目と手の協応/文字/スイッチによるiPad操作
担当:松本
本日は、覚醒が低い中でしたが様々な教材で働きかけながら学習しました。午後の方が覚醒が良いとのことだったので、次回は時間を変更して、午後スタートで行う予定です。
■活動の様子
スライドスイッチをステップバイステップにつなぎはじめの挨拶を一緒にスイッチを操作してスタートしました。そのまま覚醒を上げるために、スライドスイッチを振動クッションにつなぎスイッチを一緒にスライドさせON/OFFを繰り返してみました。次に、ボコボコチェーンミニに取り組みました。途中で少し覚醒が上がり自分で引く場面が何回かありました。すぐに教材を玉落としに変えて、右手を外側に開く動きで球を順番に落とせるように提示しました。こちらも手が動き自分で落とせる場面がありました。スライディングブロックで方向の勉強をしている途中で、覚醒が下がったのですが、学習は続行しました。文字盤に右手人差し指で触れながら、今日書く行を順番に聞いていくと、「た行」のところで一瞬目が開いたので、「た行を選んだね」と意味付けして「右手人差し指で凸文字を一緒になぞり→私の手のひらで書く→ブギーボードにペンを持ち一緒に書く」を繰り返し行いました。
次に、iPadのスイッチ操作をしました。操作対象は、Keynoteで作った歌詞を覚えるためのスライド。スライドスイッチを右に動かすと、次のスライドへ、左に動かすともう一度同じスライドを聴けるようにリンク設定したものです。スイッチインターフェースは、できiPad2でiPadのレシピでスライド中のリンクボタンを操作します。残念ながら、覚醒は上がりませんでしたが、「次行っていい?もう一度聞く?」と話しかけながら一緒に操作しながら最後まで聴きました。
続いて、奥山支援員による10月の新着音楽情報のスライドも一緒に操作しました。
お母様に、次の歌詞を覚えたい曲についてリクエストをいただき終わりました。