Monday 18 October 2121(KS)

戦国大名について 日本の総理大臣と世界の首脳 見ることを支えるシステム

担当 奥山

【活動の様子】

前回まで、大名の学習の手始めとして上杉鷹山を紹介しました。次の大名を選ぶために、ネットで検索したテレビ朝日系列で放送の「国民・専門家・AIがガチで選ぶ 戦国大名総選挙」の情報をもとに、人気がある、即ち耳にする可能性が高い戦国大名を紹介して、KSさんの興味を教えてもらうことにしました。ネットでは第30位から第1位までが見出し文とともに紹介されているのですが、今日は第10位から1位をKeynoteで文字情報と画像情報を示しながら紹介することにしました。

 その結果、KSさんの頭がピクッと動いたり首にギューッと力が入ったのは、「伊達政宗」と「徳川家康」、そして「武田信玄」でした。次回は「大河ドラマ」情報ともからめてその3人の大名について順に紹介していく予定です。

 次に、KMさんから注文があった「日本の総理大臣とアメリカの大統領」に関する学習を紹介しました。10月4日に総理大臣が替わったことを受けて、KMさんが「知りたい」と伝えたことを「共有」するためにKSさんにも興味があるか教えてもらおうと考えました。

 ここ10年の日本の総理大臣とアメリカの大統領、それから近隣諸国とG7各国の首脳を紹介したのですが、KSさんはカナダの女王がイギリスの女王と同じというところで驚かれた様子でした。これは皆さんの教材を作っているときの「あるある」なのですが、エリザベス2世が15カ国の女王だと私も知りませんでした。

 このように一定のフォーマットで提示する学習に取り組むことによって、次にそのテーマや事物に出会ったときに「知ってる」「興味ある」とアクションを起こして伝える「タネ」を共有できると考えています。

 最後に、シンプルタッチスイッチに操作時にカチッという触覚と音を返すユニットでアクションカメラが乗っている電池で動く回転台(ダイソーの自動回転シャボン玉メーカーを改造 谷田部さんのアイディア)を操作する練習をしました。見ることを支えるシステムの発展版ということになります。アクションカメラの映像はWi-FiでKSさんの目前に設置したiPadで見えるようにしました。スイッチを操作することによってKSさんは好きな方向を見ることができるようになります。しばらく練習しているうちにKSさんは頭の動かし方や首の力の入れ方を工夫して操作できるようになりました。練習をすればするほどきっとうまくなると感じました。

KSさんの歴史の勉強は続きます。