2024.05.29
担当:箕浦恭代(スーハーハー)
場所:あいち小児保健医療総合センター
簡単な作り方で可愛いシェーカーを作成しました。出来上がったら、私のドラミングと歌に合わせて、演奏してもらったり、ソロ演奏してもらったりしました。
クラフトとしては、とても簡単です。今回はシェーカーを作ることが目的ではなく、たくさんの選択肢を用意して、「自分で選ぶ」「自分で決める」という体験を製作過程で味わえるようにしました。例えば、サンプルの二つのシェーカーの音を聴き比べて、「どっちの音が好きか?」それによって、中に入れるものが変わってきます。最初は違いがわからないのですが、何度かよく聞いてみると、違いがあることを発見し「あっ!」となりました。
日々、自分に選択肢がない、決定権がない暮らしをせざるを得ない入院生活。それは子どもたちだけではなく、付き添っている保護者たちも同じです。お子さんが寝入ってしまったママが、外国製のキュートなシールを「どれにしょうかな」と選んだり、キラキラパーツを貼って、ママ同士見せあったりしている姿もうれしかったです。また香り付きのシールも好評で、鼻を近づけ色々嗅いでみることも、楽しんでくれていました。