Saturday 6 July 2024 TS

操作/コミュニケーション

担当:小山

・遊具・教材(目的):子どもの様子

・吸ばん遊具(誕生日プレゼントの遊具紹介):吸ばん遊具を持参下さりました。書見台黒に配置。本日、開始~前半は、緊張が高く頭部がヘッドレストからはずれることが多かったです。吸ばん取りにも苦労し、はじくように工夫して取っていました。

・VOCAステップバイステップ①②(あいさつ学校のできごとを伝える):担任の声に会わせて本児の発声も聞こえました。友人との関わりについてのコメントもあり、先生の声のトーンにも変化が感じられました。

・写真丸かるた(初対面の人に聞いてみたい事を選ぶ):あいさつ→「お名前は?」の後に本児が聞いてみたいことを下記の方法で決めました。丸カルタの中から、「動物」「くだもの」「乗り物」「おやつ」に代表される写真を2枚取り出し、例「好きな動物は何ですか?」と聞く?「好きなくだもの何ですか?」にする?とたずねながら提示すると左手こぶしや人差し指で明確に1/2選択しました。

・ステップバイステップ③(インタビューをする):上記の希望にそってVOCAに録音し、デモで内容を紹介。提示するとすぐにリーチし、対面した見学者にインタビューをしました。応答者は、スピーチだけでなく+イラストが良いかもしれないです。

・ひらがなソフト板に手書き文字(アセスメント):「ぱぱ」と「さ」、「まま」と「さ」はいずれも一試行目での正答はなく、あいまいでした。「さ」4つと「な」1つを同時に提示して1文字ずつたずねると、いずれも正答しました。

・輪付きチェーン引き(左右の分離協応):左手ガイドで輪握ると、引き終えるまで把持できました。握る左手と引く右手の役割を意識できているようで、止める、動かすが明確でした。

・回転芋洗い(右手の操作を促す):ガイドで教材上に右手をのせると、前方に回転させる動きが出る本日は右手を動かすことが多かったです。

・太軸内玉教材(右手の掌が開くことで運動調整↑):右掌内に入るように援助。把持は難しく、手をそえて待つと微細な動きが出ていました。

・UFO入れ・狭い広い(右手の操作を促す):いずれもUFOを動かす動きとつかもうとする動きが混在しながら、溝に入りました。

・スライドUFO(方向性のある操作):連続的な操作は難しくかつ途中で終えるため「板ケーキの時には最後のカッチンまでできているよ」とことばをかけました。

・天板上でのUFO操作→ねこ目標への移動(ガードなしでの操作試行):ガードが、ガイドの役目よりもストッパーになっているようなので、天板上に直接UFOを置いて実施。猫の丸カルタを目標に置き、そこに向かって左方向への連続的な動きを促す。猫へ向かう意識は明確。連続した動きが出るので次回も多方向でトライしたいです。

・玉入れ3穴(定位・目手の協応):玉は手渡しで行いました。把持したまま平面を使って穴近くまで移動させました。頭部のコントロールに苦労しましたが、目手も努力していました。玉入れ2つはスムーズ。「あとは(空いている)穴どこかな?」に応じて穴に指を入れたことから下記の課題を実施しました。

・円柱入れの土台1・2・3・4・5穴/数字ブロック1~5(操作+穴感覚による1対1対応と数字の紹介):「穴はいくつあるかな」のことばがけに、左人差し指で穴を指しました。そのタイミングに合わせて大人が「いち」と言い、数字ブロックを1穴の隣に提示しました。同様に2~5まで実施。3からは、指す穴の順序性がランダムになりましたが、5まで一度も重複せずに指すました。このことから、指し終えた穴と指していない穴を記憶していることがうかがえました。