Saturday 3 December 2022 MM

音楽活動

担当:石橋

■活動内容
 12月ということで、まずはクリスマス曲をたくさん聴いていただきました。

「赤鼻のトナカイ」「ジングルベル」「サンタが街にやって来る」「きよしこの夜」「ママがサンタにキスをした」など、M君の知っている曲も沢山あったようで、お父さんによると、M君はマスクの下で時々ニンマリと笑っていたそうでした。

もちろんクリスマス曲の他にも、お馴染みの曲も聴いていただいたのですが、いつものように打楽器を周りに置いて、ご両親と一緒に合奏や合唱を楽しんでいただきました。
M君ファミリーのテーマソング「ドレミの歌」では、今回もミニ・スチールドラムを出して下さって、お父さんが担当。お母さんはシェイカー、そしてM君はウィンドウチャイムで始まりの音を出してくれます。お母さんは歌も担当で、途中のドミミ・ミソソ・レファファ・ラシシのパートをハモってくれます。
それぞれの役割も進行の仕方も、すっかり板についてきた感じで、M君は本当に楽しそうにしてくれました。

こういう曲を増やしたいなと思っていたら、Mくんは「大きな栗の木の下で」も大好きな歌だそうで、お母さんと少しお遊戯的に遊ぶのも嬉しそうです。
そこで、お父さんのスチールドラムで今度はこの曲を演奏出来ないかと思いつきました。
というのも、ドからドまでの1オクターブの中の音だけで完結できるので、ドレミの位置を覚えたお父さんがM君のためにこの曲も演奏できるようになると素敵だなと思った次第です。

とは言え、突然の無茶ぶりにもかかわらずやってみようとなり、お母さんは私の言うメロディーを「ド・ドレ・ミミ・ソ・ミミ・レレ・ド」と早速紙に書いて下さって、お父さんも、すぐに音を探しながら少しづつ叩いてくれました。M君はというと「何が始まるんだろう?」と不思議そうな顔をしながらも見守ってくれていました。

そして、ゆっくりとピアノと歌とも一緒に演奏することが出来た時、全員で「ヤッタ~!」と大拍手。M君は、少しびっくりしたかもしれません。

M君は、最初ゆっくりだけど聞いたことのあるメロディーだなという感じで注意深く聞いている様子でしたが、何度も繰り返すうちに、ニッコリして「あ、あの曲だ!」と分かったようでした。同じ曲でも、テンポやアレンジが違うと別の曲に聴こえることがありますが、M君の頭の中では最初に聞いた曲のイメージが強く残っていたのだと思います。でも、最終的に伝わった様で嬉しかったです。

それにしても、突然の思い付きにもかかわらず、お父さんとお母さんのご協力に感謝です。
お父さんは、「次回までに練習しておこう。」などと言って下さり、またファミリー楽団の十八番が増えそうで嬉しいです。

最後に、クリスマスソングを1曲選んでいただくことにしました。お父さんによるとM君が意志を表す時は、
1.目で訴える
2.手を広げながら上げる
3.声を上げる
このいずれかだそうですが、今回は「どっちがいい?」と聞いてみたら、なんとこの3つのサインが全部揃ったので、文句なしのイチ押しリクエストということでした。
というわけでM君のリクエスト「あわてんぼうのサンタクロース」を一緒に合唱合奏して、終わりました。

今年1年、本当にありがとうございました。
来年もどうぞ宜しくお願いいたします。