茨城県立医療大学附属病院 11月の活動

11月の活動。

美麗さんの「おっもしろクラシックコンサート&クリスマス」

美麗さんは、今年3度目の活動でした。

医療大に入している子供たちは、主な子が車いすに乗っていて、自分で動ける子は少ないので、開始時間を過ぎても中々始れませんでした。美麗さんは、待っている子供たちが飽きないように、静かでリラックスできるメロディを弾いてくださいました。おかげで、みんな耳と体の準備運動が出来、とてもリラックスした雰囲気でスタートしました。

クラシックコンサートでは、「アベマリア」を作った二人の作曲家を紹介。

聞き比べは、お母さんたちも「へ~」と感心。

クリスマスソングを歌い、美麗さん手作りのサンタ扉を「とんとん」すると、ぱかっ。扉を開けると、サンタさんが出てきました。一人一人に、丁寧に接してくれる美麗さん。待っていた子が、とっても笑顔になって嬉しそうでした。

鈴や、美麗さん手作りマラカスを持ち、みんなで合奏。

フルートの調べは、プレイルームがリラックスした雰囲気に。

一足二足早いクリスマスソングでしたが、本番まで長い期間楽しめていいね!と保育士さんからお言葉頂きました!

 

茨城県立医療大学附属病院 10月の活動 HAPPY HALLOWEEN!

10月の活動は、ハロウィンイベントに合わせ、ぴのこさんに来ていただきました!

ぴのこさんを見つけた子供たち。

面白そう。見たことない。怖い。風船持ってる。

顔から想像するに、こんな感じです。

泣きながら、手だけ差し伸べ、風船をもらう子もいました。

でも全然平気な子もいます。こんなにも違う受け取り方なんだと、自分の娘の小さい時を思い出してしまいました。

この姿、近くで見たことがないとびっくりしますね。でも、優しさを感じ取ってくれる子もいました。

ぴのこさんのパフォーマンスは、通る大人たちの足も止めて、皆さん見入っていました。声を出さず、擬音で表現する面白さは、想像力を沸きたてていました。

看護師さんをだましてみました(笑)みんな大笑いです。

手品を体験した子。まだ小さな子ですが、自分で車いすを運転し、近づいてきてくれました。

病棟から出られなかった子たちに、会いに行ったぴのこさん。

ご家族と記念撮影をしました!

ベッドから移動できないお子さんにも、お部屋に会いに行きました。

また来年も、院内イベントのお手伝いが出来たらと思います!

Happy Halloween!!

 

TSUTAYAララガーデンつくば店での広報活動を行いました。

9月16日秋の三連休、TSUTAYAさんの店舗スペース内にスペースをお借りして、広報活動を行いました。

茨城第一号のアーティストさかいかなさんは、この通称ララツタで子どもワークショップを開催しています。さかいさんのご紹介で、スマイリングの活動を知っていただける機会を、素敵な店内のララツタさんで出来るなんて感激です。

お子さんの絵本コーナーの近くに、ブースを作らせていただきました。

絵本コーナーの隣で、お子さんたちがたくさん来てくれそうです。

おしゃれに木があるんです。ベンチが周りに囲ってあり、素敵な場所です。

K店長。お世話になります。

さかいさんの「ちょうちょをつくろう!」で、このシンボルツリーの周りにちょうちょが飛びます~。

 

さて、いよいよ当日。

娘を連れて、いよいよTSUTAYAさんへ。

すでにさかいさんがスタンバイしててくれました。

なんと可愛いディスプレイ♪

子どもたちが、「何が始まるの?」と近づいてきてくれました。

さかいさんは、このTSUTAYAさんで子どもワークショップを担当しているので、

子どもたちの誘導はお手の物。

「好きな柄をちょうちょに書いてね~」と、あっという間に満席になりました。

私は、娘と一緒にパンフレットを保護者の方に渡して、活動の説明をさせていただきました。皆さん真剣に聞いてくださって、「私なんて、健康な子なのに何だかんだ文句ばかり言ってしまう。こんな活動されてすごいですね」とおっしゃっていただきましたが、それは私も長女を育てるのに悩まされているところです。なんて、話をしていたら、とても可愛いちょうちょたちが出来ました。

目が見えない事を話すと、近くまで来てくれてちょうちょを見せてくれました。

たった2時間程度の広報活動でしたが、ある男の子のお母さんが「実はうちも脳性麻痺で・・・」と話してくれました。1歳半の男の子は、しっかり座れずにはいましたが、しっかりお兄ちゃんのことを見て、手を伸ばし、自分もやりたいとアピールしていました。先の見えない子育てに不安なお母さん。声が震えて、頭から離れない思いが溢れてしまったようでした。「辛い時も多いけど、その分喜びが大きいよ。私も娘も、まだ発展途上だけど、一緒に頑張りましょう」と話しました。

そして、もう一人のお母さんは、「うちはもう亡くなったんです。」と話してくれました。嫁ぎ先で生まれた娘さんは、3歳で亡くなったそうですが、ほとんど自宅に帰れなかったそうです。病院が生活の場、学びの場、余暇の場、そして治療の場・・・・。「こんな活動があったら、苦しい入院でも楽しい時間を過ごせますね。きっと求めるご家族は嬉しいですよ」と励ましていただけました。

普通に暮らしているようで、色々な事情がたくさんあることは分かっていたものの、このように出会うことが出来て私にとって活力になりました。

また定期的に広報活動をさせていただきたい。

広報活動にご協力いただいたご家族へ、病棟の子どもたちには会えなくても支援の形、応援する気持ちをつなぎたいと思いました。