茨城県立医療大学付属病院 7月の活動

7月の活動では、徳島はっちーさんが、遠路遥々、県立医療大学附属病院に来てくださいました。

今回は、はっちーさんの感想から、抜粋させていただきました。

今回はプレイルームでショーとバルーンのプレゼントをさせて頂き、病室の訪問はありませんでしたが、気が付くとあっという間に1時間。

(本来、子どもの体力と集中力を考慮し、40分ですが、楽しくて1時間の活動となりました。コ五十嵐)

開始時には2、3組のママとお子さんという感じで、内心盛り上がるだろうかと不安を抱きつつ顔に出さないように待機(笑)

しかし始まってみると、たくさんの子どもたち親御さん方がお越し下さり、皆さんの良い反応のお蔭で楽しみながら演じさせて頂けました。

特に子どもたちの空気を読まない自由な反応が素晴らしく、そこにスポットを当てれば自然と周囲の大人たちに笑いが起きるので随分助かりました(笑)

ショーの最中、偶然なのか交互に「あ~」と声を発し続ける男の子たちや近付くと襲い?かかって来る女の子、良いところになると余所見をする子、頑張っている僕の目の前で思い切り大あくびする子…

ステージ側からそんな子どもたちの様子を見ていると、自由過ぎておかしく、ついつい突っ込まずにはいられず、笑わずにはいられず(笑)

そしてまた今回も子どもたちに求愛のジャグリングをしたのですが、小さい女の子には「彼氏が居るから」と断られるのに男の子からは可哀相に思ってくれたのかOKを頂き…

とにかく子どもたちの反応が思いがけないものであることが今回多く、とても楽しかったです。

そして、その子どもたちに付き添っている親御さんや保育士さん方の反応も温かく、盛り上げて下さったり、冗談を返して下さったりして、お蔭様で良い雰囲気が築かれていたように思います。

アシスタントの五十嵐さんや保育士さんの今までの取り組みのためなのか、保護者同士の連帯感のようなものも感じ、バラバラの世帯ではなく地域で子どもたちを見ているような印象も持ちました。

(終演後、偶然少しお話する機会のあったママさんの「私たちの子どもたち」という言葉にもそれが表れていたように思います)

あと…嬉しかったことと言えば、今回は重症心身の子が主だったのですが、そういった車いす生活の子やベッドから出られない子たちとの関わり方や引き出し方みたいなものが何となく感覚的に掴めて来たような気がして、少しは自分も成長して来たのだろうか思えた

はっちーさん。ありがとうございました。長期入院をしている子どもたちと、家族は第二の家という感覚をお持ちの方もいらっしゃり、そんなホームのような雰囲気を感じてくださったように思います。

印象的だったのは、はっちーさんの額に汗をかいていらっしゃった事です。素敵でした。