初のオンライン活動 ハートっ子土浦 8月の活動

コロナ禍になり、約一年現場で活動ができない日が続きました。医療現場は、感染対策にそれぞれの現場での患者さんの守り方や実行する難しさに日々苦労していたように感じます。もちろん普通に在宅生活をする人にとっても、見えない敵ほど怖いものはありません。我が家も、自宅に篭っておりました。小児病棟では、場所によって、時間制限を設け保護者の見舞いを許すところがありましたが、一切できない病院もあります。なんと寂しいことでしょう。

その分、社会的に広がったのが、オンラインです。環境が整い、誰もが自宅で好きな時間に相手とやりとりができる。これまで、自宅から出られない事情の人にとって、素晴らしいツールではあります。

しかし、小児病棟で、Wi-Fi環境が許されるかというと、設置されている病棟は全国的にも珍しいはずです。スマホ依存や、医療機器のトラブルの原因いなりかねない。SHJでは、そこの課題は病院の問題であるため、口を出すことは叶わず・・・。それでも、東京の日大病院では、オンライン活動が始まったり、神奈川のこども病院でも始まったと聞くと、私は居てもたってもいられなかったです。県立医療大学付属病院に問い合わせてみたところ、環境設定が難しいとのこと。ハートっ子土浦では、Wi-Fi環境があるとのことで、必要なのは子供たちにも見やすいテレビでした。それも施設で用意ができるとのことで、話が実現できました。スタッフのスマートフォンから、zoomにアクセスしてもらい、テレビに繋げてもらいました。画面や、音量については、都内のSHJ事務局の設定などもあり、リハーサルを行って、当日のトラブルを最小限にしました。

こうしたきっかけ作りは、なんと楽しいことでしょう。ハートっ子土浦さんも、喜んでくれました。

事前の打ち合わせでは、メールでsatokoさんから「クイーカを作ってください」とのお話。久しぶりに、手作り楽器を試行錯誤しました。正しいものがわからない、一か八かでしたが、またこどもたちとの交流が持てる嬉しさで一杯でした。

オンライン当日、私は自宅のパソコンから参加しました。

竹籤を扱くと、キーコキーコと音が出ます。

スマホジとエビフライピー子のご挨拶からスタート。

お二人のMCは、まるで長者番組をみているかの如く自然でした。元気の良すぎるエビフライピー子!心の強さが感じられるスマホジ君は、これから何が始まるのだろうと期待感たっぷり。

SATOKOさんソルトをご紹介。

納豆の歌、手作りクイーカで「幸せならクイーカ鳴らそう」涙そうそう、サンバの歌、宮古島を感じさせてくれる歌の数々を披露してくださいました。

子ども達が終始笑顔でお体を横に動かしたり、私がクイーカを鳴らして、離れていても楽しいコラボができました。

SHJスタジオが宮古島になるくらい素敵な歌が聞けて、ハートっ子土浦のみんなも、そしてSHJのスタッフも癒されました。

パソコン画面の切り替えで、子供たちの表情もよくわかり、参加型の活動がスムーズにできたと思います。