読み聞かせ/目と手の協応/数量概念/算数/見本合わせ
担当:谷田部
■活動の様子
今月も、元気で明るいK君と勉強できました。今日も絵本の読み聞かせから勉強に入りました。今回も楽しく勉強できました。
《読み聞かせ》
前回に続き、導入には絵本の読み聞かせを行いました。今回は「ムーミンの誕生日」の絵本を読みました。私がムーミンバレーパークに行ったので、そのことを話題にできました。次回の学びサポートまで、ご自宅でも読んで欲しいのでお貸ししました。
《数量概念/算数》
今回も円盤型はめを行いました。はめるのは上手になりました。右から順番に数を数えながら円盤をはめるようにアドバイスしましたが、左から入れていました。左右の認識が曖昧なのかもしれないので次回再挑戦します。やはり途中で一つ飛ばしてはめることがありました。円盤をはめるタイミングより早く数を数えるので飛ばしてしまうようです。操作性は向上したので、認識と結びつけて学習する段階になりました。
次に正方形の木枠に、分割したパズルをやりました。「簡単から難しくなるよ」と伝えて、本人も難易度の違いを意識できました。2分割、4分割、6分割をやりました。はめることが上達しました。今回も強引に木片を押し込むことはなく、他の木片をずらしてからはめていました。
《立体構成》
立体構成では、立方体の型はめです。分割した立方体、長方体の積み木を枠に収めて立方体を作りました。こちらも「簡単から難しくなるよ」と伝えて、難易度の違いを意識してもらいました。今回も枠に立方体を入れる時に、木枠を見てまっすぐに木片を入れていました。
《プリント学習》
今回は、プリント学習する前に集中が途切れてしまいました。
■まとめ
手指の操作性が向上してきたので、認識を強化する支援を加えています。右から、左からの指示を確実に受け止めるように支援を継続します。上下左右の感覚が2次元でも掴めるようになれば、文字の認識も良くなるのではないかと思いました。学習後の懇談で、ムーミンバレーパークが話題になりました。K君も行きたくなったそうです。K君にとっては、外出もこれからの人生の楽しみになると思いました。近くの日帰り温泉にお父さんと行くこともできたそうです。私が担任をしていた小6の頃から、会話も出来るようになったと話されていました。あらためて言葉がけの大切さを感じました。