Saturday 9 Dec 2023 MH

コミュニケーション/操作

担当:小山

<報告書>

・遊具・教材(目的):子どもの様子

・VOCA ①ステップ バイ ステップ(あいさつ/小学校でのコミュニケーションにつなげる):VOCAには「おはよう みんな元気?」と録音して提示。天板上のVOCAを積極的にONしていました。父、母、松本と対面し、ONすることで、「おはよう」「元気です」「ハルちゃんは」といった返事がありました。

・VOCA②チャットBOX(参加体験カルタの読み手になる):ミニスイッチの提示でON。以前関心を持っていた線は、ほとんど触らなかったです。父と母が札を取り合うと笑顔になりました。自ら札にリーチして取ろうとしました。

・写真カルタ(ことばがけに対して絵や写真2枚から1枚を選んで応じる理解のアセスメント):眼前に提示した2枚を見比べました。アイポイントの方がリーチよりも若干速いようでした。関心の高い「くだもの」と、それ以外の物との選択。後半は一方をシルエット面にして実施。以前よりもことばがけに対して絵や写真2枚から1枚を選んで応じる理解 は上がっている。選択肢を変えるとどうかは今後見ていきたいです。

・チェーン引き(目的的操作):指、手首の動きにより引きました。。本日も操作時のみ右方脇の三角柱を外しました。

・ポーチファスナー開け、中にきのこと玉(日常生活活動への導入):ファスナーにチェーン引きのリングを着けるとすぐに指をかけました。大人が方向を調整するのみで開けられました。ポーチ内に手を誘導すると中のアイテムに触探索で気付き、きのこを握しました。手の横に器を提示するとしばらくしてリリース。ポーチの内布が探索にはノイズになるか今後見ていきたいです。玉はなかなか握らず、後にサイズの小さい物は握っていました。

・音楽スイッチBOX 玉・きのこ(意図的リリース/因果関係理解):手のそばにBOXをそえると、リリースしました。。リリースまでの時間は短縮していくが、意図的か否かは判断できませんでした。

・回転ドラム、回転ドラムオルゴール(因果関係理解/目手の協応):モデルを示すとすぐに頂上にリーチし、前方に回す操作は非常にスムーズでした。

・カバサ 大・小(触覚→操作):手指によりチェーンを動かして鳴らしました。

・<初>ビー玉落とし(触覚→操作):中央の穴に気付いて手を入れたり、ビー玉に触れて落としたりしていました。

・銀玉落とし3穴(押し落とす/連続した操作/空間認知):中央と上部はスムーズに定位して落としました。下はほとんど触れず、部分的にガイドしました。定位すると指先を使って落としました。次回一穴垂直置きにてアセスメントしたいです。

・銀の玉 ボール器きのこ・ビー玉 玉のせ凹台(器から物を取り出す凹台にのせる):器の傾斜が手指を誘導し、定位が向上しました。銀玉が大きく把持しにくい様子。きのこやビー玉に変えるとすぐに把持しました。本日物→口が頻繁なため、ガイドしました。口に運ぶために手首を返す直前に、台の方向に手首を誘導することでリリースが促されました。

・VOCA③ステップ バイ ステップ(あいさつ小学校でのコミュニケーションにつなげる経験):VOCAには「きょうは楽しかった さようなら」と録音。父→母→松本→小山と順に対面し、VOCAにてあいさつ。アイコンタクトもよくできていました。