11月の活動は、トッテカルーソさんです。
大きなコントラバスは、子どもたちは未経験の音であろうと、活動をお願いする機会を窺っておりました。
この時初お目見えの絵本を披露してくださり、コーディネーターの五十嵐も、効果音で参加しました。
楽器が持てるお子さん、楽器を持つ事が困難な重症心身障害のお子さんは鈴付きのブレスレットを付けて参加型の絵本朗読会は、即興ではありましたが、みんなで一体感のある時間を過ごせました。
「私もコントラバスに触りたい!」と、お母さんもやってみました。長期入院や、入退院を繰り返す度に、子どもの時間だけでなく、親の時間も奪われます。新しい事に刺激を感じてくれたようで、アーティストさんも楽しそうでした。
小児病棟には、青春を楽しむべきZ世代。働き盛りであるはずのAYA世代が、看病のために、毎日子どもの治療に向き合っている。治療が大切な事だからこそ、息抜きも必要なのです。