奏法の様でした。

最後にもう一度電気ピアノの前に座ってくれたので、ブルースを弾いてみたのですが今一つノッてこなかったので、Smileを弾いたら、Tさんはオルガンの音で見事に合う音を見つけて鳴らしてくれました。Tさんも満足した様子でした。やはりこのスタイルが今のところ一番落ち着くようでした。恒例の「今日、楽しかったヒト~?」とお母様が手を上げると、それに合わせる様にTさんも右手を上げてくれました。新しい音の出し方を発見して、私も楽しかったです。

Tuesday 6. Oct. 2026 OM 

担当:奥山

【活動の様子】
 習字について、今までは筆に補助具を付けて、それを手にはめるようにして書いてみていましたが、今回から「ゆび筆PopCorn」(墨運堂)という指にはめて使う筆を使うことにしました。
 紹介の動画を見ていただいて、実物をお見せすると、真剣な目でゆび筆を見ていらっしゃいました。
 最初にゆび筆を指にはめることに慣れるために、左右の人差し指や親指にゆび筆をはめてみました。過敏で困っていらっしゃる様子がなかったので、早速、ゆび筆に水をつけて、水で書ける習字シートに書いてみました。従来の補助具を使うときよりも、ご自身の動きを表しやすい様子でした。
 後半は10月の音楽情報を紹介させていただきました。

Sunday 4 Oct. 2026 FK

目と手の協応/文字/スイッチ操作

担当:松本

◾️活動の様子

・目と手の協応:テーブルを取った状態でボコボコチェーンからスタート。片手にリングを握り、もう片方の手をチェーンにかけた状態にすると両方の手を動かしてチェーンを引き抜く場面がありました。次に、同じ姿勢でボコボコチェーンミニを両手を広げる動きで引きました。途中で止まり、自分の動きが出にくい時には、チェーンを手に巻きつけるのを手伝うと運動の手がかりができ引き抜くことができました。テーブルをつけて平面埋め込みカバサ引く動きを肘の屈曲伸展で取り組めるように設定しました。引く動き(屈曲)は得意で、すぐに笑顔が出ました。押す動き(伸展)も自分から出せる時がありました。笑顔が続いたのでたっぷり取り組みました。次にレバー教材でも肘の屈曲伸展練習をした後に玉落とし。いつもは右手の動きだけで落とすことが多いのですが、今日は左手で表面をなぜる動きが見られました。スライディングブロックで上下左右の動きを勉強した後に、文字学習に移りました。

・文字学習:文字盤で本日練習する文字を選んで、凸文字なぞり→手のひらに書く→かかわり手の指先に書くの順で行いました。今日は「ら」行を選びました。文字盤を一緒に人差し指で辿っていくと「らりるれろ」の時に指先の力と表情でこの行を練習することを伝えていました。なぜこの行を選んだのかは不明でしたが、指先はよく動いていました。

・スイッチ操作:PPSスイッチ操作を練習しました。スポイトを握るように設定し、マッサージ機や光る扇風機に繋いで練習しました。感度調整はアラームが鳴りっぱなしになる手前まで落とすこと、ラッチアンドタイマーを挟むとONのまま一定時間保て、活動しやすいことをご本人とお母様に伝えました。

その後、iPadの操作をいつも通りスライドスイッチで行いました。奥山支援員の9月の音楽情報を手まえに引く動きでスライドを進めました。前回の続き4位から進めました。スライドさせる手の動きとても良かったです。スピッツの時に穏やかな笑顔になりお母様がスピッツが好きというのは知らなかったとおどかれていました。

今回もたくさん発見のある学びサポートの時間でした。

Saturday 3 Oct. 2026 MM

視線入力/目と手の協応/スイッチ操作

担当:松本

◾️活動の様子

・視線入力:本日もご両親がモニターなど全て整えていただいていたので、パソコンを繋ぐだけですぐにスタートできました。

ポジション確認ソフトでモニターの位置を微調整した後に、風船割りからスタート。センサリーに進み最後に対戦塗り絵をしました。右側に多く視線が集まっていましたが、今日はボールや車を追ってしっかり視線でキャッチする様子が見られ今までと取り組み方の変化を感じました。

首の動きを良くしたいのか、ヘッドレストに置いたクッションを取るように声を出して伝え、その効果もあって今日初めて、僅差でしたが対戦塗り絵でコンピューターに勝つことができました。より意図的に視線をコントロールできるようになっていることが私にも、ご両親にも伝わってきました。

・目と手の協応:平面埋め込みカバサからスタートしました。引く動きと押す動きの行ったり来たりの練習をした後に、弧の動きをするレバーに取り組みました。苦手な押す動きを曲げすぎない、伸ばしすぎない中間地点で繰り返す練習をしました。今日は大変力が抜けていて、ほとんど力が入り突っ張ることがなかったです。最近、その傾向が強く、以前より力の抜けた状態で視線入力も含め課題に取り組めることが多くなってきました。ご両親に聞くと、以前のように突っ張ることがなくなったので日常でも楽そうだということでした。目と手の協応の課題学習の効果が少しずつですが、出てきていると感じました。その変化は、遠くから全体を眺める視点に立たないと見えてこないものですが、他の方でも感覚の使い方と運動の調節が上手になってくると全身状態が力の抜けたカクカクしない滑らかな動きになることが多くあります。

その後球落とし、とスライディングブロックに取り組み文字学習に移りました。

・文字学習:文字盤でさ行を選びました。どうも友だちのことを話したかったようです。凸文字をなぞった後に、手のひら、メッセージボードの順で練習しました。力の抜けた優しい動きでかけていました。

Sunday 27 Sep. 2026 OK

園芸

担当:矢作

■活動の様子
玄関脇に新しく何か植えたいとのこと、黄色い花と赤い実が可愛いヒペリカムを選びました。固い地面を掘って、肥料を混ぜ、植樹しました。
外で作業したのは初めてでしたが、お母さまが敷く物をご用意くださり、膝をついてスムーズに作業できました。次回はまたお花を植える予定です。

前回種まきしたプランターの野菜は、この長雨でうまく育たず残念でしたが、
室内栽培のミニニンジンはびっしりと芽が出ていました。
多肉植物の寄せ植えも生き生きとしていました。

続いて室内でクラフト。タデアイの生葉で藍染をしました。
Kさんはたくさんの葉っぱを集中してむしり取ってくれました。
シルクの布に模様を付ける際は、上手に輪ゴムを巻きつけたり、洗濯バサミを挟んだりしました。
葉っぱをミキサーにかける、それを絞る、そこへ布を入れて浸す、模様付けした輪ゴムなどを外す。
染めの作業は多様なのでいろいろな作業を楽しむことができます。
藍の時期は終わりがけでしたが、美しい作品を染め上げることができました。

Wednesday 23. Sept. 2026 HK 

担当:奥山

【活動の様子】
 よく目を開けて待っていてくれました。最近、とてもよく声が出ると教えていただきました。
 HKさんに本日の学習の予定をお伝えしました。 最初はHKさんが大好きな生き物についての学習。今日のテーマはクモ。HKさんにとって身近に感じることができるいきものを取り上げ続けています。
 目前のアームに設置したiPadの画面をとてもよく見ていらっしゃいました。お母様も「よく見るようになりました」とおっしゃっていました。
 ところどころでHKさんの返事を待つ機会を設けると、とても力強い声で返事をしていただくことができました。
 続いて8月の音楽情報。「新しい盆踊り」の特集が終わると、一層画面の見つめ方が「深く」なった様子で、流行の音楽の推移によく目と耳を傾けられている様子でした。
 ヘルパーさんともKeynote教材を使って「やりとり」を広げていらっしゃるとのことでした。
 「いきもの」のKeynote教材のリクエストについておうかがいすると、お母様からHKさんが好きなものシリーズを教えていただいたので、多様性に満ちたKeynote教材を作るモチベーションをたくさんいただくことができました。

Saturday 26 Sep. 2026 SY

目と手の協応/数量

担当:松本

ハンドサッカーの練習後でしたが、覚醒がよく最後まで集中して休まず取り組みました。

◼️活動の様子

・目と手の協応:ボコボコチェーンからスタート。左右交互、片手引き寄せ、全てのバリエーションを使ってチェーンを抜き切っていました。抜いた後は、自分から黙々と最後までチェーンを穴に入れました。手の揺れも少なく押す方と支える方で両手を使い分けてテンポよく入れていました。ボコボコじゃばらの畳み方も素早く、円柱差しは垂直に立てて入れる時もとても安定していて入れる時も出す時も円柱を落とすことなく丁寧に操作していました。枠太の体積パズルでは、最後の三角柱の組み合わせで寝かしてはめる向きもすぐに気づきピッタリはめていました。

体積パズルでは、新しく横に四分割のものまで取り組みました。部品を寝かした状態で次々に入れていました。コイデ東京さんに作成を依頼して販売されているものを使いましたが、三分割、四分割では寝かした状態でも枠に引っかかることなく落とし込めるので奥行きを合わせながら入れる練習になります。

 ウォーミングアップを終えて、楽しみにしていた数の棒に取り組みました。まずは、2の棒を2の枠3の枠4の枠にはめ込む課題に取り組みました。考えて向きを変えながらはめ込んでいました。2本同時に持って向きを変えることはなかったですが一本ずつ嵌めたり出したりしながら操作していました。次に、2、3、4、5の棒を組み合わせて、一ついらないパーツを含め提示していらないものはどれかを見つける課題に取り組みました。隙間に入らないことを実際に入れてみて確かめながら正解を導いていました。途中で諦めることが全くなかったです。

 次に1から10までの数の棒を、5では2と3というように合成分解する取り組みを枠を使って行いました。足し算の筆記もはさみながら進めましたが、再確認が楽しいようで次々に取り組んでいました。十まで来ると「11は?」といつもの質問が来たので、一回り小さい数の棒で、100までの数の桁どりと表記を確認していきました。

表記に使った数の木製カードを終わった後も自分で順番に並べることを楽しんでいました。並べる枠と木製数字カードがあれば通所先での朝の活動の一つとして楽しめるかもしれません。それをすることで気持ちが整いそうです。